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史料名 |
緒方洪庵 訳 『病學通論』 |
元号 |
安政4 |
西暦 |
1857 |
内容 |
緒方洪庵(おがた こうあん 1810-1863)は、備中国(岡山県)足守(あしもり)藩士 佐伯瀬左衛門(さえき せざえもん)の三男として生まれました。号は適々斎または華陰、洪庵は通称です。16歳で蘭方医 中天游(なか てんゆう 1783-1835)に学び、後に坪井信道(つぼい しんどう 1795-1848)、宇田川榛斎(うだがわ しんさい 1769-1834)らの指導を受けました。
『病学通論』(びょうがく つうろん)は、日本語で書かれた最初の病理学書です。宇田川榛斎の遺志を継ぎ、原書を調べ、さらに舎密術・窮理学・内科外科の書物を参照しながら補充校正しました。当初12巻の予定でしたが、生機論、疾病総論第一、第二の3巻だけが刊行されました。
病學通論 3巻 / 緒方洪庵訳. 京 : 若山屋茂助, 江戸 : 須原屋茂兵衛 : 山城屋佐兵衛 : 岡田屋嘉七 : 須原屋伊八, 大坂 : 秋田屋治助 : 秋田屋善助 : 秋田屋太右衞門 , 安政4 [1857] [5], 4, 2, 23, 38, 18丁 ; 25.3×17.8cm 表紙見返し: 「嘉永二年己酉初夏新雕」「適適齋藏 青藜閣発兌」とあり 見返し「適適齋藏」朱印あり |
形態 |
[5], 4, 2, 23, 38, 18丁 ; 縦25.3cm×横17.8cm |
区分 |
図書 |
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