「仕事は熱血！いったん仕事から離れると・・・」

H15年卒　医局長・講師　中村彰太

　名古屋大学・呼吸器外科ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。令和3年3月8日付けで医局長を拝命しました中村彰太です。これまで医局に育ててもらったご恩に報いる機会をいただいたと思い、「関連施設との綿密な連携」と「若手呼吸器外科医ののびのびと育つ環境づくり」に尽力してまいります。

　芳川教授の号令のもと、関連施設を含め医局全体で名大・呼吸器外科を盛り上げ、さらに大きくしていくお手伝いができればと思っております。関連施設や医局員との連絡役・調整役・聞き役・協力をおねがいする役として誠意をもってきめ細かく努めて参ります。同門の諸先輩方には引き続きご指導のほどよろしくお願いします。また、困ったことや意見などがございましたら、どうぞ気軽にお声かけください。

【入局を検討されている方へ】　

　名大・呼吸器外科は20超の関連施設と50名を越える医局員を擁する呼吸器外科としては比較的大きな医局で、研修先や修練の場の選択肢が多いことが特徴のひとつです。医学生の方には初期研修施設の選択肢を示したり、将来呼吸器外科医になるまでにどんなルートがあるのかをわかりやすくお示ししたりできます。初期研修医の先生には後期研修～大学院入学・国内外留学・関連施設での勤務まで幅広く選択肢を示すことができます。呼吸器外科として一人前になるまでのロードマップをいっしょに悩み考えましょう。医局の若い仲間に対し、よい呼吸器外科医となれるよう真心でサポートしますので気軽のお声かけください。

【若手の先生方へ】

　外科医になりたての先生にとって、少しずつ手技が自分のものになっていく一方で、将来への不安やビジョンが不明確で悩む時期でもあると思います。そのようなときに、周りに相談できる方がいればいいですが、なんとなく相談しづらいときもあると思います。そんなときに気軽にお声かけください。一生懸命対応いたします。私個人としては、大垣市民病院・国立がん研究センター中央病院と比較的ハードな修練を積んできましたが、ハード感が体質的に合わない先生にもソフトに対応できますのでご安心ください。

　「外科に興味がある」、「中部地方の医療に従事したい」、呼吸器疾患や手術ナビゲーション技術・医療機器開発、肺がん基礎研究などで「世界に新しい知見を発信して呼吸器外科学の発展に貢献したい」という志をお持ちの方には、ぜひ入局をご検討下さい。当科は出身大学や研修病院にかかわらず、広く門戸を開放しております。当科芳川豊史教授の臨床・研究・教育への情熱を感じながら、良い環境で一緒に呼吸器外科診療の未来を築きませんか。学生、初期研修医、専攻医の先生方の見学も随時受け入れておりますので、お気軽に下記までご連絡ください。

医局長　中村　彰太
呼吸器外科医局 Tel. 052-744-2375
E-mail. shota197065@med.nagoya-u.ac.jp

写真：ソフトな一面を持つ中村