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減量手術を受ける前に

この手術は、あくまでも救命のための手術です。美容のために痩せたいという方は対象とはなりません。

減量手術は「楽をして痩せるための治療」ではありません

減量手術を行うことは、治療のきっかけにすぎません。いろいろな治療を頑張って受けてきたが、それでも痩せ続けることができないという方に非常によい適応と考えています。術後、しっかり栄養・運動療法を守ることが大切です。術後の外来通院や栄養・運動療法が守れない方は、術後のリバウンドが大きくなる可能性があります。

以上を踏まえて、十分理解した上で決断することが大切です

肥満症とはどういう状態をいうのか、どうして肥満症に治療が必要なのか、手術はどのような効果があるのか、手術の合併症にはどのようなものがあるのか、手術の限界はどうか、などを理解することが重要です。利益と不利益を十分理解してご自分で手術を受ける決断をすることが大切です。

手術の適応条件

当科では以下の条件をすべて満たす方を減量手術の適応としています。

  1. 年齢が20歳以上
  2. BMIが 35 kg/m2以上
  3. 糖尿病、脂質代謝異常、高血圧のうち1つ以上を合併している
  4. 6か月以上の内科的治療で十分な体重減少および肥満に伴う合併症の改善が見られない
  5. 手術に耐えられない身体、精神的な問題がない
    肥満が原因で心臓や肺に重大な疾患を抱えている方は、手術に耐えられるかどうかをしっかり検討した上で、手術を行います。

以下の場合は、手術の適応がありません。

  1. 肥満が内分泌疾患や薬によって起こっている方
  2. 重度の精神疾患や神経疾患を認める方
  3. 薬剤やアルコール、タバコ依存症を有する方
  4. 肥満が原因ではない重度の心肺機能や基礎疾患を有する方
  5. 家族の同意が得られない方

手術前に行う治療と検査

内科的治療は糖尿病・内分泌内科が、外科的治療は消化器外科2が担当しています。
当科で治療を受けていただくためには

  1. 原則的に名大病院 糖尿病・内分泌内科で内科的治療を6か月程度受けていただきます。栄養・運動療法が有効で継続可能な方は、手術を行わずにその方法で治療を継続するのがよいと考えています。
  2. 内科的治療で効果が不十分と判断されたら、ご家族とともに外科外来を受診していただき、外科医による診察および面談を受けていただきます。
  3. 内科医、外科医をはじめとした肥満治療チームにより行われる検討会で手術適応について話し合われ、全員の同意のもと手術治療を行う候補者となります。
  4. 候補者となったら、手術の危険性を減らすための手術前減量、禁煙、睡眠時無呼吸症候群がある方はその治療をお願いしています。これらが守られない場合、手術をお断りすることがあります。
  5. 手術が可能かどうかを確認するための検査(心電図、心臓超音波検査、レントゲン検査、血液検査、肺機能検査など)を受けていただきます。この検査の結果次第では、循環器内科(心臓の専門医)、呼吸器内科(肺の専門医)、腎臓内科、麻酔科の診察をお願いすることがあります。
  6. 5.の検査結果を踏まえて手術治療が最善の治療かどうか最終判断を行います。

手術が行われた後は、外科外来で定期的な診察や検査を受けていただきます。手術後に内科的治療が必要な場合、外科に加えて糖尿病・内分泌内科外来を受診していただきます。

ご相談は
名古屋大学医学部附属病院 052-741-2111(代表)
糖尿病・内分泌内科 または 消化器外科2

減量手術
名古屋大学医学部附属病院
〒466-8560 名古屋市昭和区鶴舞町65番地
 TEL 052-741-2111(代表)
 【休診日】 土・日曜日、祝日、振替休日、
年末年始(12月29日~1月3日)

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