「肺という生死に関わる臓器を対象とし、技術的にやりがいのある手術ができる」「専門性が高い」
呼吸器外科の印象を聞いたとき、よく使われる表現です。
確かにそのとおりで、呼吸器疾患で外科治療が必要となればいろいろな職種から頼りにされるのが呼吸器外科です。しかも呼吸器外科で扱う疾患のうち最も重要な肺癌の患者さんは増え続けており、これからも需要が減ることはなさそうです。しかし、当科ではまだまだ人員が足りていません。われわれは呼吸器外科医として一緒に修練し、そしてこの地域のために役に立ちたいと思っているみなさんを募集しています。卒年に関する制限はありませんし、出身大学も問いません。これまで他医局で何年か過ごした後、当医局に変わった先生もたくさんいます。

医局の魅力といえば、とにかく「多様な人材」ということに集約されると思います。技術的な手ほどきだけではなく、医師として、社会人として成長するには、多様な考えの大人（先輩）たちに触れることが良好な人格形成において有用です。また、単一の施設で経験できることは限られていますので、特に若い時期はいくつもの病院で診療経験、社会経験を積むことが後の成長につながると思います。呼吸器外科で言えば、手術は開胸からロボットまで多様化しており、どんな立派な病院でも一施設だけで完結することは困難です。多くの関連病院での研修機会を利用し、同じ志を持った仲間と共に歩むことは大きなメリットです。

女性医師も歓迎します。名大呼吸器外科と関連施設ではすでに複数の女性医師が活躍しています。医局はみなさんのライフプランを尊重し、長く働くことができるようサポートします。

名大呼吸器外科をもっと知りたいと思う方あるいは入局を考えている方などはどうぞ遠慮なく名古屋大学呼吸器外科医局：052-744-2375までご連絡ください。一人でも多くの先生が我々の仲間となり、地域の、日本の呼吸器外科診療を支える一員となってくれるのを歓迎します。