【2024.07. 2】
こんにちは。実はここ数年、本ホームページの管理を担っております門松です。それはさておき、今回は2024年6月27日~28日に大阪で開催された第47回日本呼吸器内視鏡学会に1歳の子どもを連れて参加してきた様子をご報告しようと思います。ちょうど上記学会期間中に夫の出張が重なり、いろいろと考えた結果、子ども諸共、大阪にいくことにしました。
私の発表は6月27日(木)の朝イチ行われる「低侵襲手術の未来像」というシンポジウムでした。そのため、前泊し当日朝に子どもを託児所に預けて学会参加という形をとりました。単独行動の場合は一泊くらいなら小さなリュックでおさまるところ、やはり子ども連れだと荷物が多くなります。オムツと離乳食と着替えと、抱っこ紐と・・と詰め込んでいったら、あっという間に荷物が膨れ上がりました。自分の荷物は可能なかぎりコンパクトにしても、膨大な荷物と子どもを抱えての移動はかなりこたえました。今までは、大抵前泊した夜は、抄録集を読み返して聴講したいセッションに付箋をはったり、自分の発表スライドを見返したり・・と今思えば悠々自適に過ごしていましたが、今回は・・・。最近ぶりかえした夜泣きが、大阪に来たからと収まるはずもなく午後8時頃から不機嫌になってきた子どもを抱っこ紐にいれ、寝るまでぐるぐると歩き続けました。
幸いなことに、今回は学会主催者様に準備していただいた託児所に預けることができました。通常は午前10時からしか開かないところ、学会期間中は午前8時からオープンしているとのことで、私も発表前に時間に余裕をもって子どもを預けることができました。また託児所は会場直通ホテル内に常設されており、とてもアクセスがよかったです。預けにいった際も穏やかなスタッフの方が出迎えてくれて安心して子どもを預けることができました。
このように最近では全国規模の学会ホームページをみると「託児について」という案内をみるようになりました。各家庭の保育状況にもよると思いますが、今回のように互いの出張日が重なってしまったときに利用できる制度があるのは大変助かりました。以前参加した学会のシンポジウムでも「昔は学会に託児所などなくて、出産して数年は学会に参加できなかった」と発言されている女性外科医の方がいらっしゃいました。いま、享受できる制度に感謝しつつ、各人の望むライフワークバランスが達成できるような仕組みづくりに貢献していきたいと考えています。