1年次の推薦入学者を対象とした特別カリキュラムです。セミナーでは論文の読み方やプレゼンテーションの仕方について学びます。基礎医学体験実習、ラボツアー、研究体験コースでは研究室の見学と体験を、メディカルサイエンスカフェでは名古屋大学医学部の各研究分野で活躍中の教員や上級生と語り合います。医学研究の内容や研究者のキャリアパスについて知識を深め、自分の希望に合った研究室を見つけて下さい。基礎セミナー以外はその他の研究を志向する学生も自由に参加出来ます。
研究室に所属して、研究活動を行っている学生を支援します。学会参加や海外派遣などについて費用のサポートを受けられます。上級生による報告会では研究発表やディスカッションを行います。全国学生リトリートでは、全国の医学部生と合宿を行います。また、学会参加や海外派遣などについて費用のサポートを受けられます。学生同士で切磋琢磨することで、知見を広げリサーチマインドを涵養します。
基礎医学の講義・実習を終えた3年次後期の約半年間にわたり、通常講義はなく研究活動に専念します。指導教員から少人数教育を受け第一線の研究現場を実践的に学ぶことで、新たな医学知識がどのように生み出されるかを経験し、リサーチマインドを涵養します。セミナー終了後は、全員が口頭またはポスターによる成果発表を行い、優秀者は海外の学会等へ派遣される機会もあります。
研究志向の高い学生が大学院に進学し、早期に医師免許と医学博士号が取得できるコース。医学科4年(5年も可)を終えて基礎・統合医薬学領域の博士課程大学院に入る「Plan A」と、医学科卒後5年間の期間に、臨床研修と博士課程大学院を終える「Plan B」があります。どちらも月に25万円から30万円の奨学金(返還不要)の選考対象となります。学部生として研究を続けながら大学院の単位も取得できるMD・PhDプレコースも準備しています。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアの大学医学部や医科大学に、最終学年の希望者十数名を約1~3ヶ月間派遣する制度。米国、ドイツ、ポーランド、オーストリア、スウェーデン、オーストラリア、英国、中国・台湾など世界でも有数の大学が派遣先となります。現地病院の病棟で、実際に受け持ち患者のケアに参加するなど現地学生と同様に医療スタッフの一員として臨床実習を体験できます。