
移植外科 病院准教授
患者さんへ
1980年代以降国内で先陣を切っていた名大での臓器移植についての研究を背景に、移植外科は、臓器移植専門チームとして診療しています。消化器内科、消化器外科、形成外科、精神科と連携しながら、肝臓及び小腸移植について専門性を追求し、1998年の1例目の肝移植以降、400例近く(2022年7月現在)の肝移植を行なっています。
私は、当科には2004年4月(当院46例目)から2007年9月(当院103例目)に在籍していましたが、この度2022年7月より、再度着任させていただく機会を得ました。20年近く前の患者さんのお元気な顔を外来で拝見できることは大変幸せなことと感じています。今回は、大学の先輩であり、眼前では緊張してしまう小倉教授のもとで患者さんに移植医療を提供できる、ということで身の引き締まる思いです。よろしくお願いします。
私は、当科には2004年4月(当院46例目)から2007年9月(当院103例目)に在籍していましたが、この度2022年7月より、再度着任させていただく機会を得ました。20年近く前の患者さんのお元気な顔を外来で拝見できることは大変幸せなことと感じています。今回は、大学の先輩であり、眼前では緊張してしまう小倉教授のもとで患者さんに移植医療を提供できる、ということで身の引き締まる思いです。よろしくお願いします。
医療関係者の方へ
小児では、胆道閉鎖症、遺伝・先天代謝異常症、急性肝不全といった肝疾患を対象として、成人では、HBV, HCV, NASH, アルコールなどを原因とした非代償性肝硬変(肝細胞癌合併を含む)、急性肝不全などを対象として肝移植を行なっています。血族や配偶者からの提供を受ける生体部分肝移植を中心に、中部東海地方では唯一の脳死肝移植実施施設として脳死肝移植も数多く行なっております。
京都大学での小腸移植施行スタッフが揃っていますので、短腸症候群を主たる適応として小腸移植にも対応しています。
肝移植、小腸移植とも候補患者さんの往診をさせていただきますので、「移植できるのかな?」と思われれば、遠慮なくご一報いただきますようお願いいたします。
京都大学での小腸移植施行スタッフが揃っていますので、短腸症候群を主たる適応として小腸移植にも対応しています。
肝移植、小腸移植とも候補患者さんの往診をさせていただきますので、「移植できるのかな?」と思われれば、遠慮なくご一報いただきますようお願いいたします。
専門分野
移植外科(肝、小腸)、肝胆膵外科
出身大学
1992年 京都大学医学部
学 位
2002年 医学博士(京都大学)
所属学会
日本移植学会、日本肝移植学会、日本外科学会、日本消化器外科学会、日本肝臓学会、日本膵臓学会、日本内視鏡外科学会、日本臨床外科学会、日本腸管リハビリテーション・小腸移植研究会
略 歴
1992年
京都大学医学部附属病院 外科研修医
1993年
島根県立中央病院外科 研修医
1995年
島根県立中央病院小児外科 医員
1996年
京都大学医学部大学院(移植免疫医学講座)入学(~2000年)
1999年
University of Alberta (Canada) research fellow
2000年
University of Alberta (Canada) clinical fellow
2001年
京都大学医学部移植免疫医学講座 助手
2004年
名古屋大学医学部附属病院移植外科 助教
2005年
MeVis (Bremen University, Germany) visiting professor(~2012年)
2007年
三菱京都病院消化器外科 副部長
2009年
自治医科大学 先端医療技術開発センター(CDAMTec) 講師
2011年
京都大学医学部附属病院外科(肝胆膵・移植外科) 助教
2015年
静岡市立静岡病院 外科・消化器外科 科長
2019年
静岡市立静岡病院 医療安全管理室 副室長(兼任)
2019年
兵庫医科大学 消化器外科(肝胆膵外科) 講師
2022年
名古屋大学医学部附属病院 移植外科 病院講師
2023年
名古屋大学医学部附属病院 移植外科 病院准教授