お知らせ

令和2年度サマースクール「脳とこころの研究センターの仲間と進めた脳内回路の可視化研究:過去、現在、そして未来」開催報告

2020/07/20

日時:2020年7月15日(水) 17時30分~19時

場所:基礎研究棟3階 第一講義室

講師:渡辺宏久 先生(藤田医科大学 脳神経内科 主任教授)

題目:脳とこころの研究センターの仲間と進めた脳内回路の可視化研究:過去、現在、そして未来(Visualization research of brain circuit advanced with colleagues of the brain and mind research center: past, present, and future)

司会:尾崎紀夫 先生(名古屋大学大学院医学系研究科 精神医学・名古屋大学脳とこころの研究センター)

参加者:合計133名 会場参加者73名(関係者含む)Web参加者60名(うち大学院生受講確認メッセージ送信者29名)

プログラム詳細:令和2年度 脳とこころの研究センター サマースクール開講通知.pdf

 

 一昨年まで脳とこころの研究センターの特任教授をされていた渡辺先生より、当センターの発足の経緯から最近の研究成果、更に今後の展望についてご講演いただきました。コロナ対策でアクリル板越しでマスクをつけたままでしたが、人を惹きつける魅力的な話しぶりは健在でした。脳神経回路の最先端の解析から得られる複雑な結果に対する大胆な仮説、加齢変化とconnector hubの話、パーキンソン病をはじめとする各疾患において病態を反映するネットワークの話など、渡辺先生の今までの幾多の成果が凝集された、濃厚な一時間でした。会場とwebと両方参加できるhybrid型の開催形式でしたが、大きな問題もなく、一席ずつ空けた会場も満席となり、過去最大級の大変盛況な会となりました。

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