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史料名 |
松本順口授 ; 三宅康昌筆記 『民間諸病療治法』 |
元号 |
明治13 |
西暦 |
1880 |
内容 |
松本順(まつもと じゅん 1832-1907)は、下総国(しもうさのくに)(現 千葉県)佐倉藩医の佐藤泰然(さとう たいぜん 1804- 1872)の次男として生まれ、幼名は順之助、奥医師 松本良甫(まつもと りょうほ 1806―1877)の養子となり、良順、後に順と改めました。1857年 (安政4年)に、司馬凌海(しば りょうかい 1839-1879)を従えて、幕命で長崎に行き、ポンペに学び、医学伝習生の責任者として長崎養生所、江戸の医学所の運営に尽力しました。
本書は、松本順が口述した風邪、腹瀉(はらくだり)、疝痛(せんつう)、溜飲(りゅういん)、霍乱(かくらん)などの治療法と、三大家先生御方剤効能として、佐藤尚中(さとう たかなか 1827-1882)、松本順、林紀(はやし つな 1844 -1882)による薬の効能、用法を三宅康昌(みやけ やすまさ)がまとめたものです。
民間諸病療治法 / 松本順口授 ; 三宅康昌筆記. 東京 : 資生堂 , 1880.9 |
形態 |
3, 76p : 肖像 ; 19cm |
区分 |
図書 |
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