分子細胞化学・機能分子制御学

主な研究内容

 私達は、癌および神経変性疾患の発症と病態の進展に関わる分子とその翻訳後修飾に着目し、分子機能と制御機構に基づく新しい治療法の開発を目指しています。とくに細胞膜表面に発現する受容体タンパク質やそのリガンド、そしてそれらを修飾している糖鎖の構造と機能に焦点をおいて、生化学的、分子生物学的、細胞生物学的解析を進めています。また、糖修飾の生物学的機能の解明をめざして、糖鎖改変マウスや糖鎖レポーターマウスを作製し、生体内での糖鎖発現変化の解析と表現型解析を行っています。このような個別の糖鎖解析と同時に、細胞レベル、生体レベルでの統合的な糖鎖情報を取得するために必要な技術基盤の整備を目指しています。

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