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大学院生・研究生 大募集中

 

私たちの研究室の特徴は、ヒト・動物の全システムに渡る形態解析に強いということです。標準的な分子生物学的手法と個体レベルの形態解析を効率よく学ぶことが出来ます。医学部教育においては、病理学総論・各論を担当しています。医学部出身でない方も病理学や病理診断に関する知識を身につけることができます。

 

大学院生の声

学生A(博士課程)♂ 医学科2012年卒

 私は医学科在学中から研究にも病理学にも興味があったため、学生時代から初期研修までの間で、いくつかの病理学教室、市中病院の病理診断科、その他病理学以外の教室も見学しておりました。どれも魅力的で、進路決定にはかなりの時間を要しましたが、当教室のテーマである酸化ストレス、悪性中皮腫、プラズマといった研究内容や見学時の教室の雰囲気等に魅かれて、市中病院での初期研修を修了後すぐに当教室・大学院に入学致しました。

 現在は、悪性中皮腫の新規治療薬の開発や予防法の確立を目指して、in vitroin vivoの実験を行う日々を過ごしております。様々な分野出身の方がいる教室で研究の領域が多岐に渡るため、いろいろな視点からの意見が飛び交います。かつ留学生の多い教室ですので、英語でディスカッションすることも多々あります。

また、当教室は日本病理学会の登録施設であり、教室内・名大病院・関連病院における指導医のもとで病理診断や病理解剖(2014年度:主執刀12例)にも励んでいます。

 悪性中皮腫、プラズマ、カーボンナノチューブ等の研究に興味のある方は、医学部出身の方もそうでない方も一度見学されることをお勧め致します。

 年に2回、研修医や医学部生を対象として当教室の説明会も開催しておりますので、ご興味のある方はご連絡ください。その他質問のある方もお気軽にご連絡ください(yuuki.oohara@DELETETHISmed.nagoya-u.ac.jpmed.nagoya-u.ac.jp)。

 

学生B(修士課程)♂ 検査学科2014年卒

 私は大学にて病理診断学の1つである細胞診断学について学ぶ機会があり、病理形態学に興味を抱くようになりました。細胞診断学は細胞の腫瘍化を形態的に捉えていく必要がありますが、この学問を学ぶにつれ、形態的な変化がいかにして起こるのかということに興味をもち、形態変化と発癌のメカニズムに関する研究を行いたいと考えるに至りました。その旨を大学時代の恩師に相談したところ、当研究室を紹介していただき、縁あって大学院に入学するにいたっております。

現在は、酸化ストレス発癌の一因である活性酸素を発生させる、触媒性二価鉄の形態学的な解析を行っております。また、カーボンナノチューブの毒性・発がん性に関する研究も同時に行っております。

教室内では研究に関しての議論が活発に行われており、その議論を元に研究を進めることで新たな知見が得られ、刺激的な毎日を過ごすことができております。

酸化ストレス発癌、アスベストおよびカーボンナノチューブによる発癌、鉄発癌、悪性中皮腫、プラズマなどこれらの研究に興味のある方は、是非、豊國研の一員としてプロジェクトを推し進めていきましょう。

 

 

大学院入試 博士課程:毎年2回開催 修士課程:毎年1回開催

大学院の入試に関する情報は、名古屋大学大学院医学系研究科のホームページを参照してください。

 

研究室の見学、歓迎致します。あらかじめ御連絡ください。

 

連絡先 :(〒466-8550 名古屋市昭和区鶴舞町65 名古屋大学大学院医学系研究科病理病態学講座生体反応病理学/分子病理診断学)

電話:(052)744-2087  ファックス:(052)744-2091

電子メール:t.aoyama@DELETETHISmed.nagoya-u.ac.jp

 

研究室の場所:JR中央線鶴舞駅(JR名古屋駅から2駅目、約5分)下車徒歩5分あるいは名古屋市営地下鉄鶴舞線鶴舞駅下車徒歩10分;医系研究棟2号館2

 

 

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