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昭和18年(1943年)10月に、技術院(1942年に新設)の主導により内閣が設けたのが、戦時研究員制度です。戦時研究員は、戦争目的の達成のため、国が全力をかたむけて急速に成果をあげる必要のある科学技術の重要課題に取り組む、とされました。首相を会長とする研究動員会議が決定する戦時研究員は、1944年には1,122人にのぼりました。同年の研究課題は183で、その7割の担当官庁が陸軍省と海軍省でした。
戦時研究員制度ニ就テ||センジ ケンキュウイン セイド ニツイテ [東京] : 技術院 , 1944 27p ; 18cm |