大幸研究について

10万人を対象にした大規模長期追跡調査である、日本多施設共同コーホート研究(J-MICC Study)に参加する名古屋大学大学院医学系研究科予防医学の研究グループが行う研究のことです。

J-MICC Study 大幸研究のあゆみ

2008年6月
ベースライン(第一次)調査開始
2009年6月
第1回 説明会/中間報告会
2010年5月
ベースライン(第一次)調査終了
2014年1月
第二次調査(対面調査)開始
2014年12月
第二次調査(郵送調査)開始
2014年12月
第二次調査(対面調査)終了
2015年3月
第二次調査(郵送調査)終了

研究実施組織

  • 名古屋大学大学院医学系研究科 予防医学
    研究責任者: 田村高志(2019年~現在)、若井建志(2018~2019年)、内藤真理子(2013~2018年)、
           浜島信之(2005~2012年)

研究デザイン

研究の目的

生活習慣、血液成分、尿成分、遺伝子型などを調べることで、がんを中心とした生活習慣病の原因について、生活習慣と体質(遺伝的体質を含む)の関連を検討します。

調査方法

2008年から2010年に名古屋市在住で、名古屋大学医学部保健学科(旧・大幸医療センター)に来院された35歳~69歳の方を研究参加者としました。

これまでに第一次調査と第二次調査を実施しました。

今後ひきつづき、研究参加者の方の健康状況を2024年度(2025年3月)まで追跡調査する予定です。がんにかかったかどうかについては愛知県がん登録と照合し、死亡された方には死亡診断書にもとづく死因調査を実施します。

大幸研究独自の研究とJ-MICC Study参加地区全体の研究

大幸研究に参加された方々のデータと血液の一部は、匿名化の後、J-MICC Study中央事務局に輸送されます。

J-MICC Studyでは、大幸研究の調査情報と日本の他地域で行われている研究に参加された方々の調査情報を合わせて、がんやその他の生活習慣病および寿命に関係する体質や生活習慣の解析をしていきます。