医局案内

 

分野の概要

 

 わが国では現在少子化が急速に進行しているが、核家族化や医療の高度化に伴い、小児科医のニーズはむしろ増大している。当教室では、幅広い小児疾患に対しよりよい医療を提供すべく、診療・研究・教育に努めている。
 わが国の現状では、小児科医はまずgeneralistとして一人一人が幅広い小児科疾患に対応する必要がある一方で、specialistとして高度な専門性を持つことが望まれる。当教室では、現在11の専門グループがあり、specialistとしての専門医療を行っている。
 また、40に及ぶ関連病院と連携して、common diseaseに対しEBMに基づいた共同研究を遂行している。研究面では、臨床に直結したテーマを主体に幅広い分野で業績を築きあげてきた。文部科学省による高度先進医療開発経費が採択されたことから、細胞療法・遺伝子治療を視野に入れた、先端医療も進めている。

 

 

研究指導の方針および体制

 

 幅広く小児医療を実践し、小児科専門医の資格が取得可能なように、大学附属病院や関連の研修指定病院をローテートする独自の卒後研修システムを確立している。
 専門分野を網羅した数多くのグループを有することから、希望の専門分野の研修が教室内で可能である。また、積極的に国内外への留学も奨励しており、現在5名が海外の研究施設に出張している。
 留学生を含む多数の大学院生が在籍しており、教室内の各グループの教官が指導者となり、専門分野の研究を進めているが、基礎系の研究室や学外の研究施設での研究も可能である。

 

 

医局史

 

小児科学教室のあゆみ

 

多田 学三郎 教諭 明治36年4月 大正4年5月
藤井 静英 教授 大正4年5月 昭和7年2月
坂本 陽 教授 昭和7年2月 昭和35年3月
中江 亮一 教授 昭和35年4月 昭和41年3月
(教授不在時代) 昭和41年4月 昭和49年8月
鈴木 榮 教授 昭和49年8月 昭和59年4月
渡辺 一功 教授 昭和59年8月 平成14年3月
小島 勢二 教授 平成14年11月 平成28年3月