本文へスキップ

HOME
HOHOMEMEo お問い合わせは  052-744-2205

腎不全腹膜透析セミナーBaxter Scientia Japan at Nagoya University (BSJNU)

設立主旨・目的

設立主旨
日本における末期腎不全治療の選択肢として認知される腹膜透析療法は、この分野の臨床医、コメディカルらの努力により在宅医療として育まれてきました。しかし、この分野の教育、研究、臨床トレーニングの機会は、体系的なものとして医学部教育に組み込まれていないのが現状であり、腹膜透析療法にかかわる医療従事者の育成輩出が大きな課題となっています。この状況への対処として、2010年に名古屋大学大学院医学系研究科寄附講座「腎不全総合治療学講座(現:腎不全システム治療学講座)」において International Baxter Scientia* Baxter Scientia Japan at Nagoya University(以下「BSJNU」)を設立し、今日に至っております。
2016年7月より、前腎臓内科学教授:松尾清一先生(現:東海国立大学機構 機構長)の後を引き継ぎ Program Chaireを担当させていただくことになりました。本プログラムを通して臨床医、コメディカルに対する腹膜透析の教育、研究、臨床トレーニングが推進され、微力ながら、日本の腹膜透析医療の健全な普及の一助となればと、考えております。

Matsuo

名古屋大学医学部・大学院医学系研究科
腎臓内科学 教授 
Baxter Scientia Japan at Nagoya University;Program Chair 
丸山 彰一




平成29年5月1日より、前任の伊藤恭彦先生を引き継いで、当寄附講座、およびBSJNUの運営責任者となりました。BSJNUについては、これまで、川口先生、伊藤先生をはじめとして、多くの素晴らしい講師の先生方に支えられて既に7年が経過し、平成28年度末で参加講習生は、およそ2,200名を超えました。また、参加者も、北は北海道、南は沖縄まで全国に渡り参加していただき、皆様に感謝しております。
これまで、私は、前任の伊藤恭彦先生、川口良人先生、その他多くの先生方のご指導をいただきながら、BSJNUの運営と基礎コースの講師として携わってまいりました。今後も、更に発展していくように努力を重ねていきたいと思います。
また、臨床面、研究面(臨床研究、基礎研究共に)でも、日本の腹膜透析発展のため、世界の中の日本の存在をよりアピールしていくため、精一杯頑張りたいと思います。
至らぬ点もあるかと思いますが、今後とも、引き続きご指導ご鞭撻を賜ります様、何卒よろしくお願い致します。


名古屋大学医学部・大学院医学系研究科
腎臓内科学・腎不全システム治療学寄附講座教授 
Baxter Scientia Japan at Nagoya University; Congress Chair 
水野 正司




2010年より本邦におけるPD医療の質を高めることを目標に、6年間 BSJNUの運営を担当させていたいただきました。 本セミナーでは、1.最新の腎不全、PD診療に関する情報の提供、 2. 理論の習得から実践への応用、3.PD診療におけるトラブルを克服できる、ということを具体的な目標に掲げ実施してきました。これまで川口良人先生はじめ多くの講師の先生方にご協力、ご援助をいただき、継続させていただく事ができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。延べ参加者のうち、1泊2日コースへの東海地区からの参加者は27%であり、東海地区にとどまらず沖縄から北海道まで日本全国より参加していただいております。 今後更に内容を充実させ、アップデートな情報の提供、実臨床に役立つ症例検討等によって、本邦の腹膜透析の診療実績が上がる事を望んでおります。より多くの皆様のご参加をお待ちしております。

愛知医科大学
腎臓・リウマチ膠原病内科教授
伊藤 恭彦





目的
本プログラムの目的は、名古屋大学において腹膜透析関連分野の教育プログラムを構築し、最先端の理論的かつ実践的な臨床教育を行うと同時に、臨床研究のための教育を推進し、腹膜透析療法にかかわる医師、コメディカルなどの医療従事者を輩出することである。





腎不全システム治療学寄附講座

名古屋大学大学院医学系研究科
腎不全システム治療学寄附講座
〒466-8550
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
TEL 052-744-2205
FAX 052-744-2205