内容 |
花房道純(はなふさ どうじゅん 1860-1895)は、福井県出身です。明治19年(1886年)9月29日に、愛知医学校一等教諭として名古屋に赴任し、皮膚病、梅毒病論、外科通論、産科学、婦人病論、衛生学、裁判化学等の授業を担当し、愛知病院外科副医長を兼務しました。明治21年(1888年)には愛知県監獄医長を兼務しました。明治27年(1894年)7月に肝臓病にかかり、翌28年4月26日に職を辞して療養中のところ、同年6月8日に逝去されました。
皮膚病、梅毒病論、外科通論、産科学、婦人病論、衛生学、裁化学等の授業を担当し、愛知病院外科副医長を兼務しました。
本書によると、外科的療材学は、器械学、繃帯学、手術学、薬物学の4種に分けられるということです。
本書の器械学の部、繃帯学の部は、1892年12月に愛知医学校を卒業した大川臺一郎(おおかわ だいいちろう)(親直(ちかなお))が筆記しました。 |