患者さんへ

肝移植は、不幸にして肝臓の機能不全となってしまった方やお子さんの、現時点で唯一の根本的な治療です。また肝癌の有効な治療の一つでもあります。苦しい状況の方やご家族もおられると思いますが、希望を失わず、相談に来てください。最善の治療を一緒に考えます。肝移植が必要となれば、移植外科チーム全員で手術、術後の診療に全力であたり、精度の高い治療を目指しています。是非、みなさんやご家族やチームのみんなとともに、肝移植という困難ですが、素晴らしい医療を乗り越えて行きたいと思います。

医療関係者の方へ

名古屋大学移植外科の特徴としては、小児肝移植や成人肝移植の手術、診療を同じチームで行っており、日本でも数少ないのですが、肝移植のみに特化、集中して診療させていただいております。名古屋大学の他科の先生方のサポートを得ながら、幸い、全国平均と比べても、良好な成績を得させていただいております(‘当院での肝移植’ 参照。日々、患者さんと寄り添わせていただきながら、肝移植の診療に取り組んでいます。肝移植で助かる可能性のある患者さんがおられましたら、是非、名古屋大学移植外科までご紹介ください。




専門分野

成人肝移植、小児肝移植、肝胆膵外科、一般消化器外科、内視鏡外科

出身大学

2001年 京都府立医科大学 医学部

学位

2014年 医学博士(京都大学)

所属学会

日本外科学会、日本消化器外科学会、日本移植学会、日本肝胆膵外科学会、日本肝移植学会、日本内視鏡外科学会


略  歴

   2001年

京都大学府立医科大学附属病院(外科研修医)

   2003年

京都大学医学部附属病院 移植外科(医員)

   2004年

島根県立中央病院 外科

   2006年

静岡県立静岡がんセンター、肝胆膵外科レジデント

   2009年

京都大学大学院医学研究科博士課程(医学専攻<肝胆膵・移植外科学分野>)入学

   2013年

同修了

   2014年

宇治病院 外科

   2014年

医学博士(京都大学 医学研究科外科)所得

   2014年

ドイツHeidelberg大学 外科病院留学

   2017年

丹後中央病院 外科

   2018年

名古屋大学医学部附属病院 移植外科 病院助教