診療科・部門

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中央感染制御部 部長:八木 哲也(教授)

感染症診療支援と感染管理を一手に引き受けるスペシャルチーム

当院において組織横断的な感染制御活動を行いながら、国公立大学附属病院感染対策協議会の事務局としても活動しています。


診療体制

医師6名(うちICD4名)、看護師4名(うち感染管理認定看護師2名)、事務員1名の中央感染制御部員に加え、微生物検査技師2名、薬剤師4名、さらに微生物学研究者など様々な診療科、職種のメンバー総勢31名からなる感染対策チームにより感染症診療支援、感染対策、および予防接種業務(外来週1回)を行っています。2018年度からは抗微生物薬適正使用支援チームを発足させ、抗微生物薬適正使用に関する取り組みを強化しました。また、国公立大学附属病院感染対策協議会の事務局としての統括業務も行っています。

対象疾患

薬剤耐性菌や各種医療関連感染症のサーベイランス、感染対策の立案と実践、難治感染症症例のコンサルテーション、抗微生物薬適正使用の推進、職業感染対策(針刺し・血液曝露対応、ワクチン接種など)です。

特色

チームワークの良さを生かして、当院の感染制御活動(感染症診療支援・感染管理)を職種横断的に行っています。微生物検査室との連携により臨床微生物学的な情報を有効かつ迅速に臨床現場に還元しています。

診療実績

内視鏡管理一元化、予防接種外来、インフルエンザや薬剤耐性菌感染症などの感染対策(院内での対策の策定と地域でのリーダーシップ)、難治感染症症例コンサルテーションや血液培養陽性症例への診療支援(年間1,000例以上)などを行っています。病院内外でのCOVID-19対策でも大きく貢献しました。

先進医療・研究

薬剤耐性菌感染症および抗酸菌感染症の臨床的・細菌学的研究を行っています。また医療関連感染症及び抗菌薬使用についての疫学的調査研究を行っています。

関連リンク

国公立大学附属病院感染対策協議会ホームページ