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大腸がんの発見・進行度診断のための検査

発見のための検査

便潜血検査

人の血液に含まれるヘモグロビン色素を検索する方法で、従来の方法に比べて偽陽性(人の血液が混ざっていなくても陽性になること)の確率が減少しました。二日間検査をした場合には、進行がんがあれば約80%の人が陽性を示すことがわかっています。

簡便で他の検査に比べて安価である利点がありますが、陽性であってもがんでない場合の方が多い(痔やポリープ、憩室、大腸炎など)、早期がんでは陽性となることが少ないなどの欠点があります。このため、検診など多くの人の中から精密検査が必要な人を抽出する目的で行われます。

腫瘍マーカー検査

血液検査で腫瘍マーカー(大腸がんにおいてはCEA・CA19-9いうマーカーが有用です)を測定し、病気の進行具合や治療効果の判定に役立つ場合があります。ただし早期がんでは腫瘍マーカーの値は正常の場合がほとんどで、進行がんでも腫瘍マーカーの値が上昇しない場合もあります。

注腸検査

大腸がん(矢印部分)
大腸がん(矢印部分)

肛門からバリウムを注入し、X線撮影を行います。大腸病変の有無、病変があればその位置を確認します。

内視鏡検査

内視鏡検査

内視鏡を肛門から挿入して全大腸を観察します。病変が見つかった場合、生検を行います。大腸ポリープや早期がんの一部では内視鏡による切除が可能です。

生検

大腸がんの疑われる部位の細胞または組織の一部を取って顕微鏡でがん細胞の有無を調べます。この検査でがん細胞が確認されると、大腸がんと診断されます。

CT検査

大腸がんの大きさ・周囲への浸潤・リンパ節への転移の有無・肺や肝臓などへの遠隔転移の有無を評価します。また、血管の走行を確認することが可能で、手術を初めとする治療の参考にすることができます。

MRI検査

MRI検査

主に肝臓への転移が疑われる場合や直腸がんで行われる検査です。従来のCT検査でわかりにくい小さな肝臓の転移がわかります。直腸がんにおいては、その周囲の前立腺・子宮・膀胱・仙骨(骨盤の骨)にがんが浸潤しているかどうかを評価することができます。

PET検査(陽電子放射断層撮影検査)

PET検査(陽電子放射断層撮影検査)

体内にあるがん細胞をみつけるための検査です。悪性のがん細胞は正常の細胞よりも活発で、グルコース(糖)をより多く吸収します。PET検査では、少量の放射性グルコースを静脈内に注射し、その取り込みの分布を撮影して悪性がん細胞を検出します。糖の取り込みが多い部位は強く染まることで全身の転移の有無を検索します。特にCT検査による判断が困難な転移の評価に有用な場合があります。

大腸がん
名古屋大学医学部附属病院
〒466-8560 名古屋市昭和区鶴舞町65番地
 TEL 052-741-2111(代表)
 【休診日】 土・日曜日、祝日、振替休日、
年末年始(12月29日~1月3日)

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