名古屋大学医学部精神医学教室での精神科臨床心理研修は,医療現場における心理職の研修として数十年の伝統があります.現在の研修制度は,医師の精神科専門研修をベースにした研修プログラムであり,臨床心理士・公認心理師の養成課程修了後に精神科臨床の実務を経験する機会を提供しています*。大学病院における3年間の研修を通して、精神科医療および心理職としての実務について幅広く学びます.

*応募資格:公認心理師(受験資格保持者を含む)

精神科臨床心理研修

精神科専門スタッフ(公認心理師・精神科医)の指導のもと,3年間を名古屋大学医学部附属病院の非常勤職員(技術補佐員*)として週4日勤務しながら,実務を通して心理職(公認心理師)としての技能を高めることを目指します.
名古屋大学附属病院精神科・親と子どもの心療科に入局し, チーム医療の一員として,多職種との連携や他科とのリエゾン活動に携わり, 総合病院における心理職としての臨床実務や研究活動について学びます.

*週30時間雇用、社会保険完備

具体的には以下のような内容となっています.

  • 精神科医療に関する専門的レクチャー
  • 新来患者の予診・陪席
  • カンファレンス・研究会などへの参加
  • 心理療法:認知行動療法・SSTを中心に経験
  • 心理教育:家族会の開催など
  • 心理査定:多様な心理検査を経験
  • リエゾン活動:がん領域・移植領域・周産期領域等でのリエゾン活動および研究活動

入局説明会や最新募集は『スタッフ募集・研修に関する最新情報』に掲示されます.
スタッフ募集・研修に関する最新情報はこちら