診療科・部門

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地域連携・患者相談センター センター長:鈴木 裕介(病院准教授)

地域と連携を取り、患者さんの生活の質を重視する

医療・看護・介護において地域との連携をサポートする病院の中核部門です。


業務体制

多職種(医師2名、看護師8名、医療ソーシャルワーカー11名、がん相談員2名、苦情相談員4名、薬剤師1名、事務職員9名)で構成される横断的な連携部門で、地域と病院を繋ぐさまざまな支援業務を行っています。主な業務としては、患者さんの退院支援、地域からの患者さんの受け入れおよび紹介事務、患者さんのさまざまな相談事業、連携のための啓蒙プログラムの企画などです。

業務内容

退院支援業務は、地域支援看護師と医療ソーシャルワーカーが協同して患者さんの在宅療養、あるいは転院などの調整を行っています。病診連携室は、病診連携、病病連携(紹介、逆紹介など)に必要な連絡事務を担当しています。その他患者さんの療養に関するさまざまな相談業務や、療養に必要な医療福祉制度、社会資源の活用に関する情報提供および支援を行っています。

特色

地域との連携に必要なあらゆる機能に柔軟に対応するために、多職種が一体となり横断的な組織運営をしています。患者さんの生活者としての視点、生活の質を重視した支援体制をモットーとしています。

業務実績

退院支援件数は年々着実に増加しており、2022年度は年間1,854件の支援を行いました。地域の医療機関との連携推進のための登録医数/登録医療機関数も2023年3月時点で3,200を超えています。登録医を対象とした講演会/WEBセミナーの他、多職種による地域連携に関する研究会の開催、退院支援に関する院内勉強会も適宜開催しています。

その他の取り組み

地域との連携をキーワードにしたさまざまなテーマに関するシンポジウムやセミナーの企画、運営を行っています。