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史料名 |
シュルツェ 『Vortraege der allgemeine Chirurgie』 |
元号 |
明治13 |
西暦 |
1880 |
内容 |
ドイツ人教師シュルツェ(Schultze, Emil August Wilhelm 1840-1924)による東京医学校での講義録です。
シュルツェは、ベルリンに生まれ、1863年にベルリンのフリードリッヒ・ウィルヘルム医学校を卒業し、陸軍軍医となりました。普仏戦争(1870~71)に従軍後、ロンドンへ行き、1872年に帰国すると、リスター(Joseph Lister 1827-1912)から学んだ消毒法をドイツに導入しました。
明治7年(1874年)年、B.C.L.ミュラー(Müller, Benjamin Carl Leopold 1824-1893)の後任として、東京医学校の教師となりました。外科学を主にして、外科臨床講義の他、眼科学も担当し、また、わが国にリスター法を紹介しました。
一時帰国をはさみ7年間在職し、明治14年帰国しました。
Vortraege der allgemeine Chirurgie / von W. Schülze Tokio : H. Kawahara , 1880 |
形態 |
22, 76, 69, 39, [64]p. ; 24 cm |
区分 |
講義録・ノート |
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