名古屋大学大学院医学系研究科 統合生理学(旧 第二生理学)のホームページへようこそ!
私達は生命を保つための根本的な仕組みを分子から個体レベルで研究しています。
現在、当研究室では大学院生(修士・博士課程)、学振特別研究員PDを募集しています。
研究室見学を随時受け付けていますので、興味のある方はお問い合わせ下さい。
What's New!
- 2025年10月24–25日に第78回日本自律神経学会総会(会長:中村和弘)を ウインクあいち にて開催します。詳細は学会ホームページを御覧ください。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
- 2025年6月6日 テキサス大学サウスウェスタン医療センターのDr. Zhao Zhangらとの共同研究の論文 "GPR45 modulates Gαs at primary cilia of the paraventricular hypothalamus to control food intake" が、Science 誌に掲載されました。GPR45という受容体が視床下部の神経細胞の一次繊毛へのGαs分子の移行を促進し、GPR45の変異によってこの働きが損なわれると肥満になることを見出しました。
- 2025年5月30日 大屋愛実 が 第4回日本医学会連合 Rising Star リトリート優秀賞 を受賞しました。
- 2025年4月13日 科学テレビ番組「ガリレオX」(BSフジ)にて当研究室の研究が紹介されました。(第335回「肥満の謎 太りやすさはどのように決まるのか?」)
- 2025年3月18日 大屋愛実 が 第26回 日本生理学会奨励賞 を受賞しました。(日本生理学会ウェブサイト)
- 2025年2月18日 中村和弘が朝日小学生新聞から取材を受け、「手足冷たくてもなぜおなか温かい?」という小学生の質問への解説が「疑問解決 なるほどね!」欄に掲載されました。
- 2025年1月23日 鈴木佑治助教が博士号を取得しました。おめでとう!!
- 2024年11月1日 Cell Metabolism 誌に掲載された論文の日本語解説 "加齢に伴って太りやすくなる仕組みを解明" が公益財団法人 自動車技術会の会誌 自動車技術 誌11月号の「超の世界」欄に掲載されました。
- 2024年10月25日 大屋愛実が第77回日本自律神経学会総会会長賞(基礎部門)を受賞しました。
- 2024年10月1日 名古屋大学医学部3年生の片岩晴都君、北井孝明君、社本竜馬君が当研究室に配属されました(基礎医学セミナー)。来年3月までの半年間、実験・研究を行います。
- 2024年9月18日 中村和弘の総説(book chapter)"Central mechanisms of thermoregulation and fever in mammals" が、温度生物学をまとめた書籍 "Thermal Biology "のオンライン版に掲載されました。本総説では、これまでの私達の体温調節と感染性発熱の中枢神経回路メカニズムに関する研究成果を中心に、最新の知見をまとめました。
- 2024年9月17日 大屋愛実の提案研究課題が科学技術振興機構(JST) さきがけ(「加齢による生体変容の基盤的な理解」領域)に採択されました。
- 2024年8月1日 Cell Metabolism 誌に掲載された論文の日本語解説 "中年太りは神経細胞の一次繊毛の加齢に伴う退縮によって起こる" が 実験医学 誌8月号のカレントトピックス欄に掲載されました。
- 2024年7月25日 オークランド大学のDr. Julian Patonらとの共同研究のプレプリント論文 "Melanocortin system activates carotid body arterial chemoreceptors in hypertension" が、bioRxiv にて公開されました。
- 2024年4月10日 中年太りの仕組みに関する私達の研究成果が、英国 BBC Science Focus 誌の電子版記事で紹介されました。
- 2024年4月1日 鈴木佑治さんが助教に着任しました。
- 2024年4月1日 中村佳子、中村和弘の日本語総説 "体温調節と発熱惹起を担う視索前野ニューロン" が Annual Review 神経 2024 (中外医学社)に掲載されました。
- 2024年3月29日 日本生理学会の理事に中村和弘が選任されました。
- 2024年3月25日 大学院生の八尋貴樹君が博士号を取得しました。おめでとう!!
- 2024年3月20日 中村和弘、中村佳子の日本語総説 "体温調節と発熱の中枢司令の基本原理" が 別冊 医学のあゆみ「自律神経のサイエンス」(荒木信夫 編集、医歯薬出版)にて再出版されました。
- 2024年3月7日 大屋愛実が筆頭著者の論文 "Age-related ciliopathy: Obesogenic shortening of melanocortin-4 receptor-bearing neuronal primary cilia" が Cell Metabolism 誌にてオンライン公開されました。抗肥満機能を持つMC4R受容体分子が視床下部神経細胞の一次繊毛に局在し、その繊毛の長さが加齢に伴って退縮することを発見しました。加齢性肥満(中年太り)の本質的なメカニズムだと考えられます。詳しくはプレスリリース と一般の方向けの短い解説を御覧下さい(本研究成果は、朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、中日新聞、産経新聞、時事通信、共同通信、NHKニュースなどで報道されました)。
- 2024年2月25日 中村和弘の日本語総説 "体温調節の中枢機構" が 生化学 誌に掲載されました。これまでの私達の研究成果を中心に、体温の調節や環境ストレスへの反応を担う脳の神経回路メカニズムに関する最新知見を日本語でまとめました(半年後に無料公開されます)。
- 2024年2月1日 福島章紘が特任講師に昇任しました。
- 2024年1月10日 ノンフィクション作家の河合香織さんが私達の研究を取材され、ヘルシスト 誌(ヤクルト・文藝春秋)の「細胞と遺伝子」のコーナーで紹介されました。心理ストレス、発熱、体温調節の仕組みの研究についてのストーリーを興味深く描いて下さっています。
- 2023年12月21日 福島章紘、中村和弘の日本語総説 "体温調節の中枢神経回路とその多様な生理的役割" が Medical Science Digest(ニューサイエンス社)に掲載されました。
- 2023年12月15日 中村和弘の日本語総説 "中枢神経系を介した褐色脂肪熱産生調節" が 実験医学増刊(羊土社)に掲載されました。
- 2023年11月1日 高校の生物学の副読本「改訂版 フォトサイエンス生物図録(数研出版)」 に私達の研究成果 "体温調節行動を生み出す脳の感覚メカニズム" が掲載されました。
- 2023年10月15日 中村和弘の日本語総説 "体温と代謝の中枢調節メカニズム:肥満発症機序の理解に向けて" が 生体の科学 誌(医学書院)に掲載されました。
- 2023年10月6日 NHKテレビ「チコちゃんに叱られる!」に中村和弘が出演し、「気温40℃は暑いのにお風呂の40℃がちょうどいいのはなぜ?」の疑問に専門家として解説しました。
- 2023年10月2日 名古屋大学医学部3年生の梅田悠真君、田口航大君、田中真人君、松原圭吾君が当研究室に配属されました(基礎医学セミナー)。来年3月までの半年間、実験・研究を行います。
- 2023年9月19日 日本医療研究開発機構(AMED)「革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST)」の「ストレスへの応答と疾病発症に至るメカニズムの解明」研究開発領域に「精神ストレス反応制御技術を用いたストレス性循環器疾患発症メカニズムの解明(研究開発代表者: 中村和弘)」が採択されました。10月1日から5年半、国立循環器病研究センターのグループと精力的に研究を進めてまいります。
- 2023年6月20日 大学院生の八尋貴樹君が筆頭著者の論文 "Two Ascending Thermosensory Pathways from the Lateral Parabrachial Nucleus That Mediate Behavioral and Autonomous Thermoregulation" が The Journal of Neuroscience 誌にてオンライン公開されました。体温調節に必要な2つの温度感覚経路の役割を詳細に調べ、これまでに知られていなかった扁桃体の新しい役割として体温調節機能を見出しました。温度による快・不快感の発現メカニズムにも迫る成果です。詳しくはプレスリリースと一般の方向けの短い解説を御覧下さい(本研究成果は、東京新聞などで報道されました)。
- 2023年6月10日 中村和弘の日本語総説 "多様な環境ストレスから生命を守る脳の交感神経制御メカニズム" が Annual Review 神経 2023(中外医学社)に掲載されました。
- 2023年5月6日 中村和弘、中村佳子の日本語総説 "体温調節と発熱の中枢司令の基本原理" が 医学のあゆみ 誌(医歯薬出版)に掲載されました。
- 2023年4月12日 大学院生の八尋貴樹君が筆頭著者の査読前プレプリント論文 "Two Ascending Thermosensory Pathways from the Lateral Parabrachial Nucleus That Mediate Behavioral and Autonomous Thermoregulation" が bioRxiv にて公開されました(2023年6月20日にThe Journal of Neuroscience 誌にオンライン掲載されました)。
- 2023年4月12日 東北大学加齢医学研究所・国立長寿医療研究センターの佐藤亜希子先生らとの共同研究の論文 "Sleep–wake patterns are altered with age, Prdm13 signaling in the DMH, and diet restriction in mice" が Life Science Alliance 誌に掲載されました。
- 2023年4月3日 片岡直也が領域代表として申請した科研費「学術変革領域研究(B)」の「マルチスケール4D生物学の創成(マルっと生物学)」が採択されました。
- 2023年3月24日 医学部3年生が半年間行った研究(基礎医学セミナー)の成果発表の審査が行われ、当研究室の大野修慈君が優秀賞に選ばれました。
- 2023年3月16日 大学院生の八尋貴樹君が日本生理学会第100回記念大会(京都)においてPhysiological Reports Poster Awardを受賞しました。
- 2023年3月8日 ふるえ熱産生を起こす脳の神経回路を明らかにした私達の2011年の論文が、Journal of Physiology 誌に掲載されたすべての日本人著者の論文の中から、特に影響の大きな40 論文に選ばれ、同誌の 日本生理学会100周年記念 Virtual Issue にて紹介されました。
- 2023年2月27日 体温調節の司令塔となる神経細胞群を発見した私達の研究が 日経サイエンス 誌に紹介されました。研究を支援して頂いているムーンショット型研究開発事業についても紹介されています。
- 2023年2月20日 大学院生の八尋貴樹君が第4回CIBoGリトリートにおいてPoster Presentation Awardを受賞しました。
- 2023年1月26日 ハンガリー・ペーチ大学のDr. Andras Garamiらとの共同研究の論文 "The neural pathway of the hyperthermic response to antagonists of the transient receptor potential vanilloid-1 channel" が Temperature 誌に掲載されました。
- 2022年12月28日 中村和弘の日本語解説 "心理ストレスによる交感神経反応を生み出す脳の神経回路" が 循環器内科 誌に掲載されました。
- 2022年12月23日 中村佳子が筆頭著者の論文 "Prostaglandin EP3 receptor–expressing preoptic neurons bidirectionally control body temperature via tonic GABAergic signaling" が Science Advances 誌に掲載されました。私達は、体温調節の司令塔となるマスター神経細胞群を特定しました。人間を含めた哺乳類が体温を一定に保つ仕組み(体温恒常性メカニズム)の基本原理の解明に大きく貢献する成果です。詳しくはプレスリリースと一般の方向けの短い解説を御覧下さい(本研究成果は、読売新聞、中日新聞、Forbes JAPANなどで報道されました)。
- 2022年12月3日 「第49回自律神経生理研究会」を開催しました(当番世話人:中村和弘)。研究会初の名古屋開催でしたが、おかげさまで大変活発な議論を行うことができ、盛会のうちに終了しました。自律神経生理学の面白さを改めて感じることができました。御参加頂いた皆様ありがとうございました。
- 2022年12月1日 片岡直也、中村和弘の日本語解説 "体温調節とストレス性交感神経反応の脳内メカニズム" が 実験医学 誌に掲載されました。
- 2022年11月28日 TBSラジオの番組「森本毅郎・スタンバイ!」の「現場にアタック」のコーナーに中村和弘が電話出演し、オキシトシンの脂肪燃焼作用メカニズムに関する私達の最新の研究成果を解説しました(放送内容を聴くことができます)。
- 2022年10月3日 名古屋大学医学部3年生の大野修慈君、黒石康喬君、村岡樹君、渡部祐大君が当研究室に配属されました(基礎医学セミナー)。来年3月までの半年間、実験・研究を行います。
- 2022年9月20日 福島章紘 が筆頭著者の論文 "An oxytocinergic neural pathway that stimulates thermogenic and cardiac sympathetic outflow" が Cell Reports 誌に掲載されました。「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンが脂肪を燃焼させて熱を産生させる脳内の神経路を同定しました。肥満の予防や治療につながる新たな標的となることが期待されます。詳しくはプレスリリースと一般の方向けの短い解説を御覧下さい。
- 2022年8月29日 鳥取大学医学部 統合生理学の木場智史 先生、渡邊達生 先生との共同研究の論文 "A brainstem monosynaptic excitatory pathway that drives locomotor activities and sympathetic cardiovascular responses" が Nature Communications 誌に掲載されました。運動時の血圧調節に重要な脳の神経路を発見しました。
- 2022年6月7日 順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学の清水逸平 先生、南野 徹 先生との共著論文 "Coagulation factors promote brown adipose tissue dysfunction and abnormal systemic metabolism in obesity" が iScience 誌に掲載されました。
- 2022年4月20日 中村和弘の日本語解説 "体温の調節機構" が掲載された自律神経学の入門書 自律神経:初めて学ぶ方のためのマニュアル(榊原隆次・内田さえ 編著、中外医学社)が出版されました。
- 2022年4月17日 中村佳子が筆頭著者の査読前プレプリント論文 "Prostaglandin EP3 receptor-expressing preoptic neurons bidirectionally control body temperature via tonic GABAergic signaling" が bioRxiv にて公開されました。体温調節を自在に制御する重要な神経細胞群が脳の視索前野に存在することを見出し、それが抑制性のGABAという神経伝達物質を使って体温を制御することを示しています。
- 2022年3月12日 中村和弘の日本語総説 "心理ストレスによる褐色脂肪熱産生と体温上昇の中枢神経回路" が 医学のあゆみ 誌(医歯薬出版)に掲載されました。
- 2022年2月20日 オレゴン健康科学大学のDr. Shaun Morrisonらとの共同執筆コメンタリー "Thermoregulation in mice: The road to understanding torpor hypothermia and the shortcomings of a circuit for generating fever" が Temperature 誌に掲載されました。
- 2022年2月1日 中村和弘の日本語総説 "環境ストレスに応じた体温調節の中枢神経ネットワーク" が Brain and Nerve 誌(医学書院)に掲載されました。
- 2022年1月14日 NHKテレビ「チコちゃんに叱られる!」に中村和弘が出演し、「平熱が36度くらいなのはなぜ?」の疑問に専門家として解説しました。
- 2021年12月10日 名古屋大学医学部創基150周年記念に関連して、当研究室の紹介動画が公開されました。
- 2021年12月9日 名古屋大学医学部創基150周年記念に関連した中日新聞(朝刊)の特集記事にて、生理学講座の歴代教授の中から久野 寧 先生が紹介されました。久野 寧 先生は人間の発汗に関する幾多の基本的な機能とメカニズムを解明され、その卓越した業績で文化勲章を受章されるとともに、ノーベル生理学医学賞に3度も推挙された記録が残っています。
- 2021年12月1日 古川祐子さんが技術補佐員として研究室メンバーに加わりました。
- 2021年11月18日 中村和弘とDr. Shaun Morrison(米国・オレゴン健康科学大学)との国際共著英文総説 "Central sympathetic network for thermoregulatory responses to psychological stress" が Autonomic Neuroscience 誌に公開されました。心理ストレスに対する交感神経反応の中枢神経回路メカニズムに関する最近の研究の発展を総説にまとめました。
- 2021年11月2日 中村和弘、中村佳子、片岡直也の英文総説 "A hypothalamomedullary network for physiological responses to environmental stresses" が Nature Reviews Neuroscience 誌に公開されました。私達がこれまでに明らかにした、様々な環境ストレスから生命を守ることに機能する脳の神経回路メカニズムを中心に最近の研究の発展を総説にまとめました。
- 2021年10月1日 名古屋大学医学部3年生の後藤万由子さん、野木馨君、南谷海斗君、林玲生君が当研究室に配属されました(基礎医学セミナー)。来年3月までの半年間、実験・研究を行います。
- 2021年7月27日 順天堂大学大学院医学研究科脳回路形態学の日置寛之 先生と共同執筆した実験技術解説(book chapter)"Efficient labeling of neurons and identification of postsynaptic sites using adeno-associated virus vector" が Neuromethods 誌に掲載されました。現代の神経科学研究の必須ツールであるアデノ随伴ウイルスの詳細な作製法と精製法を解説しています。
- 2021年6月29日 片岡直也が日本医療研究開発機構(AMED)の「脳とこころの研究推進プログラム(領域横断的かつ萌芽的脳研究プロジェクト)」に研究代表者として採択されました。
- 2021年6月10日 中村和弘の日本語総説 "多様な心理ストレス反応を制御する脳神経回路:心身相関メカニズムの理解へ" が Annual Review 神経 2021(中外医学社)に掲載されました。
- 2021年6月1日 竹本弥佐子さんが技術補佐員として研究室メンバーに加わりました。
- 2021年6月1日 中村和弘の日本語総説 "心理ストレスによる体温上昇の中枢神経回路メカニズム" が Clinical Neuroscience誌に掲載されました。
- 2021年5月4日 東京大学先端科学技術研究センター代謝医学分野の米代武司 先生、ハーバード大学Beth Israel Deaconess Medical Centerの梶村真吾 先生との共同研究成果の論文 "Metabolic flexibility via mitochondrial BCAA carrier SLC25A44 is required for optimal fever" が eLife 誌に掲載されました。発熱時の褐色脂肪熱産生の脂肪細胞内代謝における分岐鎖アミノ酸の重要な役割が明らかになりました。
- 2021年5月1日 3月にオンライン開催した久野寧記念賞受賞講演会と環境生理学グループミーティングの開催報告が 日本生理学雑誌 に掲載されました。多数のご参加をありがとうございました。
- 2021年4月14日 中村和弘が 令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)を受賞しました。(文部科学省ウェブサイト、名古屋大学ウェブサイト、御礼の言葉)
- 2021年4月1日 大屋愛実が助教に採用されました。
- 2021年4月1日 昨年3月に Science 誌に私達が発表した論文が冊子「サイエンス誌に載った日本人研究者2020」にて紹介されました。
- 2021年4月1日 片岡直也、中村和弘の日本語総説 "心理ストレスに対する交感神経反応と行動反応の中枢神経メカニズム" が 自律神経誌に掲載されました。
- 2021年3月27日 片岡直也 が 第22回 日本生理学会奨励賞 を受賞しました。(受賞研究課題:心理ストレス反応を駆動する心身相関メカニズムの解明)(日本生理学会ウェブサイト)
- 2021年3月22日 中村和弘の日本語総説 "環境ストレスを生き抜くための体温の動的制御" が 月刊「細胞」 誌に掲載されました。
- 2021年2月16日 京都大学大学院医学研究科循環器内科学の堀江貴裕 先生、尾野 亘 先生との共同研究の論文 "microRNA-33 maintains adaptive thermogenesis via enhanced sympathetic nerve activity" が Nature Communications 誌に掲載されました(朝日新聞記事)。
- 2021年1月13日 私達が計画研究班として参画した文部科学省科学研究費助成事業「新学術領域研究(研究領域提案型)」の「温度を基軸とした生命現象の統合的理解(略称:「温度生物学」、領域代表者:富永真琴 生命創成探究センター・教授)」が、「A+」の最高の事後評価を受けました。多大なる御支援を頂きました皆様のおかげで大きな成果を挙げることができました。心より感謝申し上げます。今後、この成果をさらに大きく発展させるべく努力して参ります。
- 2020年12月25日 NHKテレビ「チコちゃんに叱られる!」に中村和弘が出演し、「なぜ寒いと体が震えるの?」の疑問に専門家として解説しました。
- 2020年12月14日 科学技術振興機構(JST)の 「ムーンショット型研究開発事業」の目標2(祖父江 元 PD)の研究開発プロジェクト「恒常性の理解と制御による糖尿病および併発疾患の克服(PM: 片桐 秀樹 東北大学教授)」が採択され、当研究室は課題推進者の一つとして研究を推進して参ります。
- 2020年11月20日 中村和弘が日本自律神経学会の監事に選任されました。
- 2020年10月21日 心理ストレスの神経回路に関する研究成果の解説 "Where mind meets body: a master brain circuit for stress responses" が、The Science Breaker 誌に公開されました。
- 2020年10月1日 名古屋大学医学部3年生の金澤元泰君、増田涼花さんが当研究室に配属されました(基礎医学セミナー)。来年3月までの半年間、実験・研究を行います。
- 2020年8月26日 CBCラジオの番組「多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N 」の「朝からP・O・N」のコーナーに中村和弘が電話出演し、「体温」にまつわる話を専門家として解説しました。
- 2020年8月20日 Science 誌に掲載された論文の日本語解説「心理ストレス反応を駆動する大脳皮質から視床下部への心身相関メカニズム」が、実験医学 誌9月号のカレントトピックス欄に掲載されました。
- 2020年7月2日 東京大学医科学研究所実験動物研究施設の真下知士 先生との共同研究の論文 "Combi-CRISPR: combination of NHEJ and HDR provides efficient and precise plasmid-based knock-ins in mice and rats" が Human Genetics 誌に掲載されました。
- 2020年5月5日 Science 誌に掲載された私達の研究成果が、米国 Forbes 誌の電子版記事で紹介されました。「コロナウイルス禍の中でなぜアメリカ人は銃で武装するのか?」という疑問に対する論考から、それが一種のストレス反応であるという興味深い結論に至る過程で、私達の明らかにしたストレス神経回路が紹介されています。
- 2020年5月1日 中村佳子が講師に、片岡直也が特任講師にそれぞれ昇任しました。
- 2020年4月1日 Science 誌に掲載された心理ストレスの神経回路に関する私達の研究成果が、Nature 誌のNews & Views欄で紹介・解説されました。
(4月2日:Nature Reviews Neuroscience 誌のIn Brief欄でも紹介されました)
- 2020年4月1日 中村和弘の日本語総説 "ストレス性体温上昇の神経機序-感染性発熱との比較から-" が 心身医学 誌に掲載されました。
- 2020年4月1日 片岡直也が名古屋大学若手新分野創成研究ユニット「心身相関病態研究ユニット」の特任助教に着任しました。
- 2020年4月1日 大屋愛実が日本学術振興会 特別研究員に採用されました。
- 2020年4月1日 若林弘子さんが事務補佐員として研究室メンバーに加わりました。
- 2020年3月6日 片岡直也 が筆頭著者の論文 "A central master driver of psychosocial stress responses in the rat" が Science 誌のオンライン版に掲載されました(こちらから無料で読むことができます)。
本論文は、心と体をつなぐ心身相関のカギとなる脳の仕組みを解明したもので、心理ストレスによって様々な身体反応や行動変化が起こる仕組みが明らかとなりました。様々なストレス関連疾患の症状にも関わっていると考えられます。詳しくはプレスリリースと一般の方向けの短い解説を御覧下さい(本研究成果は、朝日新聞、時事通信、日本経済新聞、読売新聞などで報道されました)。
- 2019年12月15日 中村佳子 の日本自律神経学会賞受賞総説 "飢餓を生き抜く脳の仕組み" が 自律神経 誌に掲載されました。
- 2019年12月4日 中村和弘がイタリア・ボローニャ大学・高等研究所のVisiting Fellowに採択され、ボローニャ大学において約1ヶ月間、セミナー、講義、共同実験、国際交流を行いました。
- 2019年10月7日 国立長寿医療研究センター研究所の佐藤 亜希子 先生との共同執筆総説 "睡眠と体温調節能の老化変容における視床下部神経回路の役割" が 基礎老化研究 誌に掲載されました。
- 2019年10月1日 名古屋大学医学部3年生の反頭康裕君、中野阿美さん、溝口裕大君が当研究室に配属されました(基礎医学セミナー)。来年3月までの半年間、実験・研究を行います。
- 2019年6月10日 中村和弘、中村佳子の日本語総説 "飢餓から生命を守るための脳の仕組み" が 脳神経内科誌に掲載されました。
- 2019年5月21日 日経BP社の雑誌「etRouge」の5月号(No. 21)にストレスと自律神経に関するインタビュー記事が掲載されました。
- 2019年4月27日 名古屋市科学館で開催されたイベント「人体大解明の旅」の中で、中村和弘が小・中学生を対象に「人や動物はなぜ温かいのか『体温』のはなし」と題した講演を行いました。
- 2019年4月22日 中村和弘の日本語総説 "心理や情動による交感神経反応の神経回路メカニズム:ストレスで心臓がドキドキするしくみ" が 実験医学増刊号「臓器連環による生体恒常性の破綻と疾患」(春日雅人 編集、羊土社)に掲載されました。
- 2019年3月29日 神戸で開催された第9回アジア・オセアニア生理学会連合(FAOPS)大会にて、温度生物学国際シンポジウム「Thermal Biology: A New World of Life」(オーガナイザー:富永真琴、中村和弘、土居雅夫;科研費新学術領域研究「温度生物学」共催)を開催しました。国内外で温度生物学を牽引する研究者が講演し、有意義で活発な議論が交わされました。御参加頂いた講演者と多数の聴衆の皆様ありがとうございました。
- 2019年3月28日 医学部3年生が半年間行った研究(基礎医学セミナー)の成果発表の審査が行われ、当研究室の箕浦大朗君が最優秀賞を、嶋 佑太君が優秀賞に選ばれました。
- 2019年3月25日 八尋貴樹君がつるま奨励賞を受賞しました。この賞は、本学医学部医学科在学中に優れた研究を行った学生に授与されるものです。
- 2019年3月12日 名大MIRAI グローバルサイエンスキャンパス(GSC)に参加し、当研究室で研究を行った高校生2名が難関をくぐり抜けて選抜され、ドイツ・フランス研修に参加しました。
- 2019年3月6日 名古屋大学大学院生命農学研究科の太田 航 先生、吉村 崇 先生との共同研究の論文 "Involvement of TRPM2 and TRPM8 in temperature-dependent masking behavior" が Scientific Reports 誌に掲載されました。
- 2018年11月17日 中村和弘の総説(book chapter) "Afferent pathways for autonomic and shivering thermoeffectors" が Handbook of Clinical Neurology 誌のオンライン版に掲載されました。本総説は、皮膚で感知した温度感覚情報を脳の体温調節中枢へ伝える神経メカニズムについての知見をまとめたものです。温度感覚信号が熱産生や熱放散などの自律性体温調節反応を生み出す仕組みに焦点を当てた総説です。
- 2018年11月16-17日 第65回中部日本生理学会を名古屋大学医学部にて開催しました(当番幹事:細胞生理学・久場博司、統合生理学・中村和弘)。恵まれた天気の中、多くの参加者を集め、活発な討論が行われました(学会ウェブサイト)。
- 2018年10月25日 中村佳子が 2018年度 日本自律神経学会 学会賞を受賞し、日本自律神経学会総会(埼玉)にて受賞講演を行いました。
- 2018年10月1日 名古屋大学医学部3年生の鬼頭舞帆さん、嶋 佑太君、西村紗季さん、箕浦大朗君が当研究室に配属されました(基礎医学セミナー)。来年3月までの半年間、実験・研究を行います。
- 2018年9月26日 来年2月に出版される Annual Review of Physiology 誌に国際共著総説 "Central mechanisms for thermoregulation" が掲載されます。これまでに私達を含めた世界の研究者達が明らかにした体温調節を担う神経回路メカニズムについて、米国・オレゴン健康科学大のDr. Shaun Morrisonとまとめたものです。(オンライン版に先行掲載されています)。
- 2018年9月25日 NHK Eテレの番組「NHK高校講座・生物基礎 」に中村和弘が出演し、自律神経研究を紹介しながら自律神経系の基本を解説しました(こちらで視聴できます)。
- 2018年7月17日 鳥取大学医学部 統合生理学の木場智史 先生、渡邊達生 先生との共同研究の論文 "Sympathoexcitation by hypothalamic paraventricular nucleus neurons projecting to the rostral ventrolateral medulla" が Journal of Physiology 誌のオンライン版に掲載されました。循環調節に重要な神経回路を明らかにしました。
- 2018年6月25日 中村和弘の日本語総説 "多様な環境ストレスに応じた褐色脂肪熱産生調節の中枢メカニズム" が 生化学 誌に掲載されました。
- 2018年6月4日 中村和弘の総説 "Hunger and satiety signaling: Modeling two hypothalamomedullary pathways for energy homeostasis" が BioEssays 誌のオンライン版に掲載されました。本総説は、脳が飢餓や飽食を感知し、適切な生体反応を発現させる神経回路の仕組みについてのモデルを提示したものです(無料で読めます→PDF)。
- 2018年5月16日 医学部生が半年間研究を行った成果の発表(基礎医学セミナー)を行い、当研究室に配属された加藤信靖君が優秀賞を受賞しました。
- 2018年4月2日 福島章紘さんが特任助教として研究室メンバーに加わりました。
- 2018年4月1日 生理学の最も権威ある国際総説誌である Physiological Reviews 誌のEditorial Boardに中村和弘が加わりました。
- 2018年3月29日 第95回 日本生理学会大会(高松)にてシンポジウム「温度感覚の新たな情報処理メカニズム:知覚、情動、そして行動」(オーガナイザー:中村和弘、江藤 圭;科研費新学術領域研究「温度生物学」共催)を開催しました。末梢と脳の温度感覚情報処理メカニズムの最新知見について活発な意見が交わされ、大変有意義なシンポジウムでした。スピーカーと聴衆の皆様、ありがとうございました。
- 2018年3月29日 日本生理学会の理事に中村和弘が選任されました。
- 2018年3月14日 中村和弘が翻訳に参加した生理学の教科書「ガイトン生理学 原著第13版」 (石川義弘・岡村康司・尾仲達史・河野憲二 総監訳、エルゼビア)が出版されました。(リンクはこちら)。
- 2017年12月28日 中村和弘が執筆した総説 "体温調節の行動とその神経回路メカニズム-快適な温度環境を選ぶための温度感覚とは?" が CLINICAL CALCIUM 誌に掲載されました。
- 2017年12月7日 生命科学系学会合同年次大会(ConBio2017、神戸)にてシンポジウム「生体恒常性の脳内メカニズム:生命維持の本質に迫る」(オーガナイザー:中村和弘、桑木共之)を開催しました。呼吸・体温・体液・循環・睡眠の調節メカニズムの解明に真正面から取り組む最前線の研究者が分かりやすい講演を行い、知的好奇心を大いにかき立てる有意義なシンポジウムでした。スピーカーと聴衆の皆様、ありがとうございました。
- 2017年12月5日 中村佳子の総説 "Central regulation of brown adipose tissue thermogenesis and energy homeostasis dependent on food availability" が Pflügers Archiv - European Journal of Physiology 誌のオンライン版に掲載されました。本総説は、飢餓や飽食の時に褐色脂肪での熱産生(エネルギー消費)と摂食(エネルギー摂取)を変化させる脳の仕組みを解説したものです(無料で読めます→PDF)。
- 2017年12月2日 東京にて「第45回自律神経生理研究会」を開催しました(当番世話人:中村和弘)。多数の御参加と演題発表があり、おかげさまで盛会のうちに終了することができました。自律神経学の面白さと醍醐味を強く感じる会でした。御参加頂いた皆様ありがとうございました。
- 2017年10月2日 名古屋大学医学部3年生の加藤信靖君、加藤領一君、冨岡禎史君、西村翔平君が当研究室に配属されました(基礎医学セミナー)。来年3月までの半年間、実験・研究を行います。
- 2017年10月1日 日本医療研究開発機構(AMED)の 平成29年度「老化メカニズムの解明・制御プロジェクト」に「個体・臓器老化研究拠点(研究開発代表者:片桐 秀樹 東北大学教授)」が採択されました。これから5年間、分担研究の一つを推進して参ります。
- 2017年9月29日 中村和弘が日本学術振興会から平成29年度 科研費審査委員表彰を受けました。
- 2017年9月12日 八尋貴樹君 の体温調節行動の研究が academist Journal にて紹介されました。
- 2017年9月10日 中村佳子の研究紹介「ようやく解明された「空腹の謎」:代謝と摂食に関与する神経系」が ヘルシスト 誌に掲載されました。
- 2017年9月2日 名古屋で開催された国際自律神経学会(ISAN2017)にてシンポジウム「Infection fever, neurogenic fever and psychogenic fever: how are they different?」(オーガナイザー:中村和弘、松村 潔)を開催しました。最終日にもかかわらず、自律神経分野の国際的な先駆者が多数参加し、大変盛り上がりました。スピーカーと聴衆の皆様、ありがとうございました。
- 2017年9月1日 中村佳子が国際自律神経学会(ISAN2017)にて "The Professor Geoffrey Burnstock Awards for Young Investigators" を受賞しました。
- 2017年9月1日 中村和弘、中村佳子 の総説 "飢餓反応の中枢神経回路メカニズム" が 肥満研究 誌に掲載されました。
- 2017年9月1日 中村佳子の研究紹介「飢えからからだを守る脳の神経回路」がJT生命誌研究館の 生命誌ジャーナル に掲載されました。
- 2017年7月18日 快適な温度環境を探す体温調節行動の仕組みに関する研究成果が科学技術振興機構(JST)の Science Portal で紹介されました。
- 2017年7月10日 医学部生の 八尋貴樹君 が筆頭著者の論文 "The lateral parabrachial nucleus, but not the thalamus, mediates thermosensory pathways for behavioural thermoregulation" が Scientific Reports誌に掲載されました。本論文は、脳の中で、快適な温度環境を探す体温調節行動の仕組みが温度を意識の上で「感じる」仕組みとは異なることを解明したもので、熱中症の発症メカニズムの理解にも貢献する発見です。研究室配属時から精力的に研究に取り組んだ努力が実を結びました。詳しくはプレスリリースを御覧下さい(本研究成果は朝日新聞、名古屋テレビ「UP!」、NHKニュースなどで報道されました)。
- 2017年3月27日 浜松にて「第12回環境生理学プレコングレス・第43回環境生理学グループディナー」を開催しました(世話人:中村和弘)。おかげさまで盛会のうちに終了することができました。多数の御参加と演題発表、そして活発な質疑・討論をありがとうございました。環境生理学の盛り上がりを強く感じる会となりました。次回の高松での開催を楽しみにしております。
- 2017年2月15日 中村和弘が執筆した総説 "心理ストレスによる自律生理反応を駆動する中枢神経回路機構" が "ブレインサイエンス・レビュー 2017"(廣川信隆 編、クバプロ)に掲載・出版されました。
- 2017年1月14日 中日こどもウィークリーに「子どもは寒さに強い」理由を子供向けに解説した記事が掲載されました。
- 2017年1月6日 中村佳子 が筆頭著者の論文 "Medullary Reticular Neurons Mediate Neuropeptide Y-Induced Metabolic Inhibition and Mastication" が Cell Metabolism 誌のオンライン版に掲載されました。本論文は、飢餓を生き延びるためにエネルギー消費を減らし、摂食を促進する脳の仕組みを解明したものです。詳しくはプレスリリースを御覧下さい(本研究成果は新聞、NHKニュースなどで報道されました)。
- 2016年12月20日 京都大学大学院医学研究科 高次脳形態学分野の孫在隣 先生、日置寛之 先生との共同研究の論文 "Differential Inputs to the Perisomatic and Distal-Dendritic Compartments of VIP-Positive Neurons in Layer 2/3 of the Mouse Barrel Cortex" が Frontiers in Neuroanatomy 誌に掲載されました。
- 2016年11月17日 CBCラジオの番組「多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N 」の「情報サプリメント」のコーナーに中村和弘が電話出演し、「冷凍された魚を解凍したら生き返る、というのはあり得る?」という疑問を専門家として解説しました。
- 2016年10月3日 名古屋大学医学部3年生の根東竜君、中島啓輔君、平野拓真君、本康宗佳君が当研究室に配属されました(基礎医学セミナー)。来年3月までの半年間、実験・研究を行います。
- 2016年8月31日 中村和弘が執筆に参加した教科書 "コメディカル専門基礎科目シリーズ 生理学"(桑名俊一・荒田晶子 編著、理工図書)が出版されました。
- 2016年8月25日 中村和弘が執筆した総説 "体温を調節する中枢神経回路メカニズム" が 日本神経精神薬理学雑誌 に掲載されました。
- 2016年8月1日 日本経済新聞の朝刊に光遺伝学技術に関する紹介記事が掲載されました。
- 2016年6月1日 岩谷三樹さんが技術補佐員として研究室メンバーに加わりました。
- 2016年5月27日 中村和弘がスウェーデンのWenner-Gren財団から招待され、国際シンポジウム「Brown Adipose Tissue and Euthermia」にて講演を行いました。
- 2016年5月25日 中村和弘が執筆した総説 "体温・代謝調節システムの研究から「温度生物学」への展開" が 生物物理誌に掲載されました。
- 2016年5月20日 米国・ポートランド州立大学からLarry Crawshaw教授をお招きし、大学院特論「Temperature Regulation: Laboratory Experiments and Wilderness Rescue」と題する講義を行って頂きました。グループディスカッションも交え、大変わかりやすく興味深い講義でした。
- 2016年5月18日 医学部生が半年間研究を行った成果の発表(基礎医学セミナー)を行い、当研究室の八尋貴樹君が最優秀賞を、加藤稔眞君が優秀賞を受賞しました。
- 2016年4月1日 大屋愛実さんが研究員として、田中瑞奈さんが技術補佐員として研究室メンバーに加わりました。
- 2016年3月24日 第93回 日本生理学会大会シンポジウム「温度生物学 ~温度と生命の関わり合い~」(オーガナイザー:中村和弘、富永真琴)を開催しました。日本神経科学学会との連携シンポでしたが、昨年7月に神経科学学会で開催したものとは異なる内容で、生理学的な視点からの講演や討論もあり、温度と生命の関わり合いに関する理解が一層深まりました。シンポジストの先生方、聴衆の皆様、ありがとうございました。
- 2016年3月10日 東北大学大学院医学系研究科 糖尿病代謝内科学分野の山田哲也 先生、片桐秀樹 先生との共同研究の論文 "Dapagliflozin, a sodium-glucose co-transporter 2 inhibitor, acutely reduces energy expenditure in BAT via neural signals in mice" が PLoS One 誌に掲載されました。科研費・新学術領域研究「温度生物学」の共同研究成果です。
- 2016年2月18日 片岡直也 が第20回久野寧記念賞を受賞することが決定しました(日本生理学会ウェブサイト)。本賞は、名古屋医科大学(名大医学部の前身)の教授で人の発汗の世界的な研究業績によって文化勲章を受章された久野 寧 先生を記念し、日本生理学会 環境生理学グループが毎年、環境生理学分野の若手研究者が筆頭著者である優秀論文を1編選び、授与しています(久野寧先生についてはこちら)。
- 2016年2月17日 永井智子さんが事務補佐員として研究室メンバーに加わりました。
- 2016年2月1日 片岡直也 が助教に採用されました。
- 2016年2月1日 中村和弘が執筆した総説 "体温の中枢制御機構" が Annual Review 2016 糖尿病・代謝・内分泌(寺内康夫、伊藤 裕、石橋 俊 編) に掲載・出版されました。
- 2016年1月25日 中村和弘が翻訳に参加した生理学の教科書「オックスフォード・生理学 原書4版」 (岡野栄之・鯉淵典之・植村慶一 監訳、丸善出版)が出版されました。(リンクはこちら)。
- 2015年11月24日 中村和弘が米国生理学会 APS SelectのSelection Boardに選ばれました。これから2年間、米国生理学会が発行する10の学術誌に毎月掲載される論文から学術的な価値の高い論文を推薦していきます。
- 2015年11月10日 当研究室の体温調節メカニズムの研究が朝日新聞の医療面「1分で知る豆医学」で紹介されました。
- 2015年11月10日 中村和弘のインタビュー記事『「予期」してコントロールする脳の体温調節メカニズム』が ヘルシスト 誌に掲載されました。
- 2015年10月12日 英文総説 "Neural circuit for psychological stress-induced hyperthermia" が Temperature 誌に掲載されました。心理ストレスによる体温上昇や心因性発熱の発生メカニズムに関する最近の知見を解説しています。
- 2015年10月5日 中村和弘の日本学術振興会賞受賞研究の内容紹介記事が日本学術振興会の英文広報誌 JSPS Quarterly に掲載されました。
- 2015年10月2日 名古屋大学医学部3年生の加藤稔眞君、齋木貴博君、丸山昭洋君、八尋貴樹君が当研究室に配属されました(基礎医学セミナー)。来年3月までの半年間、実験・研究を行います。
- 2015年10月1日 総説 "心理ストレスと体温上昇" が BRAIN and NERVE 誌に掲載されました。
- 2015年7月28日 第38回 日本神経科学大会シンポジウム「温度と生命機能 ~末梢センシングから中枢病態まで~」(オーガナイザー:中村和弘、富永真琴)を開催しました。海外からのシンポジスト2名をお招きし、TRPチャネルの新しい研究成果や心因性発熱、冬眠と体温などの新知見が発表され、温度と生命の関わり合いに関する興味深いシンポジウムになりました。シンポジストの先生方、聴衆の皆様、ありがとうございました。
- 2015年6月29日 科研費補助金「新学術領域研究(研究領域提案型)」に「温度を基軸とした生命現象の統合的理解(領域代表者:富永真琴 岡崎統合バイオサイエンスセンター・教授)」が採択されました。これから5年間、計画研究の一つを推進して参ります。
- 2015年6月27日 「夏の冷え」の基本的な仕組みに関する取材記事が朝日新聞に掲載されました。
- 2015年5月20日 中村和弘が執筆した総説 "褐色脂肪細胞の熱産生を制御する視床下部−延髄−交感神経回路" が 糖尿病学2015(門脇 孝 編) に掲載されました。
- 2015年5月20日 名古屋大学大学院医学系研究科での研究室名が「細胞生物物理学」から「統合生理学」に変更されました。
- 2015年4月17日 中村和弘が執筆した脳科学辞典の「体温調節の神経回路」の項が公開されました。
- 2015年4月15日 中村和弘の日本学士院学術奨励賞受賞の記事が京都大学の英文広報誌 Research Activities に掲載されました。
- 2015年4月1日 中村和弘、中村佳子、片岡直也が名古屋大学大学院医学系研究科 第二生理学(細胞生物物理学)へ異動しました。
- 2015年2月24日 秋篠宮同妃両殿下の御臨席のもと日本学士院にて授賞式が開催され、中村和弘 が第11回日本学術振興会賞ならびに第11回日本学士院学術奨励賞を受賞しました。詳細は日本学術振興会、日本学士院ならびに京都大学ウェブサイトを御覧下さい。
- 2015年1月13日 中村和弘 が第11回(平成26年度)日本学士院学術奨励賞を受賞することが決定しました。本賞は日本学士院が日本学術振興会賞受賞者25名の中から6名を選び、授与するものです。授賞式は日本学術振興会賞授賞式とあわせて、2月24日に日本学士院にて行われます。詳細は日本学士院ならびに京都大学ウェブサイトを御覧下さい(1月14日:本件が新聞報道されました)。
- 2014年12月25日 日経Goodayのインタビュー記事 第2弾「『武者震い』はなぜ起きるの?」が「おとなのカラダゼミナール」に掲載されました。
- 2014年12月19日 中村和弘 が第11回(平成26年度)日本学術振興会賞を受賞することが決定しました。詳細は日本学術振興会ならびに京都大学ウェブサイトを御覧下さい。
- 2014年12月19日 中村和弘が翻訳に参加した生理学の教科書「リッピンコットシリーズ イラストレイテッド生理学」 (鯉渕典之・栗原 敏 監訳、丸善出版)が出版されました。(リンクはこちら)。
- 2014年12月11日 インタビュー記事「風邪で熱が高いのに、ぞくぞく震えるのはなぜ?」が日経Goodayの「おとなのカラダゼミナール」に掲載されました。
- 2014年12月5日 中村和弘 がスウェーデンのLinköping大学から招待を受け、opponentとして博士号学位審査に参加しました。
- 2014年12月1日 中村和弘 の総説 "体温調節機構とその異常" が Clinical Neuroscience 誌に掲載されました。
- 2014年9月1日 第91回 日本生理学会大会シンポジウム「心理と生理をつなぐ神経基盤」(オーガナイザー:中村和弘、疋田貴俊)の総括が 日本生理学雑誌 のSYMPOSIA欄に掲載されました。
- 2014年7月25日 第57回日本糖尿病学会年次学術集会シンポジウムでの講演「褐色脂肪熱産生を制御する視床下部−延髄−交感神経回路」の内容をまとめた記事が DIABETES UPDATE 誌に掲載されました。
- 2014年7月14日 Cell Metabolism 誌に掲載された論文の日本語概要が、ライフサイエンス統合データベースセンターの「ライフサイエンス 新着論文レビュー」にて公開されました(リンクはこちら)。
- 2014年6月27日 片岡直也 が筆頭著者、中村和弘 が責任著者の論文 "Psychological stress activates a dorsomedial hypothalamus–medullary raphe circuit driving brown adipose tissue thermogenesis and hyperthermia" が Cell Metabolism 誌のオンライン版に掲載されました。本論文は、心理ストレスによる体温上昇を生み出す脳の神経伝達の仕組みを解明したものです。詳細は京都大学ウェブサイトを御覧下さい。(本研究成果はCell Pressによるプレスリリース論文に選ばれ、また、新聞報道されました)。
- 2014年6月26日 中村和弘 の日本自律神経学会賞受賞総説 "体温調節に必要な環境温度情報の神経伝達機構" が 自律神経 誌に掲載されました。
- 2014年5月4日 Battuvshin Lkhagvasuren さんが筆頭著者、中村和弘 が責任著者の論文 "Distribution of Fos-immunoreactive cells in rat forebrain and midbrain following social defeat stress and diazepam treatment" が Neuroscience 誌のオンライン版に掲載されました。本論文は、心理ストレスによって活動が活性化され、抗不安薬で抑制される神経細胞の分布を前脳と中脳において詳細に解析したものです。
- 2014年4月27日 中村和弘 が米国生理学会から 2014 Henry Pickering Bowditch Award を受賞し、米国・サンディエゴで開催されたExperimental Biology 2014にて受賞講演(Bowditch Award Lecture)を行いました。本賞は同学会最高の賞の一つで、ノーベル賞受賞者など数々の著名な生理学者が過去に受賞してきました。今回、日本人初受賞です。受賞講演の模様を写真のページに掲載しました。本件についての詳細は京都大学ウェブサイトを御覧下さい(米国生理学会からもプレスリリースされました)。
- 2014年3月16日 第91回 日本生理学会大会において、日本神経科学学会との連携シンポジウム「心理と生理をつなぐ神経基盤」(オーガナイザー:中村和弘、疋田貴俊)を開催しました。会場が満員になるほど注目度の高いシンポジウムでした。シンポジストの先生方、聴衆の皆様、御参加ありがとうございました。
- 2014年2月4日 京都大学医学部付属病院 循環器内科の西 英一郎 先生との共同研究で、中村和弘が共著者の論文 "Critical roles of nardilysin in the maintenance of body temperature homeostasis" が Nature Communications 誌に掲載されました。
- 2014年2月1日 中村和弘 が京都大学生命科学系キャリアパス形成ユニット 准教授に昇任しました。
- 2014年1月31日 中村和弘 の総説 "神経による褐色脂肪の機能調節" が The Lipid 誌に掲載されました。
- 2013年12月21日 中村和弘 が国際誌 Temperature から招待を受け、同誌のEditorial Board/Section Editorに加わりました。
- 2013年11月18日 米国・オレゴン健康科学大学からShaun Morrison教授をお招きし、神経科学セミナー「CNS Pathways Regulating the Sympathetic Outflow to Brown Adipose Tissue (BAT)」を開催しました。褐色脂肪熱産生の制御に関わる中枢神経メカニズムに関する大変興味深い内容でした。
- 2013年10月31日 中村和弘 が米国生理学会から 2014 Henry Pickering Bowditch Award を受賞することになりました。この賞は同学会最高の賞の一つで、ノーベル賞受賞者など数々の著名な生理学者が過去に受賞してきた賞です。日本人初受賞であり、2014年4月に米国・サンディエゴにて受賞講演を行います。本件についての詳細は京都大学ウェブサイトを御覧下さい(11月1日:本件が新聞報道されました)。
- 2013年10月24日 中村和弘 が 2013年度 日本自律神経学会 学会賞を受賞し、日本自律神経学会総会(名古屋)にて受賞講演を行いました。
- 2013年10月1日 中村和弘の提案研究課題が 科学技術振興機構(JST) さきがけ (「生体における動的恒常性維持・変容機構の解明と制御」領域)に採択されました。兼任のさきがけ研究者として研究課題を実施します。
- 2013年9月5ー6日 "温熱生理研究会" を生理学研究所(愛知県岡崎市)にて開催しました(生理研世話人:富永真琴教授;提案代表者:中村和弘)。温度と生命の関わりついての多岐にわたる研究発表が行われ、盛会となりました。御参加頂いた皆様、ありがとうございました。
- 2013年8月24日 片岡直也 が第18回アディポサイエンスシンポジウムにて若手優秀研究奨励賞を受賞しました。
- 2013年8月3日 福岡県立小倉高校2年生の皆さんが当研究室を訪問し、レクチャーや顕微鏡観察体験を行いました。
- 2013年7月19日 中村佳子 がFASEB Summer Research Conferences "Neural Mechanisms in Cardiovascular Regulation"にて若手優秀発表賞を受賞しました。
- 2013年6月21日 中村和弘 が分担執筆した著書「ここまでわかった 燃える褐色脂肪の不思議」が出版されました。
- 2013年6月1日 河合塾発行の冊子「京大合格白書」に中村和弘のインタビュー記事が掲載されました。
- 2013年4月11日 中村和弘 が英国生理学会と米国生理学会の学術誌 Physiological Reports 誌から招待を受け、同誌のEditorial Boardに加わりました。
- 2013年4月1日 中村和弘 が京都大学生命科学系キャリアパス形成ユニット 講師に昇任しました。
- 2013年3月27日 第90回 日本生理学会大会シンポジウム「Optogeneticsを用いたin vivo生理学の新たな夜明け(日本神経科学学会連携シンポジウム)」(オーガナイザー:中村和弘、山中章弘)を開催しました。会場に入りきらないほどの聴衆が集まり、optogeneticsへの関心の高さを強く実感しました。シンポジストの先生方、聴衆の皆様、御参加ありがとうございました。
- 2012年11月1日 第89回 日本生理学会大会シンポジウム「新たにわかった褐色脂肪の生体機能とそのメカニズム」(オーガナイザー:中村和弘、斉藤昌之)の総括が 日本生理学雑誌 のSYMPOSIA欄に掲載されました。
- 2012年9月22日 中村和弘 の総説 "褐色脂肪熱産生を調節する中枢神経機構ー寒冷、感染、ストレスを生き抜くために" が 医学のあゆみ 誌に掲載されました。
- 2012年9月21日 第35回 日本神経科学大会(Neuroscience 2012)シンポジウム「温度環境に依存した神経活動」(オーガナイザー:柴崎貢志、中村和弘)を開催しました。多様なテーマの研究成果が発表され、大変面白いシンポジウムでした。シンポジストの先生方、聴衆の皆様、御参加ありがとうございました。
- 2012年9月4ー5日 "温熱生理研究会" を生理学研究所(愛知県岡崎市)にて開催しました(生理研世話人:富永真琴教授;提案代表者:中村和弘)。温度と生命の関わりついての多岐にわたる研究発表が行われ、非常に有意義な研究会となりました。御参加頂いた先生方、ありがとうございました。
- 2012年9月2日 京都大学アカデミックデイにて「病は気からを科学する」と題するポスターを出展しました。多くの市民の方々と研究についてお話しすることができました。足をお運び下さった皆様、ありがとうございました。
- 2012年6月1日 中村和弘 のカラー図説 "体温調節の中枢神経機構" が 日本臨牀 誌に掲載されました。
- 2012年4月17日 中村和弘が 平成24年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞 を受賞しました。(文部科学省ウェブサイト、京都大学ホームページ)
- 2012年4月2日 UCSFから梶村真吾先生をお招きし、セミナー「Engineering Fat Cell Fate: Transcriptional Control of Brown Fat Development」を開催しました。褐色脂肪細胞への分化メカニズムに関する興味深い内容で、質疑応答も大変盛り上がりました。
- 2012年3月30日 第89回 日本生理学会大会シンポジウム「新たにわかった褐色脂肪の生体機能とそのメカニズム」(オーガナイザー:中村和弘、斉藤昌之)を開催しました。時間を超過するほど議論が盛り上がり、褐色脂肪が肥満予防、冬眠、体温調節など、多様な生体機能に重要であることを改めて認識しました。シンポジストの先生方、聴衆の皆様、ありがとうございました。
- 2012年1月8日 中村和弘 が 毎日小学生新聞 から取材を受け、「なぜ寒いと感じるの? 皮ふのセンサーから脳へ」と題する記事が掲載されました。
- 2011年11月29日 英国生理学会の会報 Physiology News にて、ふるえの仕組みに関する私達の研究成果が紹介されました。(PDF, page 21)
- 2011年11月11日 中村和弘 の総説 "Central circuitries for body temperature regulation and fever" が American Journal of Physiology 誌ウェブサイトのEditor's Choiceに選ばれました。
- 2011年10月27–30日 中村和弘が日本学術振興会からの招待を受け、日独先端科学シンポジウム(JGFoS2011)に参加しました。
- 2011年10月6日 大学院生の Battuvshin Lkhagvasuren さんが筆頭著者、中村和弘 が責任著者の論文 "Social defeat stress induces hyperthermia through activation of thermoregulatory sympathetic premotor neurons in the medullary raphe region" が European Journal of Neuroscience 誌のオンライン版に掲載されました。本論文は、「心理ストレスによって起こる体温上昇に関わる交感神経プレモーターニューロンを同定した」というものです。Lkhagvasuren さんは暑い夏の京都で実験をよく頑張りました。
- 2011年10月6日 中村和弘 が大阪府立高津高等学校にて「寒さでふるえるしくみ ー脳の神経回路を探るー」と題する出前授業(模擬講義)を行いました。
- 2011年9月7日 米国生理学会からの招待を受け、中村和弘 が執筆した単著総説(査読有り) "Central circuitries for body temperature regulation and fever" が American Journal of Physiology 誌のオンライン版に掲載されました。
- 2011年8月25日 中村和弘 の総説 "褐色脂肪組織熱産生の中枢神経調節メカニズム" が 肥満研究 誌に掲載されました。
- 2011年7月29日 中村佳子 と 中村和弘 が共著者の論文 "EP3 receptors mediate PGE2-induced hypothalamic paraventricular nucleus excitation and sympathetic activation" が American Journal of Physiology 誌のオンライン版に掲載されました。
- 2011年7月15日 中村和弘 が筆頭・責任著者の論文 "Central efferent pathways for cold-defensive and febrile shivering" が The Journal of Physiology 誌に掲載され、掲載号のEditor's Choiceに選ばれました。本論文は、寒さなどによって「ふるえ」を起こす脳の仕組みを解明したもので、その研究成果が新聞・テレビニュースで報道されました。
- 2011年7月1日 中川美恵さんが教務補佐員として研究室メンバーに加わりました。
- 2011年6月15日 中村和弘 が共著者の論文 "Tangential migration and proliferation of intermediate progenitors of GABAergic neurons in the mouse telencephalon" が Development 誌に掲載されました。
- 2011年6月12日 中村和弘 が Frontiers in Integrative Physiology 誌の招待を受け、同誌のReview Editorial Boardに加わりました。
- 2011年4月25日 当研究室の紹介文が日本神経科学学会の 神経科学ニュース に掲載されました。
- 2011年3月16日 片岡直也さんが博士研究員として研究室メンバーに加わりました。
- 2011年2月10日 中村和弘 の提案研究課題が 内閣府の最先端・次世代研究開発支援プログラムに採択されました。
- 2011年1月10日 中村和弘 の総説 "視床下部からの交感神経遠心路" が 分子精神医学 誌に掲載されました。
- 2011年1月1日 中村和弘 が共著者の総説 "Central neural pathways for thermoregulation" が Frontiers in Bioscience 誌に掲載されました。
- 2010年11月5日 中村和弘 が Frontiers in Neuroendocrine Science 誌の招待を受け、同誌のReview Editorial Boardに加わりました。
- 2010年11月1日 中村和弘 のエッセイ "アメリカの国立公園" が 日本生理学雑誌 のAFTERNOON TEA欄に掲載されました。
- 2010年10月1日 中村和弘 の受賞エッセイ "環境生理学に思うこと" が 日本生理学雑誌 のAWARD欄に掲載されました。
- 2010年9月27日 中村和弘 の総説 "体温調節のメカニズム" が 自律神経 誌に掲載されました。
- 2010年9月1日 谷澤知香さんが教務補佐員として研究室メンバーに加わりました。
- 2010年6月15日 中村和弘 の総説 "体温調節の中枢神経回路メカニズム" が 生体の科学 誌に掲載されました。
- 2010年5月21日 第87回 日本生理学会大会 シンポジウム「温度と生命の関わり合い:温熱生理学の新たな進歩」(オーガナイザー:中村和弘、富永真琴)が開催されました。学会最終日の夕方にもかかわらず多くの聴衆の方々にお集まり頂き、温熱生理学分野の注目度の高さを再認識することができました。シンポジストの先生方、聴衆の皆様、ありがとうございました。
- 2010年5月20日 中村和弘 が 第11回 日本生理学会奨励賞 を受賞しました。(受賞研究課題:体温調節の中枢神経機構の解明)
- 2010年5月18日 中村和弘 が 2010年 日本生理学会 環境生理学グループ 久野 寧 記念賞 を受賞しました。
- 2010年4月27日 中村和弘 が筆頭・責任著者の論文 "A thermosensory pathway mediating heat-defense responses" が Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(PNAS、米国科学アカデミー紀要)誌(電子版)に掲載されました。本論文は、「暑い環境で体温の上昇を防ぐために必要な温度感覚の伝達の仕組み」を解明したもので、その研究成果が新聞・テレビで報道されました。
- 2010年4月26日 中村和弘 が 2010年 米国生理学会 Neural Control and Autonomic Regulation Section (NCAR) New Investigator Award を受賞しました。
- 2010年4月1日 中村和弘 の研究課題が 平成22年度 文部科学省 科学研究費補助金(若手研究(A))に採択されました。
- 2010年2月 中村和弘 が共著者のBook Chapter "The TRPV1 channel in normal thermoregulation: What have we learned from experiments using different tools?"が掲載された本 "Vanilloid Receptor TRPV1 in Drug Discovery: Targeting Pain and Other Pathological Disorders" がJohn Wiley & Sons社から出版されました。
- 2009年12月18日 中村和弘 の留学記 "オレゴンから愛" が 日本生理学雑誌 のHELLO PSJ欄に掲載されました。
- 2009年10月15日 中村和弘 が共著者の論文 "Neutralization of granulocyte macrophage colony-stimulating factor decreases amyloid beta 1-42 and suppresses microglial activity in a transgenic mouse model of Alzheimer's disease" が Human Molecular Genetics 誌に掲載されました。
- 2009年10月14日 中村和弘 が共著者の論文 "Granulocyte-macrophage colony-stimulating factor antibody suppresses microglial activity: implications for anti-inflammatory effects in Alzheimer's disease and multiple sclerosis" が Journal of Neurochemistry 誌に掲載されました。
- 2009年9月11日 中村和弘 が共著者の総説 "The transient receptor potential vanilloid-1 channel in thermoregulation: a thermosensor it is not" が Pharmacological Reviews 誌に掲載されました。
- 2009年7月26日 The 3rd International Symposium on Physiology and Pharmacology of Temperature Regulation (PPTR2009) にてシンポジウム「Neuronal mechanisms contributing to body temperature regulation」(オーガナイザー:中村和弘、永島 計)が開催されました。たくさんの聴衆の先生方から活発な議論を行っていただき、大変盛り上がりました。シンポジストの先生方、聴衆の皆様、ありがとうございました。
- 2009年7月25日 中村佳子 が The 3rd International Symposium on Physiology and Pharmacology of Temperature Regulation Young Researcher Award を受賞しました。
- 2009年6月30日 中村佳子 が筆頭著者、中村和弘 が責任著者の論文 "Different populations of prostaglandin EP3 receptor-expressing preoptic neurons project to two fever-mediating sympathoexcitatory brain regions" が Neuroscience 誌に掲載されました。
- 2009年4月1日 京都大学生命科学系キャリアパス形成ユニットに着任しました。
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