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皮膚外科・皮膚腫瘍について

 ホクロ、良性腫瘍、ケロイド等の整容的・外科的治療、悪性腫瘍に対する切除、 再建、化学療法などを皮膚外科手技を習得した専門医師が中心に、治療にあたっています。良性腫瘍に対しては、病理組織検査にて診断後に、患者さまの状態、希望に合わせて外用療法、凍結療法、手術療法行っており、場合によってはCO2レーザーを用いた光力学療法も導入しています。

 悪性腫瘍においては、全国の治療施設と比較しても非常に症例数が多く、悪性黒色腫を中心に有棘細胞癌、外陰部paget病、基底細胞癌、汗腺癌、メルケル細胞癌などを積極的に治療しています。また患者さまの年齢、病状に合わせて外科的手術、化学療法、放射線療法をくみ合わせて治療計画をたて最先端の治療行っています。

 当科では特に、リンパ節転移が皮膚癌の生命予後に大きく関わるため、リンパ節転移の有無を調べる検査、センチネルリンパ節生検に力を入れています。この検査を導入することにより、患者さまに余計な手術を避け、退院後の生活を大きく向上することができます。センチネルリンパ節生検の精度をより高めるためにパテントブルーという色素を使用した色素法や、放射線同位物質を使用したRI法にさらに2009年からは現在最先端である赤外線カメラ使用した蛍光法の3つの方法にて行っています。(年間のセンチネルリンパ節生検施行数は約60例)

2009年手術件数

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