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肥満症とは

肥満症とは

体の骨格から考えられる標準の量を超える脂肪が蓄積することを肥満といいます。肥満は、いわゆる”太っている状態”を指し、病気(疾患)を意味するものではありません。肥満であるかどうかは、体内の脂肪量によりますが、その指標としてBMIが用いられています。WHOによる肥満の判定基準はBMIが30 kg/m2以上です。日本では、日本肥満学会が定義した基準が用いられており、BMI 25 kg/m2以上を肥満としています。

BMI:Body Mass Indexの略で、「体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))」で求められます。

肥満が病的な肥満と見なされるかどうかは、肥満を原因とする疾患があるかどうかによります。合併する疾患を有している肥満を「肥満症」と呼びます。肥満症は20歳でBMI 45の人は同年齢の正常体重者より余命が13年短くなるという報告(WHOより)があり、合併する疾患によって生命に危険が及ぶため、医学的に治療が必要となります。肥満先進国といわれる米国では肥満が原因で年間40万人が死亡しており、予防できる死亡原因の第2位と言われています。

肥満症に合併する疾患と治療

  1. 糖尿病
  2. 脂質代謝異常(高脂血症)
  3. 高血圧
  4. 高尿酸血症・痛風
  5. 心臓病(心筋梗塞・狭心症)
  6. 脂肪肝
  7. 生理不順・不妊症
  8. 睡眠時無呼吸症候群
  9. 胸やけ(逆流性食道炎)
  10. 胆石症
  11. うつ病
  12. 肺塞栓
  13. 癌(乳癌、大腸癌、子宮癌)

などがあります。

肥満症に対する治療

肥満症に対する治療の基本は内科的治療、栄養療法、運動療法です。しかし、これらの治療だけでは長期的に体重減少を維持することは困難です。そこで、減量を目的とした手術法が考案され、これらを「減量手術」と呼びます。米国国立衛生研究所NIH(National Institutes of Health)からの声明では、重症肥満に対する治療の中で、長期的な減量効果の維持が期待できる治療法は、現在のところ減量手術のみとされています。

減量手術
名古屋大学医学部附属病院
〒466-8560 名古屋市昭和区鶴舞町65番地
 TEL 052-741-2111(代表)
 【休診日】 土・日曜日、祝日、振替休日、
年末年始(12月29日~1月3日)

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