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齋藤眞(さいとう まこと 1889-1950)は、明治22年6月14日、宮城県に生まれ、東京帝国大学医科大学医学科を卒業し、大正6年(1917年)3月、愛知県立医学専門学校講師となりました。
日本おける脳神経外科学の開拓者であり、脳神経外科学会の創設者です。
1919年3月には30歳の若さで外科学講座の教授に就任し、1920年より4年間、ウイーン大学、ベルリン大学、パリ大学と留学、帰国後、400余名の門下生を指導しました。
齋藤眞は脳のレントゲン診断法の開発に特に精力をそそぎ、1924年には気脳撮影、1931年には脳血管撮影、1933年には神経撮影をいずれも日本で初めて行いました。
1948年10月、日本脳・神経外科研究会の機関誌として「脳と神経」を創刊しました。 |