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司馬凌海(しば りょうかい 1839-1879)は、新潟県佐渡島の生まれです。幼名は島倉伊之助、通称は凌海、諱は盈之(みつゆき)です。
語学の天才で独・英・蘭・仏・露・中の6か国語に通じていました。松本良順(まつもと りょうじゅん 1832-1907)、ポンペ(Johannes Lijdius Catharinus Pompe van Meerdervoort 1829-1908)に師事し、医学を学び、医学用語の日本語訳を多く作っています。(例えば、蛋白質、窒素、十二指腸など)
明治9年(1876年)5月、ローレツの訳官として、愛知県公立病院・公立医学講習場に着任しました。 |