10月17日(月)から18日(火)の2日間、オーストラリアのアデレード大学において、第5回アデレード大学、フライブルク大学、名古屋大学国際共同シンポジウム及び合同学術協力会議を開催しました。同シンポジウム及び合同学術協力会議は、医学分野における3大学間の共同教育プログラム、共同研究のさらなる発展を目的として、毎年各大学持ち回りで開催されているものです。
シンポジウムでは、まずアンドリュー・ザネッティーノアデレード大学教授の挨拶の後、髙橋医学系研究科長をはじめとする合計13名の研究者が、腫瘍学、神経学、循環器学、老年学、公衆衛生学の各分野で研究発表を行いました。発表後は大学の枠を越えて活発な議論が行われ、今後の共同研究の可能性を探る上でも素晴らしい情報交換の場となりました。翌日には、6名の研究者による研究発表や、3大学関係者による合同学術協力会議も開催され、今後の学術交流における方向性や課題について議論が行われました。
また、昨年から3大学の学生による発表も行っており、本学からは2名の学生が参加しました。学生はアデレード大学の研究室で2週間滞在し、海外での研究活動を体験しました。
今回で5回目ということもあり、打ち解けた雰囲気の中、教員はもちろん、学生レベルにおいても深い信頼関係が築かれました。今後の3大学間における研究交流の更なる発展が期待されます。