診療科・部門

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先端医療開発部 部長:水野 正明(病院教授)

次代を担う新しい医療を開拓する先端医療開発部

次世代医療の開発を通して革新的医療技術創出拠点(臨床研究中核病院並びに橋渡し研究支援機関)の研究開発推進部門としての役割を果たします。


業務体制

名古屋大学医学部附属病院は、2018年8月に先端医療・臨床研究支援センターの発展的改組を行い、データ品質管理部門を独立させ、データセンターを新設、2センターからなる先端医療開発部を立ち上げました。

業務内容

先端医療・臨床研究支援センターは、「トランスレーショナルサイエンスとレギュラトリーサイエンスの協調を通じて次代の医療を開発します。」をミッションに掲げ、先端医療支援部門、臨床研究支援部門の2部門が設置されています。先端医療支援部門は、主に基礎研究からファースト・イン・ヒューマンまでのプロセスを担っています。一方、臨床研究支援部門は、主に臨床試験開始後のプロセスを担っており、可能な限りICH-GCP下で管理し、先進医療や医師主導治験の信頼性の確保に努めています。データセンターは、「データ品質管理を通じて、臨床試験の科学性ならびに信頼性を確保します。」をミッションに掲げ、研究者から独立した客観的な立場で、データ品質管理を通じて臨床試験の科学性や信頼性を確保することを目的に2部門が設置されています。モニタリング、データマネジメント、統計解析の機能を受け持つ専任の教職員を擁しており、臨床試験の立案計画への関与をはじめ、GCP・ER/ES指針に対応するEDCシステムの構築運用、モニタリングの実施や教育、統計解析の実施や報告書作成など様々な活動を行っています。

特色

名大病院は、2012年に橋渡し研究支援拠点、2016年に臨床研究中核病院、2018年にがんゲノム医療中核拠点病院そして2022年に文部科学大臣認定の橋渡し研究支援機関にそれぞれ選ばれました。また、名大病院は自らが核となり、中部11大学と3センターからなる中部先端医療開発円環コンソーシアムを組織し、他大学・他研究所との連携を強化して、先端医療を世界に届けようとしています。

関連リンク

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