投 稿 規 定
【重要なお知らせ】投稿規定 Ⅱ 投稿の方法 を改定しました(紙媒体の提出が不要になりました)(2024.08.28)
(2024年8月28日改定)
I ジャーナルの基本方針
- 1.掲載論文の種類は、医学ならびにその関連分野の招待論文、総説、原著、シンポジウムレポート、短報、ノート、症例報告、仮説論文、医用画像紹介 (Medical Image at a Glance) 、ビデオおよび告示とする。
- 2.論文は英語で執筆するものとする。投稿前に、専門的な知識を有するネイティブ・スピーカーによる英文校正を受けていること。また、編集委員会からの指示があれば再度英文校正を受けなければならない。
- 3.論文の採否は審査員の審査を経て、編集委員会で決定される。既に他誌に発表した原稿や、投稿中の原稿については受理しない。ただし、抄録として発表したものはこの限りでない。
- 4.論文の版権は、依頼原稿も含めて、掲載の決定と同時に、すべて名古屋大学医学部に属することになる。したがって、その一部、若しくは全部を転載しようとする場合は、著者はあらかじめ編集委員会の承認を得なければならない。
II 投稿の方法
- 1.原稿は、以下の宛先へカバーレター、タイトルページ、要旨、本文、図表等すべての電子ファイルをメール添付にて送付すること。なお、電子ファイルにはパスワードを設定するものとし、設定したパスワードは、電子ファイルとは別のメールで下記まで送付すること。
- 2.投稿された論文に研究不正(捏造、データ改ざん、二重投稿、剽窃など)の疑義がある場合、予備調査を実施する。調査の結果、研究不正が発覚した場合は、責任著者の所属機関および資金提供機関に通報し、不正の内容によっては問題となった著者からの投稿を1年以上受付けないこととする。
- 3.人を対象にした研究については、ヘルシンキ宣言(1964年承認、2013年修正)、人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(2021年施行、2023年一部改正)等を遵守したもので、かつ所属機関等の倫理審査委員会によって承認されている必要があり、その旨を論文中に明記しなければならない。動物実験も同様に、動物実験委員会で承認されていることを明記する必要がある。
(参考)
人を対象とする生命科学・医学研究に関する倫理指針:
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/index.html#m-naAncTarget01
III 原稿の構成及び調整
- 1.原稿は以下の内容で構成される。A、E、Fはそれぞれ本文等とは別のファイルとして提出すること。
A. カバーレター
B. タイトルページ
C. 要旨
D. 本文
E. 表
F. 図 - 2.原稿は名古屋ジャーナル規定に従い調整する。使用するフォントは表を除いて12ポイントのTimes New Romanとし、ダブルスペースで作成すること。
- A.カバーレター
安藤雄一編集委員長宛とし、論文の要点、投稿カテゴリー(招待論文、総説、原著、シンポジウムレポート、短報、ノート、症例報告、仮説論文、医用画像紹介、ビデオ及び告示から選択)のほか、筆頭著者及び責任著者が日本人の場合は、漢字氏名を記載すること。 - B.タイトルページ
以下の内容を記載する。1. 論文表題表題は簡潔だが結論を反映した情報を含むものとし、しかも索引として役立つキーワードを用いて書くこと。略語は使用してはならない。ランニングタイトルは語間のスペースをも含めて40字以内で書くこと。
2. ランニングタイトル
3. 全著者名(フルネーム)及び所属
4. 責任著者名、学位、所属、連絡先(郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスなど)
5. 著者全員の名字
責任著者はMDまたはPhDの学位を取得していることが望ましい。責任著者の連絡先メールアドレスは所属先機関のアドレスを推奨する。 - C.要旨
以下の内容を記載する。1. 論文要旨(構造化されていないもの)論文要旨にはページ番号と行番号を付与すること。論文要旨は250語以内からなる一節とし、略語を使用してはならない。略語は原則として本文中で5回以上出現する語句に対して使用するものとし、キーワードの次にフルスペルとともに記載する。
2. キーワード(5個以内)
3. 略語 - D.本文
本文は以下の内容で構成される。1. 表題
2. 本文
3. 謝辞・利益相反・助成
4. 引用文献
5. 図の説明
本文にはページ番号と行番号を付与する。本文は、序論、実験材料と方法、結果、考察及び謝辞・利益相反・助成に分けて書くこと。原則として、本文は引用文献を除き、4000語を超えないものとする。本文中の略語は初出時にフルスペルを記載し、定義する。図表は本文中には挿入せず、本文中の図・表の挿入個所に[Table 1], [Fig. 1]などと記載する。
全ての著者は、利益相反を引き起こす可能性がある、いかなる財政支援や関係も開示すること。
ヘディングタイトルは第3レベルまで使用できる。第1レベルのヘディングタイトルは太大文字で中央に書くこと。第2レベルのヘディングタイトルはヘッドライン・スタイルで、左端から書き、イタリック体とする。第3レベルのヘディングタイトルは、パラグラフの先頭に太字のセンテンス・スタイルで記載し、ピリオドを付ける。
イタリック体とする語句には下線をひかない。一般的なラテン語(etc やibidなど)はイタリック体とせず、ピリオドも省略する。ただし、sicはイタリック体とする。
各種の単位は、メートル法を用いる。
文法上正確な英語の記載方法については、The Chicago Manual of Style (17th ed.) および AMA Manual of Style (11th ed.)を参照すること。- E.表
表は一つの電子ファイルにまとめて提出する。10ポイントのTimes New Romanフォントでシングルスペースを使用する。表ごとにページを改め、A4縦に収まるよう調整すること。縦罫線と網掛けは使用しない。各表のタイトルは「Table 1」、「Table 2」のように通し番号を付け、表の上部に記載する。表中で用いた略語は表の下に記載する。脚注は略語の下に肩付き小文字を文頭に置いて記載すること。- F.図
図は一つの電子ファイルにまとめて提出する。図ごとにページを改め、A4縦に収まるよう調整すること。図は「Fig. 1」、「Fig. 2」のように通し番号をつけ、データや内容を端的に示すタイトルを付ける。個々の図の説明は分けて記載し、簡潔なものとする。複数パートから成る図は、データや内容を端的に示すタイトルを記載した上で、各パートラベル(Fig. 1A, Fig. 1B, Fig. 1C 等)に続けて説明を簡潔に記載する。
略語を用いる場合は、図の説明の最後に記載する。脚注はなるべく用いず、図の説明に組み込むのが望ましい。ただし、脚注を用いる場合は、文頭に肩付き小文字を置いて、略語の下に記載する。IV 引用文献
- 1.引用文献はthe Journal of the American Medical Association (JAMA).の様式に従う。AMA Manual of Style: A Guide for Authors and Editors, 11th Edition (2020), 及び papers from the latest issue of JAMAを参照のこと。
(参考)
JAMA投稿規定:
https://jamanetwork.com/journals/jama/pages/instructions-for-authors#SecReferencesAMA Manual of Style (有料) :
http://www.amamanualofstyle.com/Concise summaries of JAMA’s citation and reference style:
http://guides.lib.uw.edu/c.php?g=99161&p=642281 - 2. 引用例
- A. 雑誌論文
- ・Wildin RS, Ramsdell F, Peake J, et al. X-linked neonatal diabetes mellitus, enteropathy and endocrinopathy syndrome is the human equivalent of mouse scurfy. Nat Genet. 2001;27(1):18-20. doi:10.1038/83707
- ・Morrison G, Van Langenberg DR, Gibson SJ, Gibson PR. Chronic pain in inflammatory bowel disease: characteristics and associations of a hospital-based cohort. Inflamm Bowel Dis. 2013;19(6):1210-1217. doi:10.1097/MIB.0b013e318280e729
- B. 図書
- ・Bickley LS. Bates' Guide to Physical Examination and History Taking. Wolters Kluwer Health/Lippincott WIlliams & Wilkins; 2013.
- ・Lunney JR, Foley KM, Smith TJ, Gelband H, eds. Describing Death in America: What We Need to Know. National Cancer Policy Board, Institute of Medicine; 2003. Accessed March 5, 2019. https://www.nap.edu/read/10619/chapter/1
- ・Cohen M. Chronic and Acute. In: Sapphire P, ed. The Disenfranchised. Baywood Publishing; 2013: Chapter 12.
- C. Webサイト
- ・World Health Organization. Philippines: Assistance and response after Typhoon Haiyan. World Health Organization. November 2013. Accessed March 1, 2019.
http://www.who.int/features/2013/philippines-typhoon-haiyan/en/index.html
著者が6人までの場合は、すべての著者を記入する。7人以上の場合は、最初の3人を記入し、4人目以降は et al. とする。
DOI(Digital Object Identifier)が付与されている文献を引用した場合は、DOIも併記する。Webサイトは、アクセス日を記入する。V 医用画像紹介(Medical Image at a Glance)
医用画像紹介は、教育に有用な、典型的だが入手が難しいあらゆる医用画像を含むコメンタリーとし、以下の内容で構成される。
・1枚もしくは2枚(複数の画像の組み合わせは可)の高解像度の画像
・タイトル
・医学的背景や画像の重要性に関する記述を含む800語までの本文
・引用文献(20件以内)要旨はつけない。画像の影響度や希少性、健全な教育の質の判断基準を示すほか、該当する場合は、予め患者から出版許可を得ておくこと。
VI 編集上の方針
提出された原稿は、まずその型式が名古屋ジャーナルの規定に合っているか否か点検した後、名古屋大学医学部所属の審査員2 名による審査を受ける。審査員の評価によって、そのまま原稿が受理されるか、または修正、あるいは不採用により著者に戻されるかが決定する。修正した原稿の提出に際し、著者は査読者の指摘1つ1つに対してどのように対応したのかを明記したカバーレターをつけ、本文中の変更はすべて赤字で示すこと。
VII 校正
著者校正は2校までとする。ただし、新たに文字、文章等を挿入してはならない。訂正は印刷上の誤りのみを行うこと。組み替え、直しは、その料金が著者負担となるばかりでなく、雑誌仕上がりの遅れの原因となるので注意すること。
VIII 掲載費用
論文掲載処理料(APC: Article Processing Charge)は、依頼原稿を除き、著者の負担とする。論文のカテゴリーやページ数にかかわらず、一律100,000円とし受理後に所定の方法で支払うものとする。
IV 別刷
別刷代金は著者負担とする。初校著者校正時に申し込みを受け付ける。別刷申込み後のキャンセルは一切受け付けない。
- E.表