先輩からのメッセージ
プロフィール
氏名 | 酒井 崇 |
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よみがな | さかい たかし |
卒業大学 | 名古屋大学 |
卒年(西暦) | 2005年 |
精神科入局年(西暦) | 2007年 |
取得している専門資格、 学位(列挙) |
精神保健指定医、日本医師会認定産業医 |
職歴
2005年~2007年 | 総合病院 研修医 |
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2007年~2009年 | 名古屋大学精神科 医員 精神科病院 非常勤医師 |
2009年~2013年 | 精神科病院 精神科医師 |
2013年~2015年 | 同院 研究検査科長 |
2015年~2022年 | 名古屋大学 国際教育交流センター 特任講師 |
2022年~ | 名古屋大学 グローバル・エンゲージメントセンター 特任准教授(現職) |
大学病院研修時代の印象
名古屋大学での病院研修では、最先端のEBM、精神療法、精神病理、神経病理、画像診断、児童思春期精神医学など、幅広い視点からの精神医療が経験できることが一番の魅力でした。教員の先生方もフレンドリーで、気軽に質問することができ、こちらの疑問が次々とクリアになっていったことを思い出します。また、レジデントの自主性を重んじる風土が伝統的にあり、レジデントの意見も積極的に聞きいれようとしてくれます。
今力を入れていること
精神病理学と多文化間精神医学の二足のわらじを履いています。精神病理学分野においては、統合失調症や自閉症スペクトラム症の精神病理を、特に言語とのかかわりにておいて探求していて、フーコーやアガンベンを参照しながら考察しています。多文化間精神医学分野では、現職として留学生のメンタルヘルスを扱っており、文化や社会の差異から生じるメンタルヘルスの問題や、社会の在り方による精神疾患概念の捉えられ方の差異について、日々考えております。
入局を考えている方へのメッセージ
名古屋大学に入局して学んだことは、精神医学の基本知識として、色褪せることなく診療に役立っています。皆さんの入局をお待ちしております。