当教室は1988年に開始したわが国の代表的ながんコーホート研究である
JACC studyの事務局を担当してきた。この多施設共同コーホート研究は多くの成果が集積されており、参加研究グループの協力で現在論文化されてきている。頻度の高いがん(肺がん、胃がん、乳がん、大腸がん、前立腺がんなど)と生活習慣との関連を検証すると共に、参加時の血清を用いてIGF1、IGF2、IGFBP3などの生体指標との関連を検討している。
更に、平成17年度から文部科学省の研究費による遺伝子型検討を含めた第2次の多施設共同がん大規模コーホート研究(J-MICC Study)が開始され、研究の中央事務局を担当している。
http://www.jmicc.com/