内容 |
戊辰戦争で旧幕府(北越)軍を追った官軍一従軍医(柏崎大病院頭取 赤川玄櫟(あかがわ げんれき 1832-1903)による図録とされています。
イギリス公使医員ウィリアム・ウィリス(Willis, William 1837-1894)は官軍の依頼で従軍し、旧幕府(北越)軍を追い、銃創治療に不慣れな日本人医師を指導しながら、イギリス流の外科治療を戦傷者に施しました。その指導を受け治療に当たった筆者が、数10人の銃創治療の状況を図で記録したものです。
コロールホウム(クロロフォルム)麻酔による手術を記載したわが国最初の記録とされています。 |