医学系研究科は、3月18日(火)、名古屋大学の鶴舞キャンパスにおいて、神経疾患と腫瘍等に関する合同シンポジウムを開催し研究発表を行いました。これは、同大学医学部と最新の学術的交流を図り、今後の共同研究の進展を目的として開催されたものです。シンポジウムは、髙橋雅英医学系研究科長のシンポジウムへの期待を込めた歓迎の挨拶で幕を開けました。
アデレード大学からはジャスティン・ベルビー健康科学部長ら5名が、フライブルク大学からはハンス・ヨハン・シーバー学長ら4名が参加し、幅広い分野について様々な角度から発表が行われました。当日は、本学の大学院生、研究者をはじめとする多くの人々が参加し、熱心に研究発表に耳を傾けていました。研究発表後には、活発な質疑応答が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。
翌19日(水)、20日(木)には、同じく名古屋大学の鶴舞キャンパスにおいて3大学合同学術協力会議が行われ、医学部生の交換留学、大学院生の共同研究指導、共同研究の可能性を探る大学間協力体制について活発な意見交換が行われました。それに引き続き、3大学間で医学博士号授与に関する共同教育プログラム等を含む覚書に調印しました。
今回のシンポジウム及び会議を機に、3大学間の教育研究に関する交流がより一層促進されることが期待されます。
開会の辞:髙橋雅英医学系研究科長
来賓挨拶:Prof. Justin Beilby: Executive Dean (アデレード大学)
Prof. Michael Wirsching: Chairman, Director of International Affairs (フライブルク大学)
濵口道成名古屋大学総長
研究発表
Session 1: 腫瘍1
Session 2: 腫瘍2
Session 3: 精神腫瘍
Session 4: 神経科学