診療科・部門

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化学療法部 部長:安藤 雄一(教授)

がんの薬物療法の質の向上を目指して

がん薬物療法を専門とする部門です。外来化学療法室を中心に最適で安全な抗がん薬治療を行っています。


診療体制

がん薬物療法を専門とする専任医師が配置され、病院全体のがん薬物療法の質の向上を目的に、各診療科の医師、看護部、薬剤部と連携して診療を行っています。各診療科からのコンサルテーションに加えて、専用の入院病床も運用しています。

業務内容

消化器がん、乳がん、肺がんなど臓器別のがんを専門とする診療科と連携して診療を行いながら、外来化学療法室、緩和ケアチーム、化学療法レジメンの整備、抗がん薬の臨床試験、がんゲノム医療、がん薬物療法に関わる教育・研修などの業務を行っています。

特色

世界標準の抗がん薬治療を臓器横断的に実施するとともに、がんゲノム医療、がんによる症状や治療の副作用に対する緩和ケアを実践しています。新規抗がん薬の開発治験や、院内外の多職種を対象としたがん薬物療法の教育・啓発にも積極的に取り組んでいます。

診療実績

外来化学療法室では現在1日50件の外来化学療法を行っています。緩和ケアチームは2022年4月から2023年3月までに計292件の依頼に継続的に対応してきました。

専門外来

専門外来として腫瘍内科、がんゲノム医療、希少がんと緩和ケアを行っています。

その他の取り組み・研究

地域がん診療連携拠点病院とがんゲノム医療中核拠点病院としての業務を行っています。研究では大学院生を中心に抗がん薬の副作用の個人差に着目した研究を進めています。

関連リンク

地域がん診療連携拠点病院