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ウイルスはヒトを初めとした宿主に様々な疾病をもたらします。ウイルスは健常人・免疫不全宿主に重篤な感染症を引き起こすのみならず、肝癌・子宮頚癌・白血病・悪性リンパ腫などの「がん」の原因にもなります。ヘルペスウイルス、インフルエンザウイルス、肝炎ウイルス、HIVなどのウイルスが引き起こす疾患を「制する」ことは、現代社会において極めて重要なチャレンジです。私たちの研究室では、Epstein-Barrウイルスや単純ヘルペスウイルスなどのヒトヘルペスウイルスやインフルエンザウイルスやコロナウイルスなどのRNAウイルスを中心に、ウイルス病原性の分子基盤の解明、ウイルス疾患の診断・制御・治療法の開発など先駆的な研究を行っています。

 ☚ウイルス学教室紹介動画 です。


令和5年(2023年) 8月

東海地区でウイルスを研究している7つの教室(藤田医科大学 ウイルス学・小児科、名古屋市立大学 ウイルス学、岐阜薬科大学 感染制御学、名古屋医療センター 臨床研究センター、名古屋大学 小児科・ウイルス学)が集まり、合同研究発表会と親睦会を開催しました。

令和5年(2023年) 7月
杉本温子助教、木村宏教授らは米国微生物学会発行のジャーナル「Microbiology Spectrum」に、タイトル名『EBV感染によってB細胞が不死化する仕組みの一端を解明~EBV陽性がんの予防・治療法開発に期待~』で研究成果を発表しました。
令和5年(2023年) 春
三宅康之助教は、特任准教授に昇進し、あらたに、杉本温子助教が着任しました。
令和5年(2023年) 2月
佐藤好隆准教授は、国立研究開発法人 科学技術新興機構(JST)CREST細胞外微粒子領域において、「Young Innovator Award」を受賞しました。
令和5年(2023年) 1月
木村 宏教授が、統括委員長として編纂した「慢性活動性EBウイルス業とその類縁疾患のガイドライン2023」が、診断と治療社 より発刊されました。
令和4年(2022年) 12月
スイス連邦工科大学チューリッヒ校 薬学部 分子医学教授 山内洋平先生は、名古屋大学大学院医学系研究科の客員教授に就任されました。
令和4年(2022年) 11月
木村 宏教授は、名古屋大学医学部を代表して、第6回GAME年次総会/シンポジウムを開催しました。
令和4年(2022年) 7月
佐藤好隆准教授、鈴木健史客員研究員らの論文”Genome-wide CRISPER screen for HSV-1 host factors reveals PAPSS1 contributes to heparan sulfate synthesis"が国際科学雑誌「Communications Biology」オンライン版に掲載されました。
令和4年(2022年) 7月
「名古屋大学医学部医学科・医学系研究科」の広報ビデオが作成され、当教室の学部3年生・稲垣滉一さんが出演し、ナレーションを務めています。
令和4年(2022年) 4月
木村宏教授は、名古屋大学大学院医学系研究科長に就任しました。                 佐藤好隆講師は、同研究科・准教授に昇進しました。
令和4年(2022年) 2月
佐藤好隆講師は、村田貴之招へい教員(藤田医科大教授)らとの共同研究により、SARSーCoV-2の侵入阻害剤開発に関する研究成果をVirusesに発表しました。
令和3年(2021年) 12月
佐藤好隆講師は、~実験医学~に総説「ウイルス感染と細胞外小胞」を発表しました。
令和3年(2021年) 11月
博士大学院生・宮城尚平さんと、渡辺崇広助教は、第66回日本口腔外科学会学術総会で、優秀ポスター発表賞を受賞しました。
令和3年(2021年) 10月16日
名古屋大学ホームカミングデイ 医学部創基150周年特別企画として「ウイズコロナ・ポストコロナの医療と社会」の題で、木村宏教授がモデレーターとなり、講演会が行われました。基調講演には、脇田隆字先生(国立感染症研究所所長)にご来賓いただきました。
令和3年(2021年) 6月
客員研究者 稲垣知希さんは、Postdoctral Fellow として、米国/UC Davis School of Medicine, Department of Dermatology へ留学しました。ますますのご活躍を期待しています。
令和3年(2021年) 6月
客員研究者 稲垣知希さんは、Postdoctral Fellow として、米国/UC Davis School of Medicine, Department of Dermatology へ留学しました。ますますのご活躍を期待しています。
令和3年(2021年) 3月
三宅康之助教は科学技術新興機構の既存の枠組みにとらわれない自由で、挑戦的・融合的な研究を推進する創発的研究支援事業(FOREST)に採択されました。インフルエンザを中心にウイルスの細胞ない侵入・出芽の分子メカニズムを解明することで、創薬に繋げます。研究内容に興味のある学生は、yasuyukiあっとmed.nagoya-u.ac.jpまでご連絡下さい(あっと、は@に変更してお送りください)
令和3年(2021年) 2月
渡辺崇広助教は、愛知県歯科医学大会にて「新型コロナウイルスについて-ウイルス学と歯科臨床の療法の視点でー」のタイトルで招聘講演を行いました。
令和2年(2020年) 12月
木村宏教授は、2020年度「化血及血清療法研究助成」の助成対象者に選考されました。
令和2年(2020年) 6月
三宅康之助教が2016年に発表した研究成果が、Nature Chemical Biology誌Greatest hits -Best partnershipばれました
令和2年(2020年)5月
医学部4年萬徳圭亮さんは、昨年度後期の基礎医学セミナ-・口頭研究発表にて、優秀賞を受賞しました。
令和2年(2020年)4月1日(水)
佐藤好隆先生は、助教より講師へ昇任し、三宅康之研究員は、助教として着任しました。
令和2年(2020)年3月11日(水)
木村宏教授は、「ウイルスmiRNAがリンパ腫発生に果たす役割の解明」との研究テーマで、(公財)上原記念生命科学財団より、研究助成を授与しました。
令和元年(2019年)12月
木村宏教授が編者となり、Frontiers Media からeBook「Epstein-Barr virus-associated T/NK-cell lymphoproliferative diseases」を刊行しました。
令和元年(2019年)10月30日(水)
佐藤好隆助教は、「日本ウイルス学会 杉浦奨励賞」を受賞しました。
令和元年(2019年)5月25日(土)
佐藤好隆助教は、「第60回日本臨床ウイルス学会 若手奨励賞」を受賞しました。
平成31年(2019年)3月
佐藤好隆助教は、「公益財団法人・堀科学芸術振興財団」より、研究助成の対象者に選ばれました。そして、昨年度学部を卒業した、市川貴也さんも「つるま奨励賞(在学中に優れた研究を行た者」を受賞しました。
平成31年(2019年)2月16日
バングラデッシュ出身の留学生 Masud HM Abdullah Al さんは、グローバルリトリートにて、   "Best presentation award in The 11th Nagoya Grobal Retreat" 賞を受賞しました。
平成31年(2019年)1月21日付
本研究室のテーマである「ウイルス関連リンパ腫の発症機構の解析」が、Nature Publishing Groupの科学誌「Nature Microbiology」電子版に掲載されました。タイトルは「慢性活動性EBウイルス感染症の原因と、身近なウイルスが癌を引き起こす仕組みを解明」です。
平成31年(2019年)1月末
三宅康之研究員が留学中のBristol大学(教室OBの山内洋平さんが主宰)のCMM Awaydayで最優秀ポスター賞を受賞しました。またこの研究内容は「Nature Microbiology」電子版に掲載されました。
平成30年夏
木村宏教授が、主編者となり、「Human Herpesviruses」を執筆しました。また村田貴之先生、五島典先生も執筆に加わりました。
平成30年6月&7月
佐藤好隆助教は、平成30年度北村記念血液疾患研究基金(6月)と、公益信託第24回日本医学会総会記念医学振興基金(7月)の研究助成者に選ばれました。
平成30年5月24日
大学院博士課程1年生/鈴木健史さんが、(公財)武田科学振興財団  2018年度「医学部博士課程奨学助成」 の奨学研究者に認定されました。加えて、鈴木さんは、平成30年度-名古屋大学大学院医学系研究科「つるま会基金研究助成金」の交付にも授かりました。
平成30年春
吉田全宏さんが、本学博士課程を修了し学位を取得しました。また、特別研究学生として本講座所属の田中るいさんも愛知医科大学にて博士課程を修了し学位を取得しました。
平成30年3月 
木村宏教授は、(財)堀科学芸術振興財団「平成29年度 第27回研究助成事業」の研究助成者に選ばれました。また、渡辺崇広助教も、平成30年度那須基金の助成研究者に選ばれました。
平成29年11月13日(月)
佐藤好隆助教は、武田科学振興財団/2017年度「医学系研究奨励」の贈呈対象者に選ばれ、その贈呈式が東京で執り行われました。
平成29年10月22日(日)
第62回日本口腔外科学会総会において、渡辺崇広助教が、優秀ポスター発表賞を受賞しました。
平成29年9月21日(木)
当講座の准教授-村田貴之先生は、新たに、藤田保健衛生大学医学部 ウイルス・寄生虫学講座の教授に就任されました。今後も本学の招へい教員として引き続きご指導いただきます。
平成29年6月1日 (木)付け 中部経済新聞 
木村宏教授が、6月1日付け中部経済新聞「Doctorが薦める名医」欄に、掲載されました。日ごろより取り組んでいる、EBウイルス研究の現状やその思いを語っています。
平成29年5月19日
大学院博士課程1年生/稲垣 知希さんが、(公財)武田科学振興財団  2017年度「医学部博士課程奨学助成」 の奨学研究者に認定されました。
平成29年5月17日 平成29年5月17日
医学部4年生/小西なつのさんが、基礎医学セミナー・口頭研究発表の部で、最優秀賞を受賞しました。