名古屋大学医学系研究科 消化器内科学

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教室目標

診療:技術・知識を常に更新し、患者さんと向き合う診療を行う。
研究:失敗を恐れず、挑戦を根気よく継続する。
教育:社会から信頼される研究者・医療者を育成する。

医局長から入局希望の皆さんへ

2022年4月に川嶋啓揮先生が教授に就任され、新たなスタートを切りました。川嶋教授は胆膵疾患における第一人者であり、消化器内視鏡を学ぶには非常に優れた環境であると思います。また、消化器疾患は多臓器にわたりますが、当科は消化管、胆膵疾患、肝臓のグループを有し、各々がその臓器に特化した臨床・研究を進めています。
一方で共有のテーマである腸内細菌叢や腫瘍学に関してはグループ間で情報を共有し多角的な観点からもアプローチしています。特に腸内細菌叢は消化器疾患のみならず脳神経疾患、精神疾患、心疾患、糖尿病などとも関連しており、広がりのある研究分野と思います。将来、研究者になりたい、臨床を追及したい、また腹部超音波や経鼻内視鏡を勉強しクリニックを開業したい先生方にとっても魅力のある分野だと思います。入局時期は卒後2-4年目が一般的ですが時期は問いません、是非入局をお待ちしております

消化器内科の関わる領域

手に職を持つ目指して

画像診断、内視鏡治療、化学療法など開腹手術を要する治療以外のあらゆる腹部の検査・治療が守備範囲です。どの検査、治療手技も奥が深く、技術の進歩も早いため簡単に極めることはできません。一方でいつまでも自分のスキルが向上していることが実感できる、それがモチベーションの維持につながっていると思います。

名古屋大学の強み

当科は消化器のすべての疾患の診療を日本のトップレベルの知識と技術で行っています。医局員を消化管(上部、下部)、肝臓、胆膵の3グループに分け、臨床では上部、下部、胆膵グループは、主に新しい内視鏡診断・治療技術の導入と開発、肝臓グループではウイルス肝炎、肝硬変、肝癌の新規治療に取り組んでおります。また、研究では、各グループの研究に加えて、栄養あるいは腸内細菌の研究に関しては、小腸や大腸のみでなく膵臓、肝臓を含めた多臓器から取り組んでいます。このように当科では今までの伝統をさらに発展させた臨床・研究、あるいは新しく立ち上げた臨床・研究に若い医師が積極的に取り組んでいます。更にグローバル化の一つとして2012年よりメコン5か国(ベトナム)、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマー)での内視鏡技術向上のために、内視鏡トレーニングセンターなどを設立し国家プロジェクトとして貢献しておりますし、外国との共同研究も積極的に行っております。

圧倒的な症例数と充実した関連病院

  • ・名古屋大学消化器内科関連施設には数多くの学会認定教育施設があります。消化器病学会、消化器内視鏡学会などの専門医については帰局前あるいは在局中にほとんどの医師が取得しています。
    また、大学が中心となり関連施設と協力して年に2回、5年目までの医師を対象としたセミナーも行っています。
  • ・全国学会、国際学会での発表も若いときから可能です。
  • ・留学は望ましいと考えており、希望、条件など相談の上、豊富なネットワークから紹介することが可能です。
  • ・大学病院、関連施設ともに圧倒的な症例数があり(そのために非常に忙しいですが・・・)、また、多くの頼りになる指導医がいるため多数の症例を経験することが可能です。

女性医局員から見た魅力

ライフステージに合わせながらキャリアを継続できるように大学院生活をサポートしていきます。消化器内科の業務は多岐にわたるため、上部消化管内視鏡検査、腹部超音波検査などの基礎的な手技を習得してしまえばライフステージにあわせた業務の選択が可能です。
例えば育児が大変な時期などは、時間外労働のない検診での検査・読影を中心とした業務を中心に仕事を続けることでキャリアの継続が可能となると考えます。

しかし大学院で学ぶことや専門医の取得などには多くの課題があるため、全国的に大学院進学が避けられてしまうことが多いです。名古屋大学消化器内科の医局の特徴である大学院生が多いメリットを生かして臨床を助け合うなどできるだけ大学院での研究・臨床をサポートしていきます。またできる限り専門医が取得できるようにサポートしていきます。大学で研究を継続する希望のある方も積極的に歓迎しています。