消化器内科学
藤城 光弘

消化器内科教室は、 ナンバー内科が新たな大講座である病態内科学講座として改組された際に、初代教授である後藤秀実先生の教授就任とともに2003年2月1日に誕生いたしました。2019年1月より、二代目教授である藤城光弘先生が赴任し、診療においては、『技術をもった内科医として全人的に患者と向き合う』、研究においては、『消化器各領域での先制医療、精密医療の実現』、教育においては、『患者・医療者・社会から信頼される医療人の育成』、という、大きな目標を掲げ、日夜、診療・研究・教育に邁進しております。_
関連施設は、愛知県を中心として、岐阜県、三重県、静岡県に計55施設あり、これらの施設と恒常的に人事交流をしております。また、名古屋大学アジア内視鏡研修センターの設立にも多大な貢献をし、アジアを中心に世界の国々との交流も積極的に行っております。
我々が専門とする消化器内科領域の守備範囲は、上部消化管、下部消化管、胆道・膵臓、肝臓、と広範囲に亘るため、4つのサブグループ体制での教室運営を行っております。

以下に我々の行っている主な研究内容を示します。

上部消化管グループ:

  • 上部消化管腫瘍の最新の診断と治療法の開発
  • 食道機能性疾患の病態解明
  • 消化管腫瘍の病態解明に関する分子生物学的研究

下部消化管グループ:

  • カプセル内視鏡、小腸軟性内視鏡による診断と治療法の開発
  • 下部消化管癌の最新の診断と治療法の開発
  • 炎症性腸疾患の病態解明と新規治療薬の開発

胆道・膵臓グループ:

  • 胆道・膵臓癌の病態解明に関する分子生物学的研究
  • 胆道・膵臓疾患での最先端の内視鏡・超音波診断と治療法の開発
  • 手術不能膵癌に対する、ヘルペスウィルス局注療法などの新しい治療法の開発

肝臓グループ:

  • C型肝炎の治療効果予測、治療適正化の探索
  • B型肝炎の治療効果予測
  • NASHの病態解明と治療法の開発
  • 急性肝不全に対する治療法の開発
  • 肝硬変、門脈圧亢進症の病態解明
  • 進行肝細胞癌に対する分子標的薬の治療効果予測

 これらに加え、各グループや学内外の関連する基礎医学、社会医学、臨床医学教室と協力した学際的・分野横断的研究も積極的に遂行し、日本の消化器内科学を牽引しております。