名古屋大学大学院医学系研究科 糖尿病・内分泌内科学

医局員の体験談

大学院体験談

津村 哲郎(大学院生)

私は現在卒後9年目で大学院3年生です。東京の杏林大学出身で、母校附属病院で初期研修を修了、その後も糖尿病・内分泌内科医として勤務しておりました。専門的な経験を積む中で、下垂体および基礎研究への興味が目覚め、研究ができる環境を探し病院見学に伺ったことを昨日のことのように思い出します。縁もゆかりもなかった私を同志として受け入れてくださった教室の皆様に深く感謝申し上げます。

大学院では、家族性中枢性尿崩症という遺伝疾患のモデルマウスを活用した研究を行っていますが、病態に関連するホルモンの他にも、神経細胞が傷害される過程など幅広いテーマにつながった研究が可能です。研究グループの先輩方の成果も定期的にミーティングで知る機会があり、いつも印象的に感じております。まだまだ要領が悪く、よくご迷惑をおかけしていますが、やりたいことが思い切りできる環境を楽しんでいます。

大学院生は病棟や外来の業務をサポートする機会もあり、臨床を忘れてしまわないような良いバランスで時間を使っています。ほかに外部の市中病院や診療所での勤務もあり、地域医療や予防医学への貢献と生計を立てることとを兼ねています。

ホルモンは身体機能や代謝、行動選択など幅広い現象に関与しており、人生を変える可能性もある物質と考えています。ホルモンが回り回って人生にどう影響するのか、何かしらの視点で説明できたら非常に面白そうと感じており、そのヒントがここでの生活にはあると思っています。

多種多様なモチベーションを持った医局員が在籍されていますので、多くの人にとって「やってみたい」を叶えられる貴重な場所だと確信しています。

山上 綾菜(大学院生)

私は現在卒後7年目で大学院2年目です。名古屋第二赤十字病院で初期研修及び後期研修期間を過ごし、その後名古屋大学に帰局しました。

大学院1年目は臨床医員として大学病院の入院や外来などの診療業務を行っていました。症例数が少なくあまり実際に経験したことのなかったような内分泌疾患や、大学ならではの難しい背景を持つ多数の糖尿病症例を担当しました。診断や治療方針について迷う場合も、毎週の教授回診や臨床カンファレンスで、有馬寛教授をはじめ教員の先生方にご指導を頂きながら、診療に従事することができました。経験豊富な先生方からのアドバイスを今後の診療に活かしていきたいと考えています。

また、大学病院での診療以外にも、関連病院などで週に複数回外勤業務も行っていますが、各病院や地域において求められる役割も異なり、患者さんにはどのような治療がよいかを考えながら日々の診療に取り組んでいます。

今年度からは大学院生として研究が主となります。

大学院では現在、肥満症、中枢性尿崩症やSIADH・下垂体炎に関する基礎研究のみならず、免疫チェックポイント阻害薬の内分泌障害や、2型糖尿病患者の行動変容を介する改善効果の研究等様々な臨床研究も行われています。

糖尿病、内分泌のどちらの領域においても、研究を介し医師としてさらなる研鑽を積むことができ、またその経験が今後の臨床につながる貴重なものになると考えています。

医員体験談

大塚 晴佳(臨床医員)

私は現在卒後7年目で昨年度より臨床医員として名古屋大学に帰局しました。

大学病院での勤務では、入院や外来などの診療業務を行っています。これまで勤務していた市中病院ではあまり出会ったことがない性腺疾患などの内分泌疾患や、大学病院ならではの背景を持ち、他科との連携を必要とする症例を多く担当させていただきました。

時には治療方針に迷うこともありますが、医局会や教授回診・臨床カンファレンスでは、有馬寛教授をはじめ教員の先生方から様々なご意見をいただける環境が整っています。それ以外にも、いつでも教員やシニア医員の先生方に相談させていただける恵まれた環境であると感じています。

大学病院以外での業務として、関連病院などで週に数回の外勤業務も行っています。大学病院とは違う環境で地域医療や患者診療にあたり、自分自身の知見を深める良い機会だと思っています。

大学病院での勤務を開始し一年が経過しましたが、日々充実した生活を送ることができています。

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