●Q3.実験動物部門や分析機器部門のX線装置を利用したいのですが,手続きは?
医学部のエックス線業務従事者として登録されている必要があります。
あらかじめ余裕を持って 「−●●エックス線を利用されたい方へ−●●」 に従って手続きをお願いいたします。
(診療(病院)で使いたい場合は、これとは別の放射線診療従事者として登録される必要があります。詳細は、人事労務第三係までお問い合わせ下さい。)

注意!業務従事者、診療従事者に登録されると各々別の被ばく線量計(ルミネスバッジ、ガラス線量計)が発行されます。エックス線装置使用の際は、利用する区分の被ばく線量計を必ず着用しなければなりません。

注意!動物部門のエックス線装置を使いたい場合は、加えて動物部門を使うための手続きが必要です。
動物部門を使うための手続きは、▼Link→動物部門利用にあたり必要な手続きを参照して下さい。

注意!分析機器部門のCT(Latheta LCT-200)を使いたい場合は、加えて分析機器部門を使うための手続きが必要です。
分析機器部門を使うための手続きは、
▼Link→分析機器部門ホームページを参照して下さい。

また、登録は年度毎に手続きを行って更新を行う必要があります。正しく継続手続きをされなかった場合は自動的に登録は抹消となります。不安な方は、
【 2024.4.1 現在のエックス線登録者名簿 】←ここをクリックして、現在の登録状況を確認して下さい。
(注意!:学外からは確認出来ません。)

●Q.しばらく利用していなかったが、また利用したい。どうしたら良いですか?
  エックス線再教育講習会を受講して有効な特殊健康診断結果の写しを提出して下さい。
  再教育は、eラーニングシステム「楽々てすと君」を用いて行いますので申し出てください。

●Q.実習を省いた装置を使いたくなった場合はどうすれば使えますか?
省いた装置の実習を受けることによって使えます。ただし、実験動物部門や分析機器部門の利用手続きが済んでいる必要があります。

●Q.診療で常日頃からエックス線を利用している医師は、特に講習などを受講しなくても医学部でエックス線を使えますか?
診療で必要なエックス線照射行為は医師免許により可能(名大病院では所定の手続きを行って放射線診療従事者として登録される必要があります。)なのですが、診療目的以外では労働安全衛生法の定めにより所定の手続きが必要となります。
従いまして、医師であっても他の方と同様に手続きをお願いいたします。

●Q.エックス線作業主任者の資格があり、十分な知識があるので講習会を省略出来ませんか?

エックス線作業主任者の免許をお持ちの場合は、資格認定手続きを行うことでエックス線講習会の受講のみ省略することが出来ます。
(資格認定手続きについてはここをクリックして確認してください。)
実習と毎年の再教育講習会は、その装置ならではの取扱い注意や、年度毎のトピックスがありますので省略することは出来ません。
(診療放射線技師免許、 第一種放射線取扱主任者免状をお持ちの方は、都道府県労働局で手続きをされれば、無試験でエックス線作業主任者の免許の交付を受けることができます。)

 


 

−●●エックス線を利用されたい方へ−●●  エックス線装置新規利用者用 DATE:2023. 8. 7 

 

 

 

以下の内容は2023年度に限り有効です。2024年4月以降は更新される予定ですので注意してください。

 

 

 

 

☆☆☆  エックス線を利用するために必要な手続き ☆☆☆

 エックス線を利用するためには、エックス線業務従事者になる必要があります。下記の順に手続きを行ってください。

【注意事項】
順に手続きを行うこととありますが、4.の放射線業務従事者特殊健康診断は、年に限られた回数しか行われませんので、早めに計画を立てて受診する必要があるため、この順番にしてあります。実際は手続き5.Bで提出出来れば良いのですが、そのためには計画的に受診しなければならないということです。なお、必要な書類が提出出来ない場合は、エックス線業務従事者登録が不可能ですので、実習を受けることも不可能となってしまいます。十分にご注意ください。

 【手続き】

1.名古屋大学の身分証明書を取得すること。
 学生証,職員証,名古屋大学在籍証明書等が必要です。

2.東山地区アイソトープ総合センターが実施するX線講習会を受講すること。
 開催時期や申込方法は、アイソトープ総合センターのホームページを参照して各自で間違いないように行ってください。申込は東山地区アイソトープ総合センターまで直接行ってください。

アイソトープ総合センターのホームページ 【RI・X線講習会】コンテンツ
( 東山地区アイソトープ総合センターは締切厳守です。早めに計画的に直接お申し込み下さい。)

 

3.職員の方は、名古屋大学人事担当事務方(医学部の方は人事労務第三係(外来棟4階))に特定有害業務等従事状況確認票の電離の欄に○を付けて提出すること。  
 【注意!】 学生の方であっても、非常勤医員の方など名古屋大学から給与を支給されている方は職員になりますので提出が必要です。

 

4.放射線業務従事者特殊健康診断を受診すること。
 特殊健康診断についての詳細は、●FAQ>●Q5.特殊健康診断について教えて下さい。 を参照して下さい。
 【注意!】 職員用の健康診断は開催時期が限られている上、検査後結果の発行までにとても時間がかかります。



5.エックス線業務従事者登録を行うこと。
 実習を受講するためには、実習の2週間以上前までにエックス線業務従事者登録が必要です。下記 A. B. C.の順に手続きを行ってください。
ただし、一旦登録されても特殊健康診断の有効期限を過ぎると登録は抹消されますのでご注意ください。

実験動物部門における2023年度の実習は下記の通り開催予定です。
●前期 開催期間 8/23-9/22 申込期限 8/4
●後期 開催期間 12/15-1/15 申込期限 12/1
 注意! 受講を希望する場合は、申込期限までに全ての手続きを完了する必要があるということです。早めに計画的に手続きを進めてください。


A.eラーニングシステム「楽々てすと君」を用いて 新規教育を受講すること。
  受講希望の方は yn@med.nagoya-u.ac.jp (中村)まで所属と氏名を連絡してください。なお、日本語が理解出来ない留学生のみえる講座の方は、対面で留学生の方と一緒に実施しますので全員とりまとめて「対面受講希望」と申し込んでください。

【実施方法】は、申し込まれた方にお伝えしますが、円滑に受講出来ますように下記の注意事項を確認してください。

 
【注意事項】
・あらかじめ yn@med.nagoya-u.ac.jp (中村)まで連絡しなければ受講不可能です。(「楽々てすと君」に登録されていない方は、登録から行う必要があるため数日かかります。)
本講習は「楽々てすと君」の講習効果確認模試に合格した後、当センターにて実施する講習効果確認試験に合格することによって修了になります。
模試に合格後、その際に表示されるメッセージに従って講習効果確認試験のアポイントを取って下さい。
なお不合格になった場合は、楽々てすと君をもう一度最初から受講してから再挑戦してください。
・受講にはGoogle Chromeをご利用ください。他のMicrosoft Edge等では受講情報が正確に反映されない可能性があります。
・Google Chromeが使えない等の理由で受講不可能な方は、個別対応いたしますので申し出て下さい。
・日本語が不得手な留学生のみえる講座の方と留学生ご本人は本システムを使用せず対面で一緒に実施します。受講漏れの無いように講座でとりまとめて「対面受講希望」と申し込んで下さい。

 

B. 講習効果確認試験の受験に当センターに来られる際に、下記T.からY.の書類を提出してください。

該当欄の □ に レ の上、添付忘れが無いように注意して下さい。

□T.放射線業務従事者特殊健康診断(@またはAのいずれかを必ず添付して下さい。) ←特殊健康診断には有効期限がありますので注意してください。

@.放射線業務従事者に係わる特別健康診断の結果のコピー
( 保健管理室で受診された時のみ血液データの写しの後日提出を認めますが、 その他の場合は必ず血液検査データの写しを申込み時に提出する必要があります。( 検査漏れが多いため) ) 職員の場合は6ヶ月以内、学生の場合は1年以内に下記の項目全て、受診した結果が必要です。

□問診
□白内障に関する眼の検査
□皮膚
□血液(血色素量又はヘマトクリット値,赤血球数, 白血球数及び白血球百分率←特に検査漏れに注意して下さい! )
※最後に結果として「問診項目及び健康診断の結果、放射線業務に従事するにあたり、健康上問題ないことを認めます。」等の医師の記載および署名または押印も必要です。


A.「必要でない」との判定結果が出ている放射線業務従事者特殊健康診断問診票(放射線業務従事者特殊健康診断問診受検票) のコピー ただし、業務内容欄の「エックス線装置取扱い」にチェックが入っていること。 職員の場合は6ヶ月以内、学生の場合は1年以内の判定結果

 

□U. X線講習 又は RI講習1種の修了証のコピー (既に発行されている方は、必ず添付して下さい。)
※ 注意※ 受講直後で未発行の場合に限り後日提出を認めますので、その場合は受講日を連絡してください。←受講したことの確認が出来なかった場合は手続きを進めることが出来ません。
なお、発行されましたら速やかに提出してください。


□V.エックス線業務従事者登録届 ( 別紙様式第1号) ←捺印のこと。
https://www.med.nagoya-u.ac.jp/isotope/Youshiki/XrayYousiki1go.pdf

 

□W.エックス線発生装置使用申請届( 別紙様式第2号) ←捺印のこと。
https://www.med.nagoya-u.ac.jp/isotope/Youshiki/XrayYousiki2go2023.pdf

 

□X.医学部籍以外の方は各自で所属部局の放射線安全管理室等に申請して発行された個人被ばく線量計の写真 (医学部と附属病院籍の方は不要)

 

□Y.他施設で被ばく歴 の ある方は、 被ばく歴証明書 (「他施設で使用した様な気がするけどどうしたら良いのでしょうか?」とよく質問されますが、被ばく歴が無ければ不要です)
( 施設の責任者が発行する証明書である必要があります。)

 

C.  上記の手続きに不備がなければ、エックス線業務従事者として登録されます。それから 実験動物部門のX線装置を使いたい場合は「6.1 実験動物部門」、 分析機器部門のX線装置を使いたい場合は「6.2 分析機器部門」の実習をそれぞれ受けてください。 装置は実習修了後から使用可能となります。 使用開始後、被ばく線量計を名古屋大学外から持ち込んで使用する方のみ,被ばく線量測定記録を提出する必要があります。測定毎の結果を記録した物と,1年毎に1年間の測定結果をまとめて集計した物のどちらも必要ですから必ず提出してください。

 

6. 実習 受講条件:実習の2週間以上前までに、上記の全ての手続きを済ませてエックス線業務従事者として登録されていること
      折角登録されても実習を受講せずに特殊健康診断の有効期限を過ぎますと登録は抹消されて実習は受講不可能になりますのでご注意ください。

 

6.1 実験動物部門
エックス線新規利用説明会(実習)を受講してください。
実験動物部門における2023年度の実習予定は下記の通りです。
●前期 開催期間 8/23-9/22 申込期限 8/4
●後期 開催期間 12/15-1/15 申込期限 12/1
受講を希望する場合は、申込期限までに全ての手続きを完了してお申し込み下さい。開催日は申し込み状況に合わせて決定します。
実習日の調整や受講申込み方法等についての詳細は、eラーニングシステムの講習効果確認試験の受験に当センターに来られた際に御案内しております。
※注意※ 受講時にX線業務従事者として登録されて個人被ばく線量計が発行されていなければなりません。  

6.2 分析機器部門
実習希望日の2週間以上前に個別に講習(実習)を申し込んで受講してください。
【申込方法】 TELまたは メールで分析機器部門の依藤様・古川様まで希望日時を連絡してください。
メールの場合は両名宛てに送信してください 。内線: 2404 or 5782
メール: e.yorifuji@med.nagoya-u.ac.jp(依藤) + furukawa@med.nagoya-u.ac.jp(古川)
受講申込み方法等についての詳細は、講習効果確認試験の受験に当センターに来られた際に御案内しております。
※注意※ 受講時にX線業務従事者として登録されて個人被ばく線量計が発行されていなければなりません。  

 

 

【実験動物部門のエックス線新規利用説明会(実習)に対するよくある質問】

Q1. 所要時間は?
A. 10:00-17:00です。(前半と後半の間に昼休みがありますが、時間はその回の進行状況により異なります。
現在、透視装置が使えないため、通常の実習が不可能となっております。
従って、所要時間はその分短くなっております。

Q2. CT と 照射装置のみを使えれば良いので、講習を短縮できませんか?
A. CTと照射装置だけの限定資格で良ければ、通常は 後半のみに短縮できます。
ただし、回によって午前と午後の内容が入れ替わったりしますので、必ず短縮で受講したい旨を申し出て許可を得て下さい。
許可無く午後から出席されても、午前の段階で欠席あつかいとなり受講出来ませんのでご注意下さい。

Q3. いつも半日しか、どうしても都合がつかないのですが?
A. 日を分けて、半日ずつ受講して、全ての項目を受講出来れば通常の資格が得られますので、相談して下さい。
 いつも午後から半日、若しくは午前中の半日しか無理な方でも、可能な限り対応しますので、相談して下さい。
 (過去には午前と午後の内容を入れ換えて、午後から2回受講することで全ての項目を受講出来るように開催したこともあります。)

 

Q4. 受講できる曜日が限られており、今回受講出来ないのですが?
A. 開催曜日は、前回以前まで都合がつかずお待ち頂いている方の希望曜日を先着順に優先して日程調整しています。
 よって、曜日を指定したい場合は、お待ち頂くことになり、開催日がかなり先になってしまうことも考えられますので、長期的に考えて、今必要なくても受講出来るときに受講されることをお勧めいたします。
 この実習は、臨床においての被ばく障害防止のための知識も習得できますので、余裕のあるときに(学部学生の方も受講可)是非受講して下さい。


Q5. とくにX線装置を使用する予定はないが、知識を習得したい職員や学生も受講出来ますか?
A. はい、名古屋大学(附属病院も勿論可能です)に籍のある方は、職種学部を問わず誰でも希望すれば無料で受講出来ますので、是非受講してください。
その場合でも、先ずは上記にも説明しております通り、X線講習会を受講して下さい。
 



問い合わせ先
名古屋大学アイソトープ総合センター分館 管理室   
(内線2409, E-mail: Med-kanric@med.nagoya-u.ac.jp