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1931年（昭和6年)に設置された官立名古屋医科大学は、1939年4月に、医学部と理工学部の2学部からなる名古屋帝国大学となりました。同年5月、名古屋帝国大学臨時附属医学専門部が設置されました。
1943年（昭和18年）当時の地図では、鶴舞キャンパスは医科大学・大学病院、東山キャンパスは名古屋帝国大学と書かれています。
また、名古屋城の東、東区二葉町にあった愛知県立第一中学校（旭丘高等学校の前身）の旧校舎を仮校舎として学生を募集していたため、帝大仮校舎とあります。第八高等学校（名大教養部の構成母体）と名古屋高等商業学校（名大経済学部の構成母体）は、瑞穂区として分離する前の昭和区にありました。裏面は市内町名索引です。
名古屋市街地図 / 小澤理一． 改訂28版． [名古屋] : 六樂 , 1943.2． 著作兼発行印人:小澤理一． 裏面に市内町名索引あり． 縮尺:1:20000 |
