| 内容 |
『黴菌図譜』（ばいきん ずふ）の序文によると、著者のFriedrich August Günther(1784-1872)は、ドイツ ベルリンの有名な黴菌学者で、顕微鏡的撮影術に練熟している、ということです。
後藤新平(ごとう しんぺい 1857-1929)は、福島県の須賀川(すかがわ)医学校を卒業後、明治9年（1876年）8月、愛知県公立病院（名大医学部附属病院の前身）の三等医となり、明治14年10月、25歳で愛知病院長兼医学校長となりました。明治16年、内務省衛生局に入り、2年間のドイツ留学ののち、明治25年に衛生局長となり、公衆衛生行政の基礎を築きました。明治26年（1893年）11月16日、相馬事件（相馬家の御家騒動）に連座して入獄しました。
黴菌図譜 / ギユンテル著 ; 後藤新平訳. 東京 : 後藤新平 , 明26.10. 12p 図版12枚 ; 26cm |
