HOME > 入局者募集 > 呼吸器外科医局紹介とキャリアパス
A.関連病院での卒後初期臨床研修で研修医に期待していること及びサポート体制
臨床教室として卒後臨床教育を最重要と考えています。卒後初期臨床研修は呼吸器外科専門医になるための基礎であり、まず、各分野にわたり十分な臨床経験を積むことが重要です。呼吸器外科専門医を取得するためには外科専門医の取得が必須であるため、卒後初期臨床研修中に外科専門医登録を行い、外科系初期研修を開始することが肝要です。卒後初期臨床研修中には、広い分野にわたり基本的な知識・技術を十分に習得することが必要となります。
十分な初期臨床研修の後に後期研修を行うことになりますが、医局としてはまずは、一般外科、心臓血管外科、小児外科など幅広く習得できる施設と提携し、その施設内で外科系後期研修医として勤務できるようにサポートしています。
B.名大病院研修に対する取り組み(必要性、メリット、医局としてのサポート体制など)
名大病院の初期臨床研修体制の拡充に伴い、関連施設での初期臨床研修と同様に名大病院での初期臨床研修を勧めています。名大病院での研修終了時には関連病院での外科系研修を斡旋しているため、関連病院での初期臨床研修との差異は生じないようにしております。若手医師に対しては複数施設での研修が好ましいと考えておりますので、関連病院での初期臨床研修終了時にも他施設への異動はあり得ます。情報豊かな名大病院での初期臨床研修は、多くの呼吸器外科医との交流、教室関連行事への参加、研究活動への参加など多くのメリットがあると思いますし、入局する先生方の将来の財産ともなると思います。
A.2年間の初期研修終了後の進路(貴医局で一般的なルールやコースなど)
教室または教室関連施設で研修を行うことになります。外科系研修を優先し、外科専門医の取得を第一としております。次いで呼吸器外科研修を行い、原則として外科専門医取得後に大学院生として帰局していただくことが多くなります。学位、外科専門医、呼吸器外科専門医、指導医等の取得のためのプログラムを個人の希望に合う様に相談して決定するようにしています。
B.勤務先の病院の決め方について
卒後10年までは卒後教育期間と想定し、複数の関連病院と大学院で症例数および診療内容、研究などについてのバランスの取れた研修を行うよう努めています。
C.国内・国外へ留学希望者に対する取扱い
国内・国外への留学希望者は、相談の後に個々の希望に沿う様に留学先を斡旋・紹介します。