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 双子、三つ子でも授かった子どもを育てる覚悟はおありでしょうか。また、多胎児の場合、ひとりひとりのサイズが小さくなり生まれる時期も早くなりますから、発達障害の起きる可能性も相対的に高くなります。そのためにもできるだけ多胎児を避けることが望ましいのです。また、運良く元気な多胎児が生まれたとしても、大人になっていく過程で多胎児は単胎児の経験しない多くの精神的ストレスを周囲から受けることは、一般の方のみならず一部の産婦人科医にも意外と知られていない事実です。不妊治療・生殖医療は新しい生命を授ける特殊な医療ですから、あなた方ご夫婦にも、そして将来の子供にも余分なハードルを安易に課さないように、本当の家族の幸せを考えて、親身になって考えてもらえる医療機関で医療を受けていただきたいものです。愛知県不妊専門相談センターは、県内の医療機関の評価をするセンターではありません。どのような受精卵を何個選んでどの時期に移植するかは、２つか３つかというような単純なものではありません。医師のモラルも大切ですが、この医療の持つ素晴らしさと背中合わせの危なさを、皆様自身が十分理解していただき、全国のモデルといえるような安心して健全な不妊治療の受けられる愛知県に育ててください。 |
体外受精で受精卵を戻す時、３つでも４つでも、状態の良い卵なら戻して欲しいと思います。医師は２個しか戻さないのはなぜでしょうか。私は、できるだけ早く子どもが欲しいので、1回で可能性のある卵はたくさん戻したいです。