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史料名 |
稲葉克文礼 『腹證奇覧』 |
元号 |
享和元-文化6 |
西暦 |
1801-1809 |
内容 |
稲葉文礼(? -1805 ?)は、名は克、通称は意仲、号は湖南です。
諸国を漫遊し、後漢の張仲景(ちょうちゅうけい)の『傷寒論(しょうかんろん)』、『金匱要略(きんきようりゃく)』などに示された処方を行う古医方派を研究した、腹診の名人である鶴泰栄に学びました。
腹診は腹部の症状で処方を定める診断法で、腹証とは、腹診によって得られる証、手で触れることによって得られる情報のことです。
本書は、門人に口述筆記させた、傷寒論系の腹診書の代表的な著作であり、病状による様々な表情と、体位を示した挿絵により、腹診の方法がよくわかります。 |
形態 |
4冊 ; 23cm |
区分 |
図書 |
図録ページ |
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