近年、臓器・造血幹細胞移植の適応の拡大、技術の進歩に伴い、免疫抑制療法のもとに免疫不全状態にある患者が増加しつつある。このような状況下、今後ますます持続感染・再活性化による難治性ウイルス疾患の発症・重要性は増すと考えられる。
ことにサイトメガロウイルス (CMV)、Epstein-Barr virus(EBV)、単純ヘルペスウイルス(HSV)などのヘルペス属ウイルスはほとんどすべての人に潜伏感染しており、免疫機能の低下に伴い再活性化してくる。また、胎児および新生児は細胞性免疫抑制状態にあり、HSV,
CMVなどによる母子間感染・先天感染は難治かつ予後不良疾患をもたらす。我々は、難治性ウイルス性疾患の発症機序・診断・治療・予防について研究し、全国に先駆け、分子生物学や免疫学的手法に積極的に取り組んできた。 |
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研究テーマ: |
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1)ウイルス疾患の遺伝子診断
2)ウイルスの中枢神経系感染機構の解明
3)ウイルスによる母子感染・先天感染の発症病理の解明
4)難治性ウイルス疾患に対する免疫・細胞療法の確立
5)慢性ウイルス感染症(B型・C型肝炎など)に対する抗ウイルス剤/インターフェロン治療の臨床 |
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スタッフ: |
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ふりがな |
いとう よしのり |
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氏名 |
伊藤 嘉規 |
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役職 |
助教 |
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ひとこと |
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ふりがな |
かわべ しんじ |
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氏名 |
河邊 慎司 |
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役職 |
大学院生 |
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ひとこと |
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ふりがな |
とりい ゆか |
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氏名 |
鳥居 ゆか |
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役職 |
大学院生 |
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ひとこと |
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