
研究の目的
この研究では、一側性聴覚障害の状態を正確に把握し、適切な治療や支援を通じてリハビリテーションを進めることを目指しています。
方向感覚や雑音下での聞き取りを評価する検査の標準化を進め、オールジャパン体制で調査・研究を行います。

今後の取り組み

現在、一側性聴覚障害には補聴器や人工内耳が使われていますが、これらの手段がどの程度効果的かを標準化された方法で評価します。
また、聴覚障害がより重度な「非対称性難聴」に対する評価方法も検討し、適切なリハビリテーションのガイドラインを作成します。
今後の目標(3年以内)
- ① 一側性聴覚障害の自覚的・他覚的聴覚検査の標準化
- ② 一側性聴覚障害者の人工内耳ニーズ調査(全国調査)
- ③ 一側性聴覚障害への介入前後の聴覚検査
- ④ 「一側性聴覚障害に対するリハビリテーションガイドライン」の作成