名古屋大学小児科臨床研修プログラム(PDF、Word形式) | ![]() ![]() |
資料1.経験すべき代表的疾患リスト(PDF、Excel形式) | ![]() ![]() |
資料2.取得するべき手技リスト(PDF、Excel形式) | ![]() ![]() |
資料3.研修指導者による評価項目シート(PDF、Excel形式) | ![]() ![]() |
症例サマリーの雛形(PDF、Word、File Maker形式) | ![]() ![]() ![]() |
名古屋大学小児科臨床研修プログラム
(2005年度版)
はじめに
名古屋大学小児科に入局し、名古屋大学小児科関連施設にて小児科臨床研修を行う医師が効率的かつ円滑な小児科臨床研修を行えるよう「名古屋大学小児科臨床研修プログラム」を作成した。本プログラムを利用して、有意義な小児科臨床研修に臨んでいただきたい。
なお、日本小児科学会入会をもって小児科専門医の研修開始となるので、日本小児科学会に速やかに入会することを勧める。日本小児科学会入会については、日本小児科学会のホームページ(http://www.jpeds.or.jp/)を、名古屋大学小児科入局については名古屋大学小児科のホームページ(http://www.med.nagoya-u.ac.jp/ped/)を参考にしていただきたい。
2005年1月
名古屋大学大学院小児科学 小島勢二
名古屋大学小児科臨床研修を考えるワーキンググループ
I. | 名古屋大学小児科の一般目標 |
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II. | 名古屋大学小児科臨床研修プログラムの目的 | |||
III. |
名古屋大学小児科臨床研修プログラムの管理運営 | |||
IV. | 小児科臨床研修について | |||
1) | 標準的な小児科臨床研修コース | |||
2) | 定期的に行われる教育関連行事 | |||
@ | 新入局者オリエンテーション | |||
A | 名古屋大学臨床小児科セミナー | |||
B | 名古屋大学小児科関連病院臨床症例検討会 | |||
C | 木曜会 | |||
D | 名古屋大学小児科関連病院新生児カンファレンス | |||
E | 小児科初期セミナー | |||
3) | 名大病院研修について | |||
・ | 研修時期・研修期間 | |||
・ | 研修方法 | |||
・ | 学会発表 | |||
・ | 名大病院研修における主な教育関連行事 | |||
・ | 各診療グループの診療の特徴について | |||
・ | 各診療グループの症例検討会、勉強会などのスケジュール | |||
V. | 経験するべき症例 | |||
VI. | 取得するべき手技 | |||
VII. | 「診療態度」「一般的診療能力」について | |||
VIII. | 評価シート、各種リストの取り扱い | |||
資料1. 経験すべき代表的疾患リスト | ||||
資料2. 取得するべき手技リスト | ||||
資料3. 研修指導者による評価シート | ||||
IX. | 専門医取得プログラム | |||
@ | 小児科専門医制度 | |||
A | 小児科各分野の専門医(認定医)制度について | |||
日本小児血液学会 | ||||
日本小児アレルギー学会 | ||||
日本小児感染症学会 | ||||
日本小児神経学会 | ||||
日本周産期・新生児医学会 | ||||
日本小児循環器学会 | ||||
日本先天代謝異常学会 | ||||
日本小児腎臓学会 | ||||
日本小児内分泌学会 | ||||
日本小児心身医学会 | ||||
日本小児臨床薬理学会 | ||||
日本小児遺伝学会 | ||||
日本小児東洋医学会 | ||||
日本小児救急医学会 | ||||
日本小児リウマチ研究会 | ||||
B | 小児科分野と関連の専門医(認定医)について | |||
日本てんかん学会 | ||||
日本透析医学会 | ||||
ICD(Infection Control Doctor) | ||||
小児科各分野における専門医・認定医の現状(1) | ||||
小児科各分野における専門医・認定医の現状(2) |
名古屋大学小児科臨床研修プログラム
・ | 幅広く小児医療・小児保健に貢献するために、すぐれた小児科医を育成し、地域の小児医療の充実を図り、小児医学の進歩に寄与する。 | ||||||||||||||||||||||
・ | 一般目標の実現を目指して以下の事を実践する。 | ||||||||||||||||||||||
|
・ | 本プログラムは上記の「名古屋大学小児科の一般目標」の実践を目指すために作成された臨床研修プログラムである。 | ||
・ | 小児科医として幅広い臨床経験を積み、小児科診療の基礎的知識・手技を習得し、小児科専門医を取得するための効率よい臨床研修を提供する。 | ||
・ | 小児科専門医を取得後に、各分野専門医取得のための研修に速やかに移行できるように、各専門分野の専門医取得についての情報を同時に提供する。 | ||
・ | 小児科臨床研修を通じて、臨床医としての基本的姿勢、病児とその家族に接する態度を習得できるようにする。 |
・ | 本プログラムの管理責任者は小島勢二(名古屋大学大学院小児科学教授)とする。 | ||
・ | 関連病院部長会などを通して、定期的に本プログラムの研修内容評価、再検討をおこなう。 | ||
・ | 専門医関連の情報については、1年に1回の更新をおこなう。 | ||
・ | 本プログラムの修正、訂正などは、「名古屋大学小児科臨床研修を考えるワーキンググループ」を中心に作業を行う。 |
1)標準的な小児科臨床研修コース
卒後2年後 卒後4〜5年後 卒後5〜6年後
臨床研修 (スーパーローテート研修) 原則2年間 |
原則的に臨床研修を行った病院にて、引き続き小児科研修を行う。 |
|
関連施設内の一般病院への赴任 関連施設内の専門施設への赴任 大学院入学 関連施設外の国内研修 各分野専門医取得 |
上記と同様の小児科研修をおこなう。 |
大学院入学 関連施設外の国内研修 |
卒後4〜5年後
(註)塗潰し部分は名大病院研修の期間
・ | 卒後2年間は各研修病院の臨床研修プログラムに沿い、ローテート研修を行う。 | ||
・ | ローテート研修終了後は、原則的に研修病院の小児科にて小児科研修を開始する。小児科研修に適していない病院である場合は、異動を考慮する。 | ||
・ | 原則的に新生児研修は必須とする。研修中に新生児研修が行えない場合は必要に応じて異動を考慮する。 | ||
・ | 原則的に卒後4〜5年後(小児科医として2〜3年経験後)に、名古屋大学医学部附属病院小児科にて研修(以下、名大病院研修)を行う。名大病院研修についての研修内容については別に記す。 | ||
・ | 卒後4〜5年後に大学院入学、小児病院などへの国内研修をとるコースも設けるが、ある基準を設けて、しかるべき評価機構により、その個人を評価しその上で許可をする事を条件とする。 |
@ | 新入局者オリエンテーション |
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新入局者を対象に、2泊3日の宿泊研修会を開催する。オリエンテーションでは小児科、関連診療科(小児外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、精神神経科など)の基礎的講義をおこなう。 |
「新入局者オリエンテーション」の実例(2004年度実施)
日 時:平成16年11月12日(金)〜14日(日)
場 所:あいち健康プラザ(愛知県知多郡東浦町大字森岡字源吾山1番地の1)
期 日 |
時 間 |
講 師 |
内 容 |
11/12 |
17:00 |
|
健康宿泊館1階に集合 チェックイン |
18:00〜19:00 |
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夕食(11階レストラン・ランポーネ) |
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19:00〜20:00 |
早川昌弘 |
小児・新生児蘇生法 |
|
20:10〜21:10 |
坂本龍雄 |
アレルギー講義 |
|
講義終了後〜 |
|
温泉入浴 親睦会 |
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11/13 |
07:30〜 |
|
朝食(3階レストラン・サルーテ) |
09:00〜10:00 |
奥村彰久 |
神経講義 |
|
10:10〜11:10 |
大橋直樹 |
循環器講義 |
|
12:10〜 |
|
昼食(自由)フリータイム |
|
13:30〜14:30 |
瀬尾孝彦 |
小児外科講義 |
|
14:45〜15:45 |
上条隆司 |
内分泌講義 |
|
16:00〜17:30 |
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自由時間(入浴など) |
|
17:30〜18:30 |
小島勢二 |
血液学講義 |
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19:00〜21:00 |
|
懇親会(4階和室) |
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11/14 |
07:30〜 |
|
朝食(3階レストラン) |
09:00〜10:00 |
都築一夫 |
腎疾患講義 |
|
10:30〜11:30 |
梶田光春 |
代謝疾患講義 |
|
講義終了後 |
|
解散 |
A | 名古屋大学臨床小児科セミナー | |
各専門分野の第一人者を国内外から招聘して行っている講演形式のセミナーで、年数回開催している。セミナーの後に懇親会を開いて、講師との親睦を深めている。 |
「名古屋大学臨床小児科セミナー」の実例(2004年度実施分) |
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第15回名古屋大学臨床小児科セミナー | ||||
日 時: | 平成16年4月23日(金)19:00〜 |
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場 所: | 名古屋大学医学部 鶴友会館 | |||
講 師: | Prof. Anton H. Sutor(Freiberg University) | |||
演 題: | Guideline for
Treatment of ITP |
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第16回名古屋大学臨床小児科セミナー | ||||
日 時: | 平成16年9月5日(日)14:00〜 | |||
場 所: | 医学部基礎医学研究別館 病理組織学実習室 | |||
講 師: | Dr. Charlotte M. Niemeyer(Freiberg University) | |||
症例検討会形式 | ||||
第17回名古屋大学臨床小児科セミナー | ||||
日 時: | 平成16年10月8日(日)19:00〜 | |||
場 所: | 名古屋大学医学部附属病院 東病棟8階大会議室 | |||
講 師: | Prof. Mirko Diksic(McGill University) | |||
演 題: | A study of the brain monoaminergic systems using PET | |||
第18回名古屋大学臨床小児科セミナー | ||||
日 時: | 平成17年1月21日(金)19:00〜 | |||
場 所: | 名古屋大学医学部 基礎別館3階修士講義室 |
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講 師: | Dr. Tong Wu(北京大学) | |||
演 題: | Haploidential Hematopoietic Cell Transplantation (HCT) Compared with
Matched HCT from Family Donors: Report of 216 Cases |
B | 名古屋大学小児科関連病院臨床症例検討会 | |
関連病院を中心とした検討会であり、毎回1つのテーマを決め、その疾患・病態について議論を深めている。年に2回開催されている。 |
「名古屋大学小児科関連病院臨床症例検討会」の実例(2004年度実施分) |
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第43回名古屋大学小児科関連病院臨床症例検討会 |
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日 時: | 平成16年6月19日(土)午後3時〜5時 |
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場 所: | 名古屋大学医学部附属病院 東病棟8階大会議室 | |||||
テーマ: | 小児の疾病とサイトカイン |
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世話人: | 岡崎市民病院小児科 | |||||
演 題: | ||||||
(1) | 抗サイトカイン療法が有効であった新生児脳症の1例 | |||||
(2) | 新生児ヘルペスにおける全身性炎症反応の検討 |
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(3) | インフルエンザの中枢神経合併症とサイトカインの動向 | |||||
(4) | ブドウ球菌エンテロトキシンBによるヒト末梢血単核球からのサイトカイン産生に及ぼすガンマグロブリンの抑制効果 | |||||
(5) | 化膿性髄膜炎の治療経過とIL-6の関係 | |||||
(6) | マイコプラズマ肺炎発熱遷延例の検討 〜高サイトカイン血症の関与〜 |
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(7) | 川崎病とサイトカイン | |||||
第44回名古屋大学小児科関連病院臨床症例検討会 | ||||||
日 時: | 平成16年12月4日(土)午後3時〜5時 | |||||
場 所: | 名古屋大学附属病院 東病棟8階大会議室 | |||||
テーマ: | ウイルス感染症の合併症 | |||||
世話人: | トヨタ記念病院小児科 | |||||
演 題: | ||||||
(1) | ムンプス膵炎が疑われた2例 | |||||
(2) | インフルエンザ脳炎の1例 |
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(3) | 百日咳肺炎の経過中にサイトメガロウイルス感染症を発症した1乳児例 | |||||
(4) | 帯状疱疹髄膜炎の2例 | |||||
(5) | 巨大冠動脈瘤を合併した慢性活動性EBウイルス感染症の1例 | |||||
(6) | パルボウイルスB19による骨髄無形成発作を起こした遺伝性球状貧血症の1例 | |||||
(7) | 軽症胃腸炎に伴うけいれんの臨床的特徴 |
C | 木曜会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
関連病院から治療、診断に難渋している症例、希有な症例を自由にもちよるインフォーマルな症例検討会で、2カ月に1回、木曜日の夕刻に名古屋大学小児科の医局で行われる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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D | 名古屋大学小児科関連病院新生児カンファレンス |
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関連病院臨床症例検討会と同様に毎回1つの新生児領域におけるテーマを決め、その疾患・病態について議論を深めている。年に2回開催されている。 | ||||||||
「名古屋大学小児科関連病院新生児カンファレンス」の実例 |
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第8回関連病院新生児カンファレンス | ||||||||
日 時: | 平成16年6月12日(土曜日) 午後3時00分〜 |
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場 所: | 名古屋大学医学部附属病院 東病棟8階大会議室 |
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テーマ: | 早産児・低出生体重児の循環管理 |
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世話人: | 名古屋大学医学部附属病院周産母子センター |
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演 題: | ||||||||
(1) | 超早産児の症候性動脈管開存症に対するインドメサシンの反応性についての後方視的検討 | |||||||
(2) | 名古屋第一赤十字病院における超早産児の症候性動脈管開存症の臨床像 | |||||||
(3) | 動脈管開存症の管理についての文献的考察 | |||||||
(4) | 極低出生体重児急性期の循環管理 |
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(5) | 鉄剤投与、極低出生体重児栄養管理のガイドラインの紹介 | |||||||
E | 小児科初期セミナー(仮称) | ||
名古屋大学小児科入局者以外にも、初期ローテート中の研修医を対象とした小児科初期セミナーを本学内で開催する。研修医が対象であることから、「小児の救急蘇生」、「小児におけるレントゲン読影の基礎」の2テーマとする。 |
小児科臨床研修の中で名大病院研修をおこなう意義は、大学教官・医員・大学院生とのつながり(縦のつながり)と同世代のつながり(横のつながり)を形成することと、各研修病院間の治療の標準化を図ること、国際化への導入、研究への導入である。また、研修病院で経験できなかった症例を経験して、小児科専門医取得のための研修を補完することも目的の1つである。短い研修期間であるが、有意義な研修であると確信している。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 研修時期・研修期間: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原則として卒業後4〜5年目(小児科医として2〜3年目)に、6〜12カ月間おこなう。 |
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・ | 研修方法: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Aグループ(血液・腫瘍)、Bグループ(神経、アレルギー、ウイルス、免疫、循環器)、Cグループ(新生児)の各診療グループをローテーションする形式をとる。各グループのローテーションの期間は、研修病院における研修内容を考慮して決定する。 |
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・ | 学会発表: |
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研修期間中に、日本小児科学会東海地方会をはじめ、各分野の学会、研究会にて研究発表、症例報告をおこなう。 |
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・ | 名大病院研修における主な教育関連行事: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
@ | 新入院患者プレゼンテーション/教授回診 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
毎週木曜日の午後1時から病棟5階の教育スペースで、1週間の新入院患者の症例提示をおこない、その後に5E病棟(小児内科病棟)の教授回診をおこなう。これらを通じて、「症例提示の技術向上」と「各研修病院における治療の違いの標準化」を行う。また、外国人留学生、外国人研修生が参加する場合は、英語による症例提示、討論をおこない、国際化に対応できる小児科医の育成を行っている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A | 医局抄読会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
教官と大学院生が中心となり、Science、 Nature、Cellに掲載されている論文の抄読会を1カ月に1回おこなっており、分子生物学的分野のトピックスについての知識を深め、基礎研究へのexposureを図る |
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B | 入院患者症例検討会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
教授回診に引き続き、臨床実習の医学部学生を交えて、隔週毎に小児科医局で行っている。入院患者の中から教育的な症例を取り上げて、1症例に1時間と十分な時間をかけて症例検討を行っている。臨床診断に至る過程や鑑別診断を重視したカンファレンスである。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
C | 関連病院臨床研究 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「関連病院臨床研究ワーキンググループ」が中心となり、日常診療で比較的よく診る疾病を対象とした臨床研究を立ち上げている。研修期間中にワーキンググループに参加をして、臨床研究の企画、運営についての方法論を習得する。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
D | 大学院研究発表会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大学院重点化後は大学院生が小児科医局の半数以上を占め、学外を含め研究活動を行っている。これら大学院生の研究の進行状況および各研究室間での情報交換を目的として、隔月毎に大学院研究報告会を行っている。大学院生は各自の研究の背景、方法論、研究過程について関連病院の医局員を含む公開の場で研究発表をおこなう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
E | 全国学会・国際学会報告会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
各研究室の最新の成果を報告することで、医局員全体に各分野の研究の動向を紹介し、知識の共有を図ることを目的として隔月毎に学会報告会を行っている |
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・ | 各診療グループの診療の特徴について | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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・ | 各診療グループの症例検討会、勉強会などのスケジュール |
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本リストは、「小児科医の到達目標」(平成14年2月1日改訂、日児誌106巻,
8号, 1064〜1096頁,
平成14年)に準拠して、各分野の中から研修到達度の目安となる疾患(群)を列記したものである。研修中の医師がどのような疾患群をよく経験し、経験の不足している分野がどこにあるかを自己チェックする事を目的としている。研修する施設による疾患群の偏りを評価して、できるだけ平等な研修機会を提供する資料とするものである。各分野についての具体的な到達度の目安は、「小児科医の到達目標」に記載されている。本リストは、各疾患について経験した症例数を、経験したレベルに応じて記載するように作成してある。なお、本リストは自己評価となっている。小児科専門医を申請する際には、各分野を網羅した症例の要約を提出することが必要なため、本リストと共に自分の経験した症例の要約を保管されることが望ましい。 |
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・ | 自ら主治医として治療した | |||||
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・ | 指導医と共に治療に参加した | |||||
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・ | 自ら診断し、専門家に紹介した |
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・ | 他の医師の診療を見た | |||||
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VI.取得するべき手技 (資料2.取得するべき手技リスト)
小児への身体的、精神的負担、侵襲に配慮しつつ、小児、特に乳幼児に対する基本的な手技を身につけることが不可欠である。本リストは、各手技について経験した症例数を、経験したレベルに応じて記載するように作成してある。また、本リストは「小児科医の到達目標」(平成14年2月1日改訂、日児誌106巻,
8号, 1064〜1096頁,
平成14年)を参考にし、抜粋、追加し作成した。なお、本リストは自己評価、指導医評価となっている。 |
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・ | 自らが中心でおこなった | |||
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・ | 指導医と共に手技に参加した | |||
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・ | 他の医師の手技を見た | |||
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VII.「診療態度」「一般的診療能力」について ( 資料3.研修指導者による評価シート)
医師として、「診療に取り組む姿勢」、「病児とその家族に接する態度」、「一般的診療能力」は最低限のレベルが必要であるが、小児科専門医を取得する者においては、そのレベルが更に高く設定されると考えられる。本リストを使用して上記項目を評価し、より質の高い小児科医を育成したい。本リストは「小児科医の到達目標」(平成14年2月1日改訂、日児誌106巻,
8号, 1064〜1096頁,
平成14年)の総論に記載されている項目から、「態度」「一般的診療能力」に準拠して作成した。なお、本リストは指導医評価となっており、5が大変優れている、3が標準的、1が要努力として、5段階評価をおこなう。 |
研修を開始した医師とその指導医は年度末に、「経験すべき代表的疾患リスト」、「取得するべき手技リスト」、「研修指導者による評価シート」を医局長に提出することを義務づける。また、同時に小児科専門医受験に際して必要な症例のサマリーを作成することが望ましい。付録のCD-ROMに、「経験すべき代表的疾患リスト」、「取得するべき手技リスト」、「研修指導者による評価シート」をMicrosoft Excel(Windows
XP version)のファイルで、「症例サマリーの雛形」をMicrosoft Word(Windows
XP version)のファイルで収録してあるので、利用していただきたい。なお、平成18年までは従来の認定医制度を実施するため、本プログラム付録の「症例サマリーの雛形」は認定試験の形式である。専門医に移行した際に、サマリー形式が変更になる可能性があるので、留意されたい。 |
資料1.経験すべき代表的疾患リスト | ||||||
「小児科医の到達目標」平成14年2月1日改訂(日本小児科学会雑誌Vol.106, No.8, 1064-1096, 平成14年)に準拠して、各分野の中から経験の目安となる疾患名を列記した。各疾患についての到達度の目安は、「小児科医の到達目標」を参照されたい。ここに挙げた疾患は、経験すべき疾患の一部であり、その他経験すべき多くの重要疾患があることを留意されたい。 | ||||||
分野 | 疾患名 | 補足説明 | A. 自ら主治医として治療した | B. 指導医と共に治療に参加した | C. 自ら診断し、専門家に紹介した | D. 他の医師の診療を見た |
新生児 | 極低出生体重児 | |||||
呼吸窮迫症候群 | ||||||
胎便吸引症候群 | ||||||
仮死 | ||||||
新生児黄疸(交換輸血) | ||||||
先天異常 | 常染色体異常 | 新生児期と小児期と双方の時期で経験する事が望ましい | ||||
性染色体異常 | ||||||
先天奇形症候群 | ||||||
先天代謝異常症・代謝性疾患 | 先天代謝異常症 | 各疾患名は、「到達目標」参照 | ||||
内分泌 | 下垂体性疾患 | |||||
状腺機能亢進症及び低下症 | ||||||
症候性肥満 | ||||||
性成熟異常 | ||||||
糖尿病 | ||||||
生体防御・免疫 | 原発性免疫不全症 | |||||
血球貪食症候群 | ||||||
膠原病・リウマチ性疾患 | 若年性特発性関節炎 | 新規診断・経過中の増悪に対する治療経験を含む | ||||
全身性エリテマトーデス | ||||||
その他の膠原病 | ||||||
川崎病 | ||||||
アレルギー | アナフィラキシー | |||||
気管支喘息重積発作 | イソプロ持続吸入以上 | |||||
食物アレルギー | 経口負荷試験 | |||||
感染症 | 敗血症 | |||||
細菌性髄膜炎 | ||||||
麻疹 | ||||||
肺結核 | 化学予防は除く | |||||
呼吸器 | 感染症以外の肺疾患 | |||||
気道異物 | ||||||
クループ・細気管支炎 | ||||||
気胸・縦隔気腫 | ||||||
消化器 | 腸重積 | |||||
肥厚性幽門狭窄症 | ||||||
腸回転異常症 | ||||||
炎症性腸疾患 | ||||||
循環器 | 先天性心疾患 | |||||
不整脈 | ||||||
心不全 | ||||||
血液 | 貧血 | 鉄欠乏性・未熟児を除く | ||||
血小板減少性紫斑病 | ||||||
好中球減少症 | ||||||
血友病 | ||||||
DIC | ||||||
腫瘍 | 白血病 | |||||
脳腫瘍 | ||||||
固形腫瘍 | ||||||
腎・泌尿器 | 急性糸球体腎炎 | |||||
慢性糸球体腎炎 | ||||||
原発性ネフローゼ症候群 | ||||||
紫斑病性腎炎 | ||||||
腎・尿路奇形 | ||||||
腎不全(急性・慢性) | ||||||
生殖器 | 略(8. 内分泌参照) | |||||
神経、筋疾患 | てんかん | |||||
急性脳症 | ||||||
もやもや病 | ||||||
脳性麻痺 | ||||||
傍感染性疾患 | 重症筋無力症、ADEMなど | |||||
フロッピーインファント | ||||||
精神疾患・心身医学 | 自閉症 | 広汎性発達障害を含む | ||||
LD/ADHD | ||||||
被虐待児 | ||||||
救急 | CPA |
資料2.取得するべき手技リスト | |||||||
「小児科医の到達目標」平成14年2月1日改訂(日本小児科学会雑誌Vol.106, No.8, 1064-1096, 平成14年)に準拠して、各分野の中から経験の目安となる手技を列記した。 | |||||||
分野 | 手技 | 自らが中心で行った | 指導医と共に参加した | 他の医師の手技を見た | |||
自己評価 | 指導医 | 自己評価 | 指導医 | 自己評価 | 指導医 | ||
救急と一般(新生児含む) | 気管内挿管 | ||||||
中心静脈ルート確保 | |||||||
経末梢的中心静脈カテーテル挿入 | |||||||
動脈ルート確保 | |||||||
腰椎穿刺 | |||||||
胸腔穿刺 | |||||||
腹腔穿刺 | |||||||
人工呼吸管理 | |||||||
経静脈(中心静脈)栄養 | |||||||
予防接種 | |||||||
新生児 | 採血(動脈、静脈、踵) | ||||||
静脈ルート確保 | |||||||
臍動脈、臍静脈カテーテル挿入 | |||||||
交換輸血 | |||||||
頭部エコー | |||||||
内分泌 | 各種負荷検査 | ||||||
消化器 | 消化管造影 | ||||||
胸腹部CT, MRI検査 | |||||||
腹部エコー | |||||||
腸重積の非観血的整復 | |||||||
循環器 | 除細動 | ||||||
心エコー | |||||||
心カテーテル検査 | |||||||
心電図判読 | |||||||
血液・腫瘍 | 骨髄穿刺 | ||||||
骨髄像の評価 | |||||||
輸血 | |||||||
腎・泌尿器 | 腎生検 | ||||||
逆行性腎盂造影、静脈性腎盂造影 | |||||||
腎エコー | |||||||
腹膜透析 | |||||||
血液透析、血漿交換 | |||||||
神経 | 脳波判読 | ||||||
頭部CT, MRI読影 |
資料3.研修指導者による評価項目シート | |||||
「小児科医の到達目標」(平成14年2月1日改訂)の総論に記載されている項目のうち、「態度」「一般的診療能力」に準拠して、5段階評価を行う。(5が大変優れている、3が標準的、1が要努力として評価する。) | |||||
■態度(attitude) | |||||
1. 医の倫理 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
2. 患者と家族に対する態度 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
3. 患者教育 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
4. 他の医療関係者との協力 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
5. 地域医療 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
6. 医療及び福祉関係社会資源の活用 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
7. 国際的感覚 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
8. 自己研修 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
9. 研究 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
10. 意思決定の困難な場合への対応 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
11. 医療経済 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
■一般的診療能力 | |||||
1. 面接及び病歴の聴取 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
2. 診察 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
3. 診断 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
4. 臨床意志決定 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
5. 治療 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
6. リハビリテーション | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
7. 一般教育への配慮 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
8. 病歴の記載 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
(9. 以下の項目は、診療技能の各論に属するため、自己評価がふさわしい) | |||||
■総合的な評価 |
小児科の専門医制度には、小児科専門医のほかに小児科各分野に専門医制度が存在する。小児科初期研修の目的のひとつに、小児科専門医を取得後にサブスペシャリティを育成することがあげられる。本学小児科での研修プログラムに、各専門分野における専門医制度に関する情報を提供するので、各分野の専門医取得に利用していただきたい。 |
@ 小児科専門医制度
名 称:小児科専門医 専門医認定学会:日本小児科学会(http://www.jpeds.or.jp/) 概 要:日本小児科学会が認定する。従来の認定制度より、2002年に小児科専門医制度を新たに施行した。小児科専門医は小児保健を包括する小児医療に関してすぐれた医師を育成することにより、小児医療の水準向上進歩発展を図り、小児の健康の増進および福祉の充実に寄与することを目的とし、所定の卒後研修を終了した会員に対し、試験を実施し、資格を認めている。資格は5年ごとに審査のうえ更新される。 |
|||||
※平成18年までは従来の認定医制度を実施。平成14年から18年に認定医になったものは、登録された以降の1年間以上の職歴、研修内容を添付して試験運営委員会に申請する。試験運営委員会で審査し、専門医に相当する5年以上の研修期間を終了したと認められるものを合格とし、理事会で承認を受ける。 |
|||||
必要条件: | |||||
|
a) | 小児科初期研修認定施設に必要な専門医:人数等は規定なし | |||||
b) | 名大関連での専門医認定施設 | |||||
・ | 専門医認定施設 | |||||
名古屋大学医学部附属病院、国立病院機構名古屋医療センター、春日井市民病院、岡崎市民病院、公立陶生病院、碧南市民病院、名古屋第一赤十字病院、名古屋掖済会病院、社会保険中京病院、トヨタ記念病院、愛知県厚生農業協同組合連合会加茂病院、愛知県厚生農業協同組合連合会昭和病院、労働福祉機構中部労災病院、愛知県厚生農業組合連合会安城更生病院、愛知県心身障害者コロニー中央病院、国家公務員共済組合連合会名城病院、あいち小児保健医療総合センター、大垣市民病院 | ||||||
c) |
|
|||||
d) |
|
以下の各項目を各分野の専門医制度につき詳述する。最新の情報については記載してある学会ホームページを参照されたい。 |
||
専門医(認定医)の名称、認定学会、取得必要条件 |
||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医(認定医) | |
b) | 名大関連での専門医(認定医)認定施設と専門医(認定医)・指導医の人数 |
|
c) | 名大関連病院ごとの特徴(*この際の名大関連とは、関係する研修可能な施設を含む) |
|
d) | 各分野専門医(認定医)を取得するための過程や取得時期 |
|
e) | 各分野専門医(認定医)を取得する制度を構築する上での考えられるモデルコース |
<日本小児血液学会>*小児がんに関して専門医(認定医)制度はない。 | ||||||||||||||||||||||
名称:日本血液学会専門医(小児科) | ||||||||||||||||||||||
専門医認定学会:日本血液学会(http://www.jshem.or.jp/) |
||||||||||||||||||||||
必要条件: | ||||||||||||||||||||||
・ | 小児科専門医、日本血液学会の認定施設で3年、会員歴3年 |
|||||||||||||||||||||
・ | 臨床血液学に関する学会発表または論文が2つ以上 | |||||||||||||||||||||
・ | 受け持ち入院患者のうち10名の診療実績記録の提出。症例は3領域(赤血球疾患、白血球疾患、出血血栓性疾患)のそれぞれにおいて少なくとも2例を含む) |
|||||||||||||||||||||
・ | 専門医認定試験あり | |||||||||||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医: | |||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 | |||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
c) | 名大関連病院ごとの特徴 |
|||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
d) | 各分野専門医を取得するための過程や取得時期 | |||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
e) | 各分野専門医を取得する制度を構築する上での考えられるモデルコース |
|||||||||||||||||||||
上記のような2つのモデルコースを考えているが、臨床に研究的な考え方も必要であるため、大学院入学を勧めている。大学院終了後、専門医を取得した後は海外留学、血液専門施設への就職、教官への任用、等の道が開かれている。 |
<日本小児アレルギー学会>(http://www.iscb.net/JSPACI/)*現在2階建制度へ移行中 |
||||||||||||||||||||||
名称:日本アレルギー学会専門医 「日本アレルギー学会専門医(小児科)」 |
||||||||||||||||||||||
専門医認定学会:日本アレルギー学会(http://www.js-allergol.gr.jp/) |
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必要条件: |
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・ | 認定教育施設において通算2年以上の入院患者の診療に従事していること。 |
|||||||||||||||||||||
・ | 定期的な外来診療をおこなっていること。 | |||||||||||||||||||||
・ | アレルギー疾患患者100例以上の診療実績があること。 | |||||||||||||||||||||
・ | 「小児科専門医、日本アレルギー学会の会員歴7年」(検討中) | |||||||||||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医: |
|||||||||||||||||||||
日本アレルギー学会認定指導医1名以上が常勤 | ||||||||||||||||||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 |
|||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
c) | 名大関連病院ごとの特徴 | |||||||||||||||||||||
専門医研修の可能な施設は、指導医が勤務するあいち小児保健医療総合センターのアレルギー科のみ。 | ||||||||||||||||||||||
d) | 各分野専門医を取得するための過程や取得時期 | |||||||||||||||||||||
小児アレルギーの指導医が在籍する施設(名大関連ではあいち小児保健医療総合センターのみ)で少なくとも1年間の臨床研修を行ったうえで、できれば2年以上の研究活動を経験する(名大関連では名古屋大学大学院のみ)。 |
||||||||||||||||||||||
e) | 各分野専門医を取得する制度を構築する上での考えられるモデルコース |
|||||||||||||||||||||
専門医制度へ移行中のため、未定である。名古屋大学医学部附属病院を含むいくつかの施設においては、症例数の基準を充たすことは容易であるが、指導医資格の取得、教育カリキュラムの確立という基準を整備することは現状では困難である。 |
<日本小児感染症学会> | ||||||||||||||||||||
名称:日本感染症学会専門医 |
||||||||||||||||||||
専門医認定学会:日本感染症学会(http://www.kansensho.or.jp) | ||||||||||||||||||||
必要条件: |
||||||||||||||||||||
・ | 小児科専門医認定後6年以上、日本感染症学会の会員歴5年 | |||||||||||||||||||
・ | 感染症の臨床に関して筆頭者としての論文発表1篇、学会発表2篇、計3篇 |
|||||||||||||||||||
・ | 認定試験あり |
|||||||||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医:規定なし | |||||||||||||||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 | |||||||||||||||||||
|
<日本小児神経学会> | ||||||||||||||||||||||||||||
名称:日本小児神経学会専門医 | ||||||||||||||||||||||||||||
専門医認定学会:日本小児神経学会(http://www.yo.rim.or.jp/~JSCN/jscnhome.html) |
||||||||||||||||||||||||||||
必要条件: | ||||||||||||||||||||||||||||
・ | 小児科専門医、日本小児神経学会の会員歴5年 |
|||||||||||||||||||||||||||
・ | 症例要約30症例と症例詳細報告5例 |
|||||||||||||||||||||||||||
・ | 筆記試験・面接あり |
|||||||||||||||||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医:1名以上の専門医が必要 |
|||||||||||||||||||||||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 | |||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
c) | 名大関連病院ごとの特徴 |
|||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
d) | 各分野専門医を取得するための過程や取得時期 |
|||||||||||||||||||||||||||
初期研修病院での研修内容にもよるが、小児科専門医を取得後2〜3年程度名古屋大学医学部附属病院か、上記のような研修に適した病院でのトレーニングが必要であると思われる。 専門医取得に関しては、1ヶ所の病院である程度の期間研修すれば何とかなると思われるが、小児神経科医としてはneurologically sick children, neurologically handicapped childrenの偏りなく診療できることが望まれるため、2〜3ヶ所の研修施設で診療に従事するのが理想であろう。 |
||||||||||||||||||||||||||||
e) | 各分野専門医を取得する制度を構築する上での考えられるモデルコース |
|||||||||||||||||||||||||||
|
<日本周産期・新生児医学会> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
名称:周産期新生児専門医 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
専門医認定学会:日本周産期・新生児医学会(http://plaza.umin.ac.jp/%7Eneonat/) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
必要条件: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 日本小児科学会専門医 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 日本周産期・新生児医学会会員歴が3年以上 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 認定研修施設における3年間の研修(6カ月は指定された基幹病院での研修が必須) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 学会が認める周産期医学,周産期医療に関連する原著論文 1 編以上を筆頭著者として査読制度のある雑誌に発表していること。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 学会が認める周産期医学関連学会に所定の回数,参加し,かつ筆頭演者として発表を行っていること。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 筆記試験あり | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医: | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
c) | 名大関連病院ごとの特徴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
d) | 各分野専門医を取得するための過程や取得時期 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
e) | 各分野専門医を取得する制度を構築する上での考えられるモデルコース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
<日本小児循環器学会> *小児循環器専門医制度を検討中
(http://jspccs.umin.ac.jp/) |
||||||||||
名称:日本循環器学会専門医 |
||||||||||
専門医認定学会:日本循環器学会(http://www.j-cire.or.jp/) |
||||||||||
必要条件: |
||||||||||
・ | 小児科専門医、日本循環器学会の認定施設で3年、会員歴6年 |
|||||||||
・ | 循環器疾患について30症例。手術所見と剖検例をあわせて3例 |
|||||||||
・ | 認定試験あり |
|||||||||
・ | 喫煙が心血管病の危険因子であることを認識し、禁煙の啓発に努めるもの |
|||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医:専門医制度なし |
|||||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数:専門医制度なし |
|||||||||
c) | 名大関連病院ごとの特徴 |
|||||||||
|
<日本先天代謝異常学会>(http://www1.neweb.ne.jp/wa/jikei-ped/jsimd2.html) |
||||||
名称:日本人類遺伝学会専門医 |
||||||
専門医認定学会:日本人類遺伝学会(http://www6.plala.or.jp/jshg/) |
||||||
必要条件: |
||||||
・ | 小児科専門医不要(無関係) | |||||
・ | 日本人類伝学会が指定した研修施設・関連施設において3年以上の臨床研修 |
|||||
・ | 会員歴が連続3年以上 |
|||||
・ | 遺伝医学に関係した筆頭者としての学会発表または論文が2編以上 |
|||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医:規定なし |
|||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 |
|||||
|
<日本小児腎臓学会>(http://nephron.med.tohoku.ac.jp/jspn/) |
|||||||||||||||||||||||||||||||
名称:日本腎臓学会認定医(小児科) |
|||||||||||||||||||||||||||||||
専門医認定学会:日本腎臓学会
(http://www.jsn.or.jp/jsn_new/index.html) |
|||||||||||||||||||||||||||||||
必要条件: |
|||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 小児科専門医、日本腎臓学会の認定施設で2年、会員歴5年 |
||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 症例提出、認定試験あり |
||||||||||||||||||||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な認定医: | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
b) | 名大関連での認定医認定施設と認定医・指導医の人数 |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
c) | 名大関連病院ごとの特徴 |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
d) | 各分野認定医を取得するための過程や取得時期 |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
e) | 各分野認定医を取得する制度を構築する上での考えられるモデルコース |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
<日本小児内分泌学会>(http://edpex104.bcasj.or.jp/jspe/) |
|||||||||||||||||||||||
名称:日本内分泌学会 内分泌代謝科(小児科)専門医 |
|||||||||||||||||||||||
専門医認定学会:日本内分泌学会(http://square.umin.ac.jp/endocrine/index.html) |
|||||||||||||||||||||||
必要条件: | |||||||||||||||||||||||
・ | 小児科専門医 |
||||||||||||||||||||||
・ | 継続4年以上の会員歴、研修期間6年以上 |
||||||||||||||||||||||
・ | 内分泌代謝疾患臨床に関する学会発表、又は論文発表が5編以上あり、少なくとも 2編は筆頭者であること | ||||||||||||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医:規定なし |
||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 |
||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
c) | 名大関連病院ごとの特徴 |
||||||||||||||||||||||
日本内分泌学会認定教育施設とはなっていないが、次の4病院で小児内分泌疾患の診療(入院)を行っている。 | |||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
d) | 各分野専門医を取得するための過程や取得時期 |
||||||||||||||||||||||
小児科専門医取得後、3年以上の研修。認定された以外の施設でも、内分泌代謝疾患の臨床経験を十分に積み、かつ内分泌代謝科指導医の承認のある際には専門医の受験申請ができる(平成20年まで)。 | |||||||||||||||||||||||
e) | 各分野専門医を取得する制度を構築する上での考えられるモデルコース |
||||||||||||||||||||||
|
<日本小児心身医学会>(http://jisinsin.umin.ac.jp/)*小児科では専門医制度なし |
||||||
名称:日本心身医学会専門医 |
||||||
専門医認定学会:日本心身医学会(http://www.interq.or.jp/japan/shinshin/) |
||||||
必要条件: |
||||||
・ | 小児科専門医不要(無関係) | |||||
・ | 日本心身医学会の認定施設で3年、会員歴3年 |
|||||
・ | 心身医学に関する学会発表3回以上、学術論文3編以上 |
|||||
・ | 学会(支部を含む)で主催した心身医学会講習を受講 |
|||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医: 1名以上の指導医 |
|||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 |
|||||
|
||||||
c) | 各分野専門医を取得する制度を構築する上での考えられるモデルコース |
|||||
|
<日本小児臨床薬理学会> *小児科では専門医制度なし。 |
||
名称:日本臨床薬理学会専門医 |
||
専門医認定学会:日本臨床薬理学会(http://www.jade.dti.ne.jp/~clinphar/) |
||
必要条件:小児科専門医不要(無関係) |
<日本小児遺伝学会> |
||||||||||||||||||||||||||||||
名称:臨床遺伝専門医 |
||||||||||||||||||||||||||||||
専門医認定学会:日本人類遺伝学会、日本遺伝カウンセリング学会(http://www6.plala.or.jp/jshg/) |
||||||||||||||||||||||||||||||
必要条件: |
||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 小児科専門医を取得していることが望ましい |
|||||||||||||||||||||||||||||
・ | 日本人類遺伝学会または日本遺伝カウンセリング学会の会員歴3年以上 |
|||||||||||||||||||||||||||||
・ | 臨床遺伝専門医制度委員会の認定施設で3年研修 |
|||||||||||||||||||||||||||||
・ | 3年間に遺伝医学に関わる論文発表2編もしくは学会発表4回が必要 |
|||||||||||||||||||||||||||||
・ | 30例の遺伝臨床経験の要約 |
|||||||||||||||||||||||||||||
・ | 口頭試問・筆記試験あり |
|||||||||||||||||||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医: |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数(指導医は参考:他科) |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
c) | 名大関連病院ごとの特徴 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
d) | 各分野専門医を取得するための過程や取得時期 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
e) | 各分野専門医を取得する制度を構築する上での考えられるモデルコース |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
<日本小児東洋医学会> | ||||||||||||||
名称:日本東洋医学会専門医 |
||||||||||||||
専門医認定学会:日本東洋医学会(http://www.jsom.or.jp/html/index.htm) |
||||||||||||||
必要条件: | ||||||||||||||
・ | 小児科専門医、日本東洋医学会の認定施設で3年、会員歴3年 |
|||||||||||||
・ | 50症例の一覧及び、そのうち10症例の臨床報告提出 |
|||||||||||||
・ | 認定試験(筆記試験、口頭試問)あり |
|||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医:規定なし |
|||||||||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 |
|||||||||||||
|
<日本小児救急医学会> *小児では現在は専門医制度なし |
|
名称:日本救急医学会専門医 |
|
専門医認定学会:日本救急医学会(http://www.jaam.jp/index.htm) |
|
必要条件: |
|
・ | 小児専門医不要(無関係) |
・ | 日本救急医学会の認定施設で救急部門の専従医として3年 |
・ | 会員歴3年、臨床経験5年 |
・ | 筆記試験あり |
<日本小児リウマチ研究会> *小児では専門医制度なし |
||
名称:日本リウマチ学会専門医 |
||
専門医認定学会:日本リウマチ学会(http://www.ryumachi-jp.com/) |
||
必要条件: |
||
・ | 小児科専門医不要(無関係) |
|
・ | 認定教育施設での臨床3年、会員歴継続5年 |
B 小児科学会の専門分野ではないが、小児分野と関連がある専門医(認定医)
<日本てんかん学会> *小児・成人で共通 |
|||||||||||||||||||||||
名称:日本てんかん学会認定医(臨床専門医) |
|||||||||||||||||||||||
専門医認定学会:日本てんかん学会(http://square.umin.ac.jp/jes/) |
|||||||||||||||||||||||
必要条件: |
|||||||||||||||||||||||
・ | 小児科専門医不要(無関係)、現在てんかん診療に従事 |
||||||||||||||||||||||
・ | 日本てんかん学会の研修認定施設で1年、会員歴5年 |
||||||||||||||||||||||
・ | 種々の病型を含む50例の具体的なリストおよび症例詳細記述5例 |
||||||||||||||||||||||
・ |
てんかんに関する論文(原則として臨床論文。最近10年間のもの5編、うち3編は筆頭著者としての臨床論文)。 | ||||||||||||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な認定医:規定なし |
||||||||||||||||||||||
b) | 名大関連での認定医認定施設と認定医・指導医の人数 |
||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
c) | 名大関連病院ごとの特徴 | ||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
d) | 各分野認定医を取得するための過程や取得時期 | ||||||||||||||||||||||
小児科専門医を取得後、1年の認定施設での研修を含め、2〜3年程度名古屋大学医学部附属病院か、上記の研修に適した病院でのトレーニングが必要であると思われる。認定医取得に関しては、1ヶ所の病院である程度の期間研修すればなんとかなると思われるが、病院により症例の内容には差があるため、2-3ヶ所の研修施設で診療に従事するのが理想であろう。 | |||||||||||||||||||||||
e) | 各分野認定医を取得する制度を構築する上での考えられるモデルコース | ||||||||||||||||||||||
|
<日本透析医学会> |
||||||||
名称:日本透析医学会専門医 |
||||||||
専門医認定学会:日本透析医学会(http://www.jsdt.or.jp/) |
||||||||
必要条件: |
||||||||
・ | 小児科専門医不要(無関係)、臨床経験5年、学会認定施設での研修5年 |
|||||||
・ | 学会出席ならびに業績について30単位 |
|||||||
・ | 本会年次学術集会参加1回以上 |
|||||||
・ | 学会筆頭発表1件以上と原著(必ずしも筆頭でなくてもよい)1編以上の両者 |
|||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医:指導医1名以上および専門医1名以上が常勤 |
|||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 | |||||||
|
||||||||
c) | 名大関連病院ごとの特徴 | |||||||
|
<ICD制度協議会(日本小児感染症学会など16学会・研究会で構成)> |
|||||||||||||||||||||||||||||
名称:ICD(Infection Control Doctor) |
|||||||||||||||||||||||||||||
認定組織:ICD制度協議会(http://www.icd.umin.jp/) |
|||||||||||||||||||||||||||||
必要条件: |
|||||||||||||||||||||||||||||
下記の3条件を全て満たす場合、ICD(Infection Control Doctor)に応募が可能である。ICD認定委員会で3条件を満たしていることを確認し、協議会がICDとして認定する。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
A | 協議会に加盟しているいずれかの学会の会員であること。 | ||||||||||||||||||||||||||||
B | 医師歴が5年以上の医師または博士号を取得後5年以上のPhDで、病院感染対策に係わる活動実績(下記1〜3)があり、所属施設長の推薦があること。 | ||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||
C | 所属学会からの推薦があること。 | ||||||||||||||||||||||||||||
a) | 専門研修認定施設に必要な専門医:規定なし |
||||||||||||||||||||||||||||
b) | 名大関連での専門医認定施設と専門医・指導医の人数 |
||||||||||||||||||||||||||||
|
小児科分科会 |
関連学会専門医名称 |
|
日本小児血液学会 |
日本血液学会専門医(小児科) |
◎ |
日本小児アレルギー学会 |
日本アレルギー学会専門医 |
◎ |
日本小児感染症学会 |
日本感染症学会専門医 |
◎ |
日本小児神経学会 |
日本小児神経学会専門医 |
◎ |
日本未熟児新生児学会 |
周産期新生児専門医 |
◎ |
日本小児循環器学会 |
日本循環器学会 |
▲ |
日本先天代謝異常学会 |
日本人類遺伝学会専門医 |
◎ |
日本小児腎臓病学会 |
日本腎臓病学会認定医(小児科) |
◎ |
日本小児内分泌学会 |
日本内分泌学会内分泌代謝科(小児科)専門医 |
◎ |
日本小児心身医学会 |
日本心身医学会専門医 |
◎ |
日本小児臨床薬理学会 |
日本臨床薬理学会 |
▲ |
日本小児遺伝学会 |
日本人類遺伝学会、日本遺伝カウンセリング学会(臨床遺伝専門医) |
◎ |
日本小児東洋医学会 |
日本東洋医学会専門医 |
◎ |
日本小児救急医学会 |
日本救急医学会 |
▲ |
日本小児リウマチ研究会 |
日本リウマチ学会専門医 |
◎ |
日本小児呼吸器疾患学会 |
日本呼吸器疾患学会 |
◇ |
日本小児栄養消化器肝臓学会 |
日本消化器病学会、日本肝臓学会 |
◇ |
|
|
|
◎:小児科分科会専門医or学会(小児科)専門医となっているもの |
|
|
▲:小児科としてのsubspetialityとしては認められていないため、今後小児のみの専門医をめざすもの |
|
|
◇:今後の情勢を見極めている段階 日本小児科学会ホームページ 分科会サブスペシャリストの現状(http://plaza.umin.ac.jp/%7Ejpeds/senmon-meibo-j.html)を改変
|
|
関連小児科分科会 |
専門医・認定医取得必要条件 |
学会に関する備考 |
日本小児血液学会 |
小児科専門医、日本血液学会の認定施設で2年、会員歴3年 |
|
日本小児アレルギー学会 |
小児科専門医、日本アレルギー学会の会員歴7年 |
現在2階建て制度へ移行中 |
日本小児感染症学会 |
小児科専門医、日本感染症学会の会員歴5年 |
|
日本小児神経学会 |
小児科専門医、日本小児神経学会の会員歴5年 |
|
日本未熟児新生児学会 |
小児科専門医、日本新生児学会の認定施設で3年上積み、会員歴5年 |
|
日本小児循環器学会 |
小児科専門医、日本循環器学会の認定施設で3年、会員歴6年 |
小児循環器専門医制度を検討中 |
日本先天代謝異常学会 |
小児科専門医不要(無関係) |
|
日本小児腎臓病学会 |
小児科専門医、日本腎臓学会の認定施設で2年、会員歴5年 |
|
日本小児内分泌学会 |
小児科専門医、内分泌代謝疾患の診療に7年従事 |
|
日本小児心身医学会 |
小児科専門医不要(無関係)、日本心身医学会の認定施設で3年 |
|
日本小児臨床薬理学会 |
|
日本臨床薬理学会専門医(小児科)を目指す |
日本小児遺伝学会 |
小児科専門医不要(無関係)、臨床遺伝専門医制度委員会の認定施設で3年、会員歴3年 |
|
日本小児東洋医学会 |
小児科専門医、日本東洋医学会の認定施設で3年、会員歴5年 |
|
日本小児救急医学会 |
小児専門医不要(無関係)。日本救急医学会の認定施設で3年、会員歴3年 |
日本小児救急医学会専門医を目指す |
日本小児リウマチ研究会 |
小児科専門医不要(無関係)、日本リウマチ学会の認定施設で3年、会員歴5年 |
|
日本小児呼吸器疾患学会 |
小児科専門医不要(無関係)、会員歴5年 |
|
日本小児栄養消化器肝臓学会 |
小児科専門医不要(無関係) |
|
日本小児科学会ホームページ 分科会 サブスペシャリストの現状(http://plaza.umin.ac.jp/%7Ejpeds/senmon-meibo-j.html)を改変