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はじめに

脳の中では、膨大な数の細胞が複雑な回路を形成しています。この回路は、「他の細胞からの入力信号を統合し、活動電位に変換して接続先の細胞に信号を出力する」という神経細胞の基本特性によって成り立っています。それぞれの細胞の形態や回路素子としての機能は実に多様で、この多様な細胞個性の連携によって脳機能が支えられていると考えられていますが、その実態は多くが謎のままです。複雑な回路のなかを、どのように信号が伝わることで高度な情報処理を実現しているのでしょうか?また、細胞たちはどうやって機能的な局所回路をつくりだしているのでしょうか?私たちの研究室では、聴覚の神経回路を対象に最新の研究手法を駆使した多面的な解析を行うことで、これら「脳の形成と動作の核心原理」に迫ることを目指しています(研究概要)。

研究室では一緒に研究をしてくれる大学院生を募集しています。興味のある方は、是非気軽にご連絡下さい (大学院生募集)。

新着情報


  • 2024.2.17
    杜(ト)さんが 第5回CIBoGリトリート で 動画賞 を受賞しました

  • 2023.10.1
    深谷さんが 助教として着任しました

  • 2023.8.1
    古道さんが 第46回日本神経科学大会 で ジュニア研究者ポスター賞 と 適応回路研究の新潮流に挑む若手研究者の集い 優秀発表賞 を受賞しました

  • 2023.3.16
    古道さんが 日本生理学会 第100回記念大会 で 最優秀学部生ポスター賞 を受賞しました

  • 2023.2.7
    イスラットさんと安達先生の論文が J Neurosci誌 の 注目論文に選ばれました


  • 2023.1.1
    山田先生が 北里大学生理学講座 の 教授 に栄転されました

  • 2021.11.24
    山田先生の論文が Sci Adv誌 に掲載されました

  • 2021.10.27
    モハメドさんの論文が J Neurosci誌 の表紙を飾り、今週の論文に選ばれました

  • 2021.8.27
    本原さんが 第44回日本神経科学大会 でポスター育成賞を受賞しました




  • 2020.2.28
    江川先生、関川さんが NIKON JOICO AWARD 2019 の特別賞を受賞しました

  • 2019.3.31
    古田さんが FAOPS 2019 で JGP Poster Award を受賞しました






  • 2015.11.19
    AIS可塑性に関する論文が Nat Commun誌 に掲載されました

  • 2013.10.04
    教室のウェブページを公開しました