【2025.01.26】
令和2年卒、岐阜県立多治見病院呼吸器外科の髙田裕里と申します。
2024年4月から名古屋大学呼吸器外科の関連施設に所属する若手呼吸器外科医を対象としたハンズオントレーニング「ハンズオン月イチ道場」を開催しております。2025年1月21日に第6回目を今回はコヴィディエンジャパン株式会社様のサポートをいただき開催し、名古屋大学の水野鉄也先生と中村彰太先生にご指導いただきながら研修医1年目から卒後10年目の先生まで7名がトレーニングに取り組みました(図1)。
私は、月イチ道場が始まる以前から大学でのハンズオントレーニングに参加させていただいていますが、血管の剥離や結紮などの基本的な技術を学ばせていただくところから始まり、自動縫合器や超音波凝固切開装置の使用、左手の有効な使い方など実際の手術でうまくいかなかったところを中心に練習を重ね、葉切除を完遂できるようになりました。ハンズオントレーニングでは自分の手技を練習するだけでなく他施設の先生の技術を学んだり、交流をしたりすることができて非常に楽しく有意義な時間になっています。
トレーニング終了後は、芳川教授や名大医局の先生方と、複数の施設の若手が居酒屋に集いトレーニングを振り返ったり交流を深めたりしております。多忙な中で、我々若手呼吸器外科医のためにこのような貴重な機会を設けてくださっている芳川豊史教授はじめ大学医局の先生方に感謝申し上げます。
次回開催は、2月12日水曜日です。講師は名大医局加藤毅人先生、岐阜県立多治見病院杉山燈人先生です。ご興味のある先生がおられましたらぜひ今後のトレーニングにご参加いただけますと幸いです。